赤塚植物園でユキノシタ(雪の下)の花がたくさん咲きました。
5枚の花びらのうち下の2枚の花びらだけが大きいユニークな花です。
本州、四国、九州で自生する植物で日当たりの良くない湿った場所を好みます。
名前の由来には諸説あるそうで、葉脈の周辺が白く雪が積もっている様に見えるからと言う説、2枚の大きな花びらを舌に例えてと言う説(雪の舌)などがあるそうです。
中国では丸い形の葉を虎の耳に例えて「虎耳草(こじそう)」と呼ばれます。
ドイツ名の「ユーデンバールト」はユダヤ人のヒゲと言う意味だそうです。
葉を下痢止め、胃健、解毒などの生薬として用いたり、天ぷらとして食べることも出来るそうです。