2016年4月 関西電力 蹴上発電所(京都府京都市左京区)
幕末の禁門の変(蛤御門の変)で多くが焼け、明治維新後も荒廃が続いた京都にあって、復興事業の目玉となったのが琵琶湖大津から京都市中へ水を引き、灌漑、上水道、水運、発電に利用するという琵琶湖疏水プロジェクトでした
その琵琶湖疏水の水を使った水路式・流れ込み式発電の蹴上発電所は1981年(明治14年)に運転を開始。
写真のレンガ造りの建物は昭和11年に完成した第二期蹴上発電所で、現在発電は行ってませんが、今もその姿を留めています。
琵琶湖疏水記念館(京都府京都市左京区)
琵琶湖疏水完成100周年を記念して1989年に京都市が開設した資料館の琵琶湖疏水記念館にやって来ました。
琵琶湖疏水の計画と建設、疏水の果たした役割、現在の琵琶湖疏水に関する貴重な資料を収蔵・展示していて、2007年にはその所蔵資料は琵琶湖疏水とともに近代化産業遺産に認定されてます。
南禅寺船溜まり(京都府京都市左京区)
琵琶湖疏水蹴上インクラインの下流に位置する南禅寺船溜まり。
琵琶湖疏水を通ってきた船の停船場として荷物の上げ下ろしや船頭の休憩場所として利用されました。
市街を流れる鴨東運河の起点もこの場所になります。
臨済宗南禅寺派大本山 瑞龍山太平興国南禅禅寺(京都府京都市左京区)
南禅禅寺(南禅寺)の新緑のモミジと三門(重要文化財)。
歌舞伎『楼門五三桐』の二幕目返しで石川五右衛門が「絶景かな!絶景かな!」という名セリフを廻したのがこの三門です。
石川五右衛門が居た桃山時代当時、実は三門は火災で焼失しており、現在の三門は寛永5年(1628年)に戦国武将の藤堂高虎が寄進・再建したものです。
南禅寺境内を貫く全長93.2メートルの煉瓦・花崗岩造りのアーチ型水路橋である水路閣は1888年(明治21年)に完成し、130年経った今も水を流し続けています。
平安神宮(京都府京都市左京区)
平安神宮は平安遷都1,100年を記念して、明治28年に創建された新しい神社。
平安神宮大鳥居の高さは24mで、1928年(昭和3年)の昭和天皇御大礼(即位の礼・大嘗祭の一連の儀式)の記念事業として完成しました。
應天門は重要文化財。
大極殿(重要文化財)には、ご祭神として平安京遷都を成し遂げた第50代 桓武天皇と明治維新の礎を開いた第121代 孝明天皇をお祀りしています。
この日は例祭翌日祭で、大極殿前の特設舞台で神賑行事の包丁式・歌舞・神楽・箏曲・舞・太鼓・舞楽などの伝統芸能などが奉納される日でした。
運良く雅な平安絵巻を堪能することができました
日野ダリア園(滋賀県蒲生郡日野町)
滋賀県日野市の日野ダリア園は初夏は牡丹・芍薬園としてオープンします。
園内には1,000株の牡丹・芍薬が咲き誇ります。
臨済宗妙心寺派普門山 正法寺(滋賀県蒲生郡日野町)
日野ダリア園の横にある臨済宗妙心寺派普門山 正法寺は1691年に創建された古刹で、日野観音霊場第13番札所になってます。
ちょうど芍薬と同じ時期に境内の藤棚に1m以上にも達する長さの花房が垂れさがり、地元では藤の寺として有名です。
三光神社(大阪府大阪市天王寺区)
大阪市天王寺区、JR大阪環状線 玉造駅から西へ400mほど行った住宅街の中にある三光(さんこう)神社。
宰相山公園にある三光神社の創建は反正天皇の時代と伝えられ、武内宿禰の末裔が代々神職を務めていると云われる歴史の古い神社です。
そして、ここ一帯は大阪冬の陣の時、真田信繁(幸村)が出城の真田丸を築き、徳川軍と対峙した場所でもありました。
境内には鎧を着た陣中指揮姿の真田幸村公の像もありました。
台座には信州上田の真田家の菩提寺である長谷寺より取り出した石(真田石)が使われてます。
真田の旗印 六文銭が描かれた盾がたまりませんね~
2016年のNHK大河ドラマは『真田丸』で、真田幸村ゆかりの場所を巡ったのもこの年でした。
つづく
過去記事<Memories of vacations in 2016(5)>
よろしければ、応援クリックお願いします!
おはようございます。
玉造でお仕事だったんですね。ご苦労様です。
大阪は桜満開なんでしょうね~🌸
こっちは今週末は桜楽しめそうです。
いつもありがとうございます。
昨日の三光神社は、桜🌸も咲いてて情緒有りましたよォ~😉👍
玉造で仕事だったので、見えました😁✌️
みっちゃん☆