沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「抗告訴訟不当判決抗議行動」に参加しました。

2020-12-02 11:24:25 | 日記

 11月27日、那覇地裁は、沖縄県が訴えた抗告訴訟を門前払いした。その山口裁判長の不当判決に抗議する集会が急遽、衆議院会館前で開催され、約50人が参加した。
 故翁長知事が命をかけて承認撤回を表明した、そのあと、謝花喜一郎副知事が、前仲井真知事が出した埋め立て承認を2018年8月に撤回。しかし、防衛局は民間人の救済措置である行政不服審査制度を悪用し、「私人」になりすまして、国土交通相に「審査」を申し立てた。そして、県の埋立て承認撤回を国土交通大臣が取り消した。同じ内閣同士の茶番である。県は軟弱地盤や活断層、環境保全や高さ制限などや、国交相の承認撤回の取り消しも違法として2019年8月に那覇地裁に提訴。しかし、山口裁判長は2回の口頭弁論で実質審議をせず、門前払い。
 現在、防衛局は、県に設計変更申請をし、全国から意見書が17857件寄せられた。玉城デニー知事の判断は年明けになると言われている。「軟弱地盤改良のための設計変更申請は、あの仲井真知事が出した承認どおりには埋立てができませんということだから工事は中止すべき」と徳田琉大教授は指摘している。
 抗議集会は、沖縄の風の伊波洋一さんや高良鉄美さん、社民党の福島みずほさんの発言のあと、国会包囲や川崎や八王子、葛飾など地域でたたかっている仲間から次々と不当判決への怒りの発言や「辺野古唯一」とうそぶく菅政権による沖縄への差別分断・弾圧に対する抗議の発言が続いた。たたかいはこれからだ!自分たちの足元から沖縄と連帯して頑張っていこうと訴え、大きな拍手で確認。
 最後に、12月14日の土砂投入2年目の官邸前集会、来年2月3日のサンゴ特別採捕の判決の行動提起があり、シュプレヒコールをして、終了。
 なまからど えーびんどー!まんじゅい ちばらなやーさい!
 寒いところ、お疲れ様でした。