AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

駆られるように出かけてきました。

2014-04-08 11:08:17 | Weblog
先週末は<それでも夜は明ける>を観てきましたことはブログにUPしたのですが、
もうひとつ気になっていたのが<大統領の執事の涙>です。
今年の映画の賞でかなり話題になっていたのですが、それだけでなく、
なぜ今、アメリカの200年にわたった黒人にたいする人種差別問題を
臆することなく取り上げているのは...と、思っていたからです。

昨日の朝パソコンで上映している映画館を検索しましたら、
有楽町の丸の内ピカデリーで午後4時からの一回だけが最後の上映となっていました。
<これは行くしかない!>と出かけてきました。
もう、近場で上映するところはありませんので、ほんとうによかった!と思いました。
簡単に語ることなどできない深い問題でしたが、思うに
アメリカのバラクオバマ大統領が誕生したから、この映画は制作されたのでは、と、
そして誕生するまでのアメリカの200年にわたる黒人へのいわれない差別の時代が
あまりにも根深く壮絶なものだったからでは、と、思って観ていました。

歴代の大統領に仕えた執事の実話で描かれているのですが、
育った時代の背景の違いで親子の考え方、世相に流されていく歴代大統領の
アパルトヘイトにたいする向き合い方など、一朝一夕では解決されない中での
民主権運動のうねりに父世代も感化されていくなど、
国の歴史、人の歴史をあらためて問う映画だったように思えています。

観終わって銀座の街を横ぎりながら地下鉄までの道すがら、ちょっと休みたくなって
いるのですが、もう昼間でしたら入れる店も夜はひとりでは入りづらいお店になっています。
それでも、夜は喫茶はできないけど...を見つけて、窓際に腰をおろして、
グラスビールとピザを頼んで街行く人々の流れを見つめていました。

まわりのざわめきを眺めながらのひとりの時間はあまり楽しいものではありません。
帰ってきたら9時をまわっていましたが、
あきらめずに今日かぎりの一回の上映時間を見つけて観てきたことは
ほんとうによかった!と今朝もしみじみと思っていました。



         

駅に近いお家のハナモモの木です、先日の散歩のときに撮ってきていたのです。
今日はこんなピュアな花を心が欲しがっているようです。
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2 コメント

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羨ましい (さくらえび)
2014-04-09 07:32:12
おはようございます。

桜もあとわずかですね。

しかしながら、その行動力には頭が下がります。

羨ましいです。ほんとうに心身ともに健康な証拠

映画、最近全く行ってないです。

今回こそ見るぞって、CMなどを見ながら思うのですが
いつの間にか日にちが過ぎてしまい終わってしまっている
そんなことの繰り返し
ダメですね

今見たいと思っているのは孫お薦めの<アナと雪の女王>と
<あなたを抱きしめる日まで>です。
前者はまだ当分やっていると思いますが、後者はそろそろ封切1か月
もしかして・・・大阪から帰ってからでは間に合わないかも、です。
今週は予定いっぱいですし、困りました。

はなもも、今、真っ盛りですね
返信する
さくらえびさんへ (akkomam)
2014-04-09 08:56:21
映画はリアルタイムで観たほうが
良い場合がありますが、

ときによっては仕方がなかったり、
DVDを待ったりしていますが、
やはり映画館で...が基本となりますね。

<それでも夜は明ける>を観たときは
<アナと...>をそのあとに観ても、と、
思って出かけましたが、そんな雰囲気でなく、
戻ってきました。

大阪できっと間に合うかもですよ!
違った映画館探索もよいものです。

はなもも、今、きれいですね。
返信する

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