草津温泉バスターミナルを9時に出るバスに乗って30分、ひたすら山道を登って白根火山バス停に到着...
草津温泉の気温も25度くらいで十分に涼しいのですが、ここは更に涼しく猛暑が嘘のようです。
バス停から湯釜を望む展望台を目指します。
周りの人々より早いペースでスタスタと登って行きましたが、だんだん息が苦しくなってきました。
標高2000メートルの高地ですので空気が薄く、更に5キロ以上もあるカメラ機材が息を切らせます。
約12、3分で展望台に到着、エメラルドグリーンの幻想的な姿です。
湯釜は白根山の火口の1つに水が溜まって出来たカルデラ湖で美しいエメラルドグリーンの水はpH1.0と言う強酸性の死の湖なのです!!
当然、立ち入り禁止です。
ここは天国なのか、地獄なのか...?
展望台からバス停のあるレストハウスまで降りると、すぐ近くにある弓池を見に...こちらは魚やカルガモも住んでいて正真正銘の楽園です!
澄みきった水と木々の緑が涼しさを一層引き立たせてくれます。
更にコマクサリフトで山を登り、リフトを降りて本白根山の山頂を目指します。
途中、コマクサの花を見ることができました。
今年は開花が早く、花期も終わりで少し萎れた感じでした。
他にも紫色のヒメシャジンの花も咲いておりました。
リフトを降りて3、40分で山頂に到着、草津の町が遥か下に小さく見えます。
ハイキング感覚で登れるので、山頂には沢山の人が居ました。
帰りは白根山ロープウェイの山頂駅まで1時間かけて歩き、ロープウェイで下山しました。
そこからバスを乗り継いで長野原草津口駅まで行き、普通列車に乗って渋川まで移動します。
4両編成の普通列車はガラガラです。
KIOSKで買ったビールを開け車窓の景色を見ながら喉を潤します。
なぜか昼間に飲むビールは実に旨い!これが列車の旅の醍醐味です。
井上陽水の「少年時代」が流れて来そうな風景の中を走っていきます。
早速、YouTubeで検索して少年時代を聴きました。日本の夏です!
1時間程で渋川に到着、駅を降りて15分後にやって来る「SLみなかみ」を待ちます。
やがて踏み切りが鳴り汽笛を鳴らしながらD51(デゴイチ)がやって来ました。
渋川では14分ほど停車するので、今度は高崎側に移動して、渋川から発車する姿をカメラに収めました。
その後は高崎へ移動して、高崎から湘南新宿ラインのグリーン車に乗り帰りました。
その中、ビールを飲みながら高崎駅で買った上州牛肉弁当を食べました。