引き続き、24日(水)の赤塚植物園です。
野草の道ではバイモ(貝母)がきれいです。
別名「アミガサユリ(編笠百合)」とも呼ばれます。
下を向いて咲く黄緑色の花を編笠に例えたそうです。
バイモの名は中国語の「貝母」を音読みした物だそうです。
約300年前に止血や咳止め作用の効能がある生薬として中国より持ち込まれたそうです。
中国語の貝母の名は貝殻の様な鱗茎(根)に由来するそうです。
バイモは春に花を咲かせた後に初夏には地上部の葉や茎を枯らして翌年に向けて養分を蓄えるそうです。
続いてはセントソウ(仙洞草)です。
セリ科の植物でご覧の通り、白い小さな花を咲かせます。
あまり注目されない植物です。
世間一般には雑草に近い植物です。
しかし、「雑草」と言う名の植物はなく、新種の植物でない限り、みんな名前があるのです。
人にそれぞれの人生がある様に植物にもそれぞれの役割があるのです。
人も動物も植物も、みんな役割があるのだと思います。
最後はヒトリシズカ(一人静)です。
センリョウ科の植物ですが、名前とは違い仲間同士で賑やかに咲いている様に見えますね。