空の青さに誘われ、カメラを手に．．．

今日が＜最後のお花見日和＞のニュースと皇居の乾門からの桜見物が
一般公開され、たくさんの人の姿が報道されているのを見ながら、
＜私は映画観賞を予定していたけど、その前にちょっと散歩をしよう！＞と
早めに玄関ドアを開け、靴はウオーキング用に履き替えました。

　　　

歩きはじめのバス停わきと公園わきの＜ハナズオウ＞
陽のあたり方で開き加減が違います。

坂を下りはじめると、戸建ての玄関先やお庭はきれいに手入れされて、
春の花が咲き、華やかさを演出しています。
たまにはこの道を通ってくだる散歩も．．．って、思わせてくれました。

　　　　

ともに空の青さに染み入るような白さでした。

１００段近い階段をおり、平らになった道は駅まで続きます。
さくら草だけの鉢をいっぱい置いて、お玄関前を華やかに演出している家も
あり、眺めながら、楽しみながらの駅まではほんとうに近く思えるのです。

４月１日からの消費税ＵＰの影響など感じさせない電車の混みようでした。
寄った百貨店の地下売り場はガラッと模様替えをしていて、
戸惑うようでした。　売り場を回り始めて気が付いたことは、
商品の陳列の仕方は低くなり、カートをひきながら選ぶのには便利なようです。
そして全体が明るくなっていましたね。
ひとつどうしても見つからずに帰ってきてしまった乳製品、
今度寄ったらしっかり見つけてきましょう！

　　　　　　　　　

太陽って暮れていくときに一瞬ですが輝きを増すことをここへきてから知り、
また何回も経験していました。
昨夕もそうでした。その瞬間に気づき、カメラに撮ってみましたが、
おだやかな夕景になっていました。
この春のベランダからの＜ダイヤモンド富士＞を狙っていたのですが、
両方がうまく眺められるときはなく、もうこんなに右に沈むようになりました。
秋にはまた頂上を超えて左に太陽が沈むようになるまで
楽しみはお預けです。

そして目的の映画も観賞してきました。
　＜それでも夜は明ける＞です、アメリカの奴隷制度を描いた作品ですが、
この作品がなぜ、今取り上げられ、映画化されるのか、を考えるとき、
形を変えていても今の時代にも十分あることへの警告と戒めと反省を
訴えているように思えました。

今日のお天気予報は激変するといっていましたが、
今のところ陽ざしはあり、青空も見えています。
それに気をよくしていると．．．なのでしょうか。