AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

3月 21日  (火曜日) 雨

2017-03-21 09:16:12 | Weblog
朝の目覚めは雨音でした、決して激しい雨ではなく、昨日までの気分を

落ち着かせるような静かな降り方です。

春のお彼岸の三連休中、お天気は上々で服装もかるく外出する方も多く、

高速道路の渋滞や行楽地の賑わいをテレビでは映しておりました。

啓蟄に這い出してきた虫ではありませんが、私たち母と娘も

都会での春を感じに<浜離宮>で今盛りと咲く菜の花群を見に散歩でした。

新橋駅改札口で待ち合わせ、汐留の大きなビルの中を横切り、方向を

間違えないようにしながら進みます、腰のポケットには万歩計が入っています。



正式名称は<浜離宮恩賜庭園>でパンフレットには

<江戸の潮風そよぐ浜御殿>とあり、海水を引き入れた潮入りの池と鴨場、

江戸城の出城としての機能を果たしていた徳川将軍家の庭園の由来と

歴代の将軍によって幾度かの変遷を経て現在の姿が完成したとのこと。

はじめての来園ではありませんが、入ってみて最初に驚いたのは、

どの角度から庭園を楽しんでも必ず目の先には高層ビル群が飛び込んでくるのです。

      
      

しばし景色に癒されながらお茶をいただいた<中島のお茶屋>、春の生菓子は

        富士と霞と桜

        ウグイス?

順番待ちが少しあったのと、たくさんの外国の方がたの言葉が耳に届きますが、

それも不思議に心地よく一服の抹茶と和菓子のセットを楽しみ、

江戸時代の将軍たちが眺めたときと変わらぬ眺めにしばし二人は無言でした。

      お茶屋の遠景

     
     
     

目的の菜の花畑の場所にたどり着きました、以前の来園のときはきっと全部を散歩しなかった

のでしょうし、こんな風景もなかった季節だったかも!ですが、年々いろいろな

催しが考えられてきたのかもしれませんね、近くて遠い場所でしたから...。

     

     

     

帰りがけに眺めた<三百年の松> 六代将軍家宜が庭園を大改修したとき、

その偉業をたたえて植えられた松、太い枝が低く張出したその姿は威風堂々として

辺りを圧倒していましたが、松は傍で行われている道路工事や都会の喧騒など

ものともせず、静かにその姿で三百年の歴史を語っているようで、感激!!でした。

都立文化9庭園として、浜離宮恩賜庭園、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、

六義園、旧岩崎邸庭園、向島百花園、清澄庭園、旧古河庭園、殿ヶ谷戸庭園が

あると書かれています、いくつかは行ったことがあるのですが、

これからのシーズン、折りにふれて万歩計をつけて訪れてみようと思います。

神奈川県に越してもう20年以上になりますが東京生活がずっとでしたから

興味はそちらに向きますが、神奈川県の名庭園も覚えて散策してみたいですね。

<リュック>をはじめて背負って出かけたのが水戸の偕楽園と弘道館でした。

あらっ、ここも徳川家の繋がりでした、歴史探訪も楽しいかも、です。


     
コメント (4)
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