引き続き、12日(日)の赤塚植物園の万葉薬用園です。
ハナショウブの咲いている湿地ではイヌヌマトラノオ(犬沼虎の尾)の花が咲きました。
サクラソウ科の植物でトラの尾の様な形の花が名の由来です。
ノカンゾウ(野萱草)の花も一輪だけ咲きました。
これから夏にかけてはノカンゾウやヤブカンゾウの花が目立つようになります。
ハギ(萩)の花も咲き始めました。
ヤクシマハギです。
背の低く足下に咲いています。
そして最後はこれ!
ジャコウアゲハの幼虫です。
ウマノスズクサ類の葉や茎を食べて育ちます。
ウマノスズクサ類にはアリストロキア酸という毒が含まれており、幼虫はその毒を体内に蓄積し外敵から身を守ります。
この毒は成虫になっても体内に残るそうです。
そのため、他の蝶より警戒心が薄いようです。
本園と万葉薬用園の間の道をジャコウアゲハの幼虫が這っておりました。
このままですと踏まれそうなのでウマノスズクサのところまで移動してやりました。