左膝の痛みの為、DL(故障者リスト)入りしていたヤンキースの松井(秀)がシーズン中に手術をすることになりました。本人はシーズン後半もプレーすることを望んでいましたが、GMとチームドクターの説得により手術を受け入れたようです。これにより2008年の松井のシーズンは終わりました。
本人同様、松井ファンとしても非常に残念ですが、前向きに考えれば、来年以降、ベストのコンディションでプレー出来るのであれば、今シーズンは諦めても良いのではないかと思います。常に前向きな松井自身も同じように思っていると思います。
思えば、シーズン当初より打率が高い割には長打が少なく、コンディションが万全でないのか?なんとなく松井らしくないと思っておりました。多分、シーズン後半に試合に出たとしても本来のバッティングは出来ないと思います。その結果、首位打者を獲れたとしても、打点の稼げない松井では、物足りないと思います。首位打者はイチローに譲ればいいのです。
松井の戦線離脱はヤンキースにも大きな打撃となるでしょう。去年はシーズン後半の松井の活躍などによりポストシーズンまで進出しましたが、今年はポストシーズンへの進出も危ぶまれます。松井と言う選手は、それだけチームの勝敗を左右する選手だと思います。もちろん、イチローは素晴らしい選手ではありますが、松井ほどチームの勝敗に影響をあたえる選手ではありませんから、ある意味松井はメジャーの中でも数少ない貴重な選手であると思います。
手術を行なう以上、来シーズンを万全な形で迎えて、大暴れして欲しいものです。