四季優彩 Annex

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別所温泉①(上田駅の影絵と花屋旅館)

2014年03月03日 23時58分25秒 | 旅行記

別所温泉へ行ってきました。

別所温泉へは長野新幹線で上田まで行き、そこから上田電鉄別所線に乗り換えて、家から2時間半程度と意外と直ぐに行けます。

途中、上田駅で乗り継ぎの時間があり、しなの鉄道の待合室に立ち寄りました。

Dsc05977_2 するとそこには壮大な影絵がありました。

一目見ただけで藤城清治さんの作品と分かります。

上田をモチーフにした作品には真田の旗印の六文銭や真田の武士たち、神社仏閣、花などが描かれており、とても綺麗です。

藤城さんの作品はメルヘンチックなテーマが多いのですが、この作品ではそれとは全く違った物が描かれており、とても面白いです。

Dsc05979_2 壁一面を使った作品の両サイドには鏡が置かれており無限に広がるような演出がされています。

Dsc06057 白樺湖にある影絵美術館にあるような大作が駅の待合室で見ることが出来、旅の初めから得した気分です。

上田から東急のお古の電車に揺られて別所温泉へ、長閑な田園地帯をのんびりと走って30分、別所温泉に到着しました。

駅の横には、かつて別所線を走っていた丸窓電車が保存されています。

Dsc06059 今走っている電車は東急のお古とは言えステンレス車体の近代的な造りでしたが、こんなレトロな電車が走っていたら、もっと楽しいのに・・・と思ってしまいます。

駅からは送迎バスで今回お世話になった花屋旅館へ向かいました。

Dsc06023 花屋の建物は大正初期に建てれた歴史のある建物です。

Dsc06039 神社仏閣の多い土地柄から宮大工によって建てられ建物は外観は城のような重厚な造りで、ロビーや食堂はモダンな造りとなっています。

Dsc06036 広い敷地の中に点々と客室があり、その間を渡り廊下が結んでいます。

Dsc05983 純日本の客室は古いながら良く手入れが行き届いており、なんとなく懐かしい雰囲気がして落ち着きます。白熱電球の柔らかい灯りも良いです。

Dsc06031 部屋の電話は懐かしいダイヤル式の黒電話です。

子供たちはこの電話に興味津々でした。

Dsc06027 窓にステンドグラスがはめ込まれた大浴場も素晴らしいです。

滑らかな別所のお湯も気持ち良いです。

そして、食事は派手さはありませんが、出汁を生かした料理はどれもとても美味しかったです。

特に煮物は薄味ながら、出汁がしっかりと効いており何んとも言えない美味しさです。

また、信州和牛の蕗味噌焼きも、フキノトウから作られているいると言う蕗味噌の苦味と柔らかい牛肉の組み合わせが絶妙です。

一緒に添えられている舞茸やエリンギ、野菜なども蕗味噌との相性が抜群でした。

朝食の品数も豊富で手が込んでおり朝から満腹です。

今度は庭に花が咲き乱れる時期にお世話になりたいです。

コメント
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