いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< 郷土料理 > 北海道 カスベの煮付け

2023-11-19 08:49:41 | 郷土料理

 「カスベの煮付け」

 主な伝承地域 沿岸部など複数地域

 主な使用食材 カスベ、しょうが

 歴史・由来・関連行事
 「カスベの煮付け」は、家庭で頻繁につくられている冬の郷土料理。「カスベ」は、北海道の方言で「エイ」という意味を持つ。軟骨魚類に属するカスベの骨は柔らかいため、身から骨まで残すところなく全て食べることができる。コラーゲンが多く含まれていることから、最近は美容食としても注目されている。
 名前の由来は諸説ある。調理法が確立していない昔、体内でアンモニア臭を発生するカスベは、臭みが強く敬遠されていたといわれ、そのことから「煮ても焼いても食べれない“かす”にしかならない魚」ということから名付けられたという説がある。また、ほかにも、アイヌ語の「カシュムベ/カシュペ」から来ているという説などがある。
 アイヌ民族は昔から干した「カスベ」などの魚をたたいて、ゆでた野草と一緒に食べていたという。しかし近年まで、臭みがあることから食用として重宝されておらず、肥料などに使用されていたという歴史もある。いまでは臭みを取り、美味しく調理をする方法が確立したことで、食用として好まれるようになった。
 北海道でよく食べられるのは、背中に大きな目玉のような模様のある「メガネカスベ」という種類。日本海側北部の宗谷、留萌(るもい)地方に多く分布し、この付近では「マカスベ」という別名もある。また、ほかにも北海道では「アイヌカスベ」と呼ばれる「水カスベ(ソコガンギエイ)」も食べられることがある。

 食習の機会や時季
 北海道でよく食される「メガネカスベ」は冬が旬。冬になると「カスベ」がスーパーマーケットに並ぶ。
安価で手軽に調理が可能とあって、一般家庭では、冬の食卓のおかずとして出されることが多い。酒の肴としても人気が高い。

 飲食方法
 つくり方は、「カスベ」をぶつ切りにし、砂糖、醤油、酒、みりんで煮る。よく煮れば骨まで食べられる。冷めるとコラーゲンがかたまり、煮こごりになるので、そのまま木の芽をそえて皿に盛って食べても美味しい。
 「カスベ」は日が経つと、臭みが出てしまうため、鮮度が命といわれている。煮付けで調理する際は、しょうがと一緒に煮ると、臭みがでにくい。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 北海道では認知度が高く、冬になると一般家庭ではよくつくられる。全国的にも少しずつ認知されてきており、居酒屋のメニューに並ぶこともある。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kasubenonitsuke_hokkaido.html より

 日本においても伝統的な食材であり、煮もの、刺身、汁物、あえ物、焼き物、煎り物などとして食される。ただし、その調理法は地方によって異なる傾向にあり、全く食さない地方もある。一部地域では、「エエ正月を迎える」などの意で、エイが大晦日や正月、祭りなどの特別な日に好んで食される。

 秋田県や山形県では、ヒレの軟骨部分の干したものを「かすべ」(秋田)や「からかい」(山形)と呼び、甘辛く長時間煮付けたものを郷土料理として振舞われる地域もある[3]。魚類としては腐りにくい特性を持つことから、山間部においても食すことが可能な魚であった。

 北海道ではほとんどが下処理済みで生の状態で販売され、通称「カスベ」とも呼ばれるが、「カスベはエイのひれ」という事を知らない人も多くいる。種類は水カスベ・真カスベ。同様に、ヒレの軟骨部分を長時間煮て甘辛く煮付けたものを「カスベの煮付け」と呼び、一般的に食す。また、から揚げや天ぷらは特に好まれる。

 青森県では北海道と同様、生の状態で販売されるが、濁音の「カスベ」以外に半濁音の「カスペ」でも呼ばれることもある。

 一部のラーメン店では、スープの出汁に隠し味として使用する店舗もある。

*Wikipedia より

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<おせち> 煮物-たけのこ

2023-11-19 08:38:19 | おせち

 「たけのこ」

 煮しめの材料の一。

 成長が早いので子供がすくすく育つように願った。天に向かって伸びるので立身出世を願った。成長する様子を家の繁栄に例えたなど様々な説がある。

*Wikipedia より

 「たけのこ」の由来
 たけのこは成長が早く、まっすぐ天に向かってぐんぐん伸びる様子から、子どもの成長や出世への願いが込められています。
 おせち料理では子供の成長はもちろん、立身出世や家運の向上などの縁起物とされています。

*https://www.jreastmall.com/shop/secure/detail_takenoko.aspx より

 

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イッピンNHK 「暮らしに寄り添うモダンな器~鳥取・焼き物~」

2023-11-19 08:25:01 | イッピンNHK

 第210回 2018年12月18日 「暮らしに寄り添うモダンな器~鳥取・焼き物~」リサーチャー: 生方ななえ

 番組内容
 焼き物の生産が盛んな鳥取県。民芸運動の拠点のひとつで、現代の生活に合うモダンな器作りの伝統が作られた。現代の職人たちも、丈夫で、使いやすく、彩り鮮やかな器作りに取り組んでいる。軽いが丈夫なティーポット、明るい緑色が印象的な3色染め分け皿、そして独自の技法で星座の模様がちりばめられたカップ。それぞれの窯元を訪ね、手間ひまかけた丁寧な手仕事を紹介する。リポーターはモデルの生方ななえさん。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201812181930001301000 より

 鳥取県と言えば、「鳥取砂丘」を思いがちですが、実は、焼き物の生産も盛んなところです。
 鳥取県は土や石の種類が豊富であったことから、江戸時代より焼き物づくりが盛んに行われていました。
 
 そして昭和6(1931)年頃から、鳥取県に民藝運動を広めた吉田璋也(よしだ しょうや)により、鳥取の伝統的な焼き物は、モダンな雰囲気の焼き物へと生まれ変わりました。
 
 現在、鳥取県にはおよそ30もの窯元が点在しています。
 これらの窯元では、吉田の精神を引き継ぎ、独自のスタイルで、生活に根差した作品を作り続けています。
 近年、これらの作品は若い世代からも評価を受け、とても人気があります。
 
 
 1.福光焼(河本賢治さん・慶さん)

 「福光焼」(ふくみつやき)の工房は倉吉市福光にあります。
 
 初代の河本賢治(かわもと けんじ)さんは15歳で陶工の道を志し、民藝運動の推進者・河井寛次郎氏を師とした生田和孝(いくた かずたか)氏のもと、丹波で修行を積み、昭和55(1980)年、故郷の倉吉市福光に登り窯を築炉して、独立しました。
 現在は、息子の慶さんと共に作陶されています。


 河本賢治さんは、師匠の生田和孝が得意とした「面取」(めんとり)や「鎬」(しのぎ)の造形技術を継承し、伝統技法の「蹴りろくろ」や「登り窯」という方法を守り作陶を続けています。
 
 釉薬は糠白、飴、鉄が基本。
 白と黒を基調とした「面取り」が施されたモダンな器はシンプルながらも凛とした存在感を感じさせます。

 番組では、とても軽いのに丈夫なティーポットの制作模様が紹介されました。
 
 まず、自らの足で蹴って回す「蹴りろくろ」を使ってポットの形を作っていきます。
 現在は、「電動ろくろ」が主流ですが、「蹴ろくろ」のリズムの違いなどによって生まれる個性を大切にしているのです。
 作業を初めて3分で形が完成。
 
 注ぎ口、蓋を作り、パーツが揃ったところで軽くするために余分な側面を削る「面取り」を行います。
 一見簡単そうに見えるのですが、河本さんはポットの膨らみに合わせて削る角度を変え、更に、刃を下す時に右側に滑らすようにして削っていきます。
 
 こうして出来上がった器は、一つ一つ少しずつ姿が異なっています。
 また、ろくろで挽いた時についた指の跡もうっすらと残っています。
 
 
 河本さんの焼き物に「登り窯」は欠かせません。
 「登り窯」は丘などの傾斜面に建っています。
 内部は階段状にいくつかの小部屋に分かれていて、一番下が「大口」と呼ばれる燃焼室(窯口)で、上に沿って部屋が続き、最上部の部屋の先には煙道、そして煙突へと続いています。
 各室の天井はかまぼこ形をしていて、部屋の前部の床にはいくつかの穴が開けられ、後部の壁には下の窯から焚き出した火が登っていくように穴が開いています。
 炎が低いところから高いところへ流れる原理を利用し、「大口」の燃焼の余熱を各室に利用して焼成していきます。
 
 単一の大きな窯の場合は、窯内は熱が均等に行き渡らないため、場所によって温度にムラが出てしまいますが、「登り窯」の場合は、それぞれの小部屋で循環するので一定の温度で、全ての器を同じように焼くことが出来ます。
 
 但し、窯の温度管理は難しいです。
 目標とする温度は1250度。
 薪を少しつ投入して、じわじわと上げていきます。
 上げ過ぎると器が割れてしまうため、一瞬の気の緩みも許されません。
 この作業が28時間つきっきりで行われます。
 
 完成したポットは焼く前に比べて2割収縮しますが、その分丈夫になっています。
 一旦焼き物にした土は戻せないので、最後までいい姿にしてやりたいとおっしゃっていました。

 福光焼 鳥取県倉吉市福光800-1

 

 2.「三色染分皿」(因州中井窯・坂本章さん)

 吉田璋也(よしだしょうや)は、新潟医学専門学校在学中に文芸雑誌『白樺』の影響を受け、後に民藝運動の父と呼ばれる柳宗悦に師事するようになりました。

 帰郷した吉田は、昭和6(1931)年に「牛ノ戸焼」(うしのとやき)の「五郎八茶碗」(ごろはちぢゃわん)に出会い、四代目・窯元の小林秀晴を説得して、新作民藝運動を始めました。
 
 「五郎八茶碗」(ごろはちぢゃわん)

 江戸初期に、肥前(佐賀県)有田の高原(竹原)五郎八によってつくり出されたという付磁器の大型の碗のこと。
 後には、大きくて粗末な染付の飯茶碗の称となりました。
 
 その代表作は、二色に染め分けた「染分皿」です。
 「牛ノ戸焼」の小林は吉田璋也の指導を受けて、右側がそれまで黄土色だったものを緑にした、緑と黒の「染分皿」を最初に作り出しました。

 「中井窯」は、その「牛ノ戸窯」の脇窯として昭和20(1945)年に鳥取県河原町に開窯した工房です。
 二代目の坂本實男は吉田璋也の指導を受け、新作民藝に取り組みました。
 
 そして現在の当主である3代目の坂本章さんも吉田の思いを受け継ぎ、更には「もやい工芸」の故・久野恵一さんとの出会いによって、作陶をしています。

 章さんの作る「染分皿」は、染め分けの特徴でもあった吉田が生み出した「緑」をモダンで明るくやわらかな緑へと更に進化させることで緑・白・黒の三色を力強く対比させた「三色染分皿」です。
 

 平成12(2000)年からは、民藝の生みの親である柳宗悦の息子で工業デザイナーの柳宗理さんの「柳ディレクション」シリーズも作陶しています。
 
 それだけでなく、「青瓷」(せいじ)という新たなフィールドにも挑戦しています。
 
 平成30(2018)年からは四代目の宗之さんも加わり、作陶しています。

 「染分皿」はまず、お椀の形にしてから。
 製図用の定規を使って普通、手作りで作った皿は表面の凹凸を大切にしますが、章さんは滑らかに仕上げます。
 この皿の主役はあくまでも「色」。
 他の要素は敢えて切り捨てているのです。
 
 下地には白い泥を塗って、上に塗る釉薬の色を明るく見えるようにします。
 釉薬は黒、白、緑の三色。
 特に「緑」の釉薬にはこだわりがあります。
 通常「緑」の釉薬は、「木の灰(木炭)」と「長石」に「酸化銅」を加えて作ります。
 章さんは、緑色をより明るくするために「木炭」の代わりに「藁灰」という白く発色する素材を使います。
 まずワラを燃やして出来た灰を水に浸けます。
 するとその「藁灰」についていた不純物が水面に浮かんでくるので、一旦、その水を捨て、再び水を入れて浮いてきた不純物を取り除くという作業を何度も繰り返します。
 「藁灰」と「木炭」を比べると、「木炭」はすぐに沈殿していきますが、「藁灰」は軽いので変化がありません。
 作業そのものは単純なのですが、時間が掛かります。
 坂本さんがつくる「藁灰」は、一回沈殿するのに三ヶ月掛かり、それを何回も繰り返すために一年の月日が掛かるそうです。
 
 いよいよ釉薬を入れていきます。
 まずは黒を付け、次に白を付け、最後に緑を付けます。
 
 この後窯で12時間焼いたら完成です。
 伝統を受け継ぎながらも、新たな境地を目指した一品となっています。
 
 鳥取の自然と文化を取り入れた智頭急行「スーパーはくと」の洗面台の手洗い鉢も「中井窯」が手掛けています。

 因州・中井窯 鳥取市河原町中井243-5

 

 3.「線文」(国造焼・山本佳靖さん)

 「国造焼」(こくぞうやき)は、明治23(1890)年に創業した鳥取県倉吉市不入岡(ふにおか)にある窯元です。
 近所にある「こくぞうさん」と呼び親しまれた「伯耆国造」(ほうきのみやつこ)を祀った大将塚にあやかって昭和50(1975)年、初代・秀治さんが創始しました。

 山本佳靖さんは、国造焼の4代目。
 3代目の父の背中を追いかけ陶芸の世界に飛び込んだのが20歳の時。
 伝統の技を磨きつつ、新たな作品作りにもチャレンジしています。
 現在は、妹の花野子さんも創作活動に参加。

 現在、四代目の山本佳靖さんが作陶する器はシンプルで洗練されたデザインが印象的。
 
 中でも、「線文マグカップ」は、深い茶色の小さな三角形を極細の線で繋いだ独特の文様に目を奪われるマグカップです。
 隣り合った三角形はリボンのようにも見え、線で繋がった形は、まるで星座のようです。

 使うのは、先祖代々大事にしてきた赤土を溶いた泥です。
 山本さんの御先祖は、不入岡(ふにおか)の土が焼き物に適していることに着目して、この地に移り住み、代々土を大切にしてきました。

 マグカップを作ったら、まず鉄分を含んだ不入岡の赤い土を化粧土として塗ります。
 僅かな量でも発色が良くなるので、薄く吹き付けます。
 素焼きしたら、白い釉薬を掛けます。
 国造焼の白釉の白色は注がれた飲み物や盛り付けられた食材がより美しくキレイに見えるように努力を重ねて生まれた白色です。
 白い釉薬が乾いたら、「ケガキ針」という鉄の棒で星座のような模様に掻き落としていきます。


 「線文」は失敗から生まれたものだそうです。
 ある日誤ってカップの表面を鉄の棒で引っ掻いてしまい、試しにそれを焼いたところ、赤い下地が見え面白いと感じ、これを活かしたいと思いました。

 そこからが試行錯誤。
 最初は絵心一杯のものを作ってみましたがこれでは万人受けするのは難しいと考え、そこでランダムに線を引いてみたもののそれには納得出来ず、遂に辿り着いたのが星座のデザインでした。
 失敗の中にヒントを見出す、職人の逞しさが生んだイッピンです。
 

 国造焼 鳥取県倉吉市不入岡390

*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Tottori/yakimono より

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<異名-人物> 聖祖

2023-11-19 08:03:37 | 異名

 「聖祖 康熙帝」 

 (1654〜1722)中国 

 国内を平定し北モンゴル。チベットを領土とした漢王朝の皇帝。ロシアからの侵略を防ぐ条約も成立させた。また、西洋文化を積極的に取り入れたことでも、中国歴代皇帝でも最高の君主とも言われる。息子が35人にもいたようで後継者選びには、かなり悩んだらしい。

*https://www.chickennoneta.com/entry/%E7%95%B0%E5%90%8D%E3%81%A8%E8%8B%B1%E9%9B%84#%E8%81%96%E7%A5%96%E5%BA%B7%E7%86%99%E5%B8%9D より 

 康熙帝(こうきてい)は、清の第4代皇帝。諱は玄燁(げんよう、燁は火偏に華)。満洲人、君主としての称号はモンゴル語でアムフラン・ハーン、廟号は聖祖、諡号は合天弘運文武睿哲恭倹寛裕孝敬誠信功徳大成仁皇帝(略して仁皇帝)。在世時の元号康熙を取って康熙帝と呼ばれる。

 西洋文化を積極的に取り入れ、唐の太宗とともに、中国歴代最高の名君とされ、大帝とも称される。その事実は歴代皇帝の中で聖の文字を含む廟号がこの康熙帝と、宋と澶淵の盟を締結させた遼最盛期の皇帝聖宗の2人にしか与えられていないことからも窺える。また祖の文字も、通常は漢の高祖(太祖高皇帝)劉邦など、王朝の始祖あるいは再建者に贈られる廟号であるが、康熙帝は4代目であるにもかかわらず太祖・世祖に続いて3番目に贈られている。

*Wikipedia より

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<料理用語-和食> お事汁

2023-11-19 07:54:56 | 料理用語

 「お事汁-おことじる」

 事始め(1月8日、2月8日)に作る水戸地方の郷土汁。

 焼き味噌で仕立てる味噌汁である。

 人参や牛蒡などの野菜に加え小豆も入れる。

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/4_E/027.html より

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<難読漢字-魚へん> 魳

2023-11-19 07:50:05 | 難読漢字

 「魳 かます」

 カマス(魳、梭子魚、梭魚、魣)は、スズキ目カマス科(学名:Sphyraenidae)に分類される魚類の総称。カマス科はカマス属のみ1属で構成され、オニカマスなど少なくとも21種が記載される。バラクーダ(Barracuda)という英名でも知られている。秋冬時期のカマスを特に「霜降りカマス」という。

*Wikipedia より

 カマスの漢字は、老魚といわれるため、魚へんに「師」の「鰤」という漢字が与えられていたが、ブリと同じ漢字になるため、魚へんに「帀」の「魳」の字が使用される。また、カマスは狂猛で、集団で小魚を追い立てて食べるところから、「師(いくさ)」の右側を取って「魳」となったという説もある。

*https://zatsuneta.com/archives/001980.html より

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<慣用句・諺> 甚助を起こす など

2023-11-19 07:44:47 | 慣用句・諺

 「甚助を起こす」

 嫉妬 (しっと) する。やきもちをやく。

 「甚助」-《「腎張り」を人名のように表した語》情欲が強く、嫉妬 (しっと) 深い性質。また、そういう男。

 

 「人生意気に感ず」

 《魏徴「述懐」から》人は他人の意気に感じて努力するものであり、金銭や名誉欲のためにするのではない。

 

 「人生行路難し」

 《「人生行路」は、人の一生》人の一生には、さまざまな艱難 (かんなん) 苦労があって、容易なものではない。

 

 「人生七十古来稀なり-じんせいしちじゅうこらいまれなり」

 《杜甫「曲江」から》70歳まで長生きする者は、昔から非常に少ない。

 

 「人生朝露の如し-じんせいちょうろのごとし」

 《「漢書」蘇武伝から》人の一生は、朝日が射せばすぐに消えてしまう露のようにはかない。

 

*goo辞書 より

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<伝統野菜> 山口 いよかん(穴門柑(アナドカン))-追記あり-

2023-11-19 07:23:24 | 伝統野菜

 「いよかん(穴門柑(アナドカン))」

 いよかんは明治時代に山口県で発見された、日本原産の柑橘類です。発見された土地の地名「穴門」から「穴門蜜柑(あなとみかん)」とも呼ばれていたこの蜜柑は、明治のなか頃に愛媛県で栽培されるようになり、当時の国名であった、伊予の国にちなんで、現在の伊予柑の名前で呼ばれるようになったといわれています。現在でも、愛媛県では温州みかんとならぶ、代表的な柑橘で、全国でも主産地として知られています。
 艶のある皮におおわれた大きな果実は、柔らかくとてもジューシーです。甘みと酸味のバランスがとれ、皮を剥いた時に広がる香りがとても豊かなのが特徴です。品種としては普通伊予柑、宮内、勝山などがあり、なかでも宮内伊予柑は盛んに栽培されています。
 1月から3月頃まで出荷されるいよかんは、旬が進むにつれて甘みも増して味も濃厚になり、美味しくなっていきます。近年、他の人気品種などに押され気味ないよかんですが、まだまだ引けをとらないコクのある味、ひろがる甘さと香りを味わってみてください。

*https://kyoto-yaoichi.co.jp/sozai/813/ より

 【生産地】周防大島町(すおうおおしまちょう)

 【特徴】糖度12度以上にもなる甘い柑橘

 【食味】果肉は柔らかく果汁が多く、甘みと酸味ともバランスがよい濃厚な味わいが特徴

 【料理】生食、カットフルーツ、缶詰など

 【来歴】「伊予柑」は、全国生産量の約9割が愛媛県で生産されているが、元々は山口県で発見された。1886(明治19)年に山口県阿武郡東分村(現:萩市)の中村正路氏の園で発見された偶発実生。「オレンジ」と「ミカン」が掛け合わさったものとされるが、親品種は明らかでない。当初は、穴門柑(あなどかん)や、穴門みかん(あなどみかん)とも呼ばれていたが、1889(明治22)年に、愛媛県松山市の三好保徳氏が原木を購入して愛媛県に導入し、苗木を育成して近隣の農家に配り栽培を奨励した。山口県では、周防大島町で1975(昭和50)年頃から本格的な栽培が行われている。島で生産している伊予柑のうち、糖度12度以上などの条件を満たしたものは、特選品として「島そだち」というブランド名で出荷している。

 【時期】12月頃

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d35-%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%8c/#i-34 より

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<国産ワイナリー> ハイディワイナリー

2023-11-19 07:18:17 | 国産ワイナリー

 「(株)ハイディワイナリー/ハイディワイナリー」

 

 (株)ハイディワイナリー/ハイディワイナリー 石川県輪島市門前町千代31-21

*https://www.winery.or.jp/winery-map/5089/ より

 ワインづくりへのこだわり

 あるがままの自然を受け入れながら、ほどよく人の手を加えることで、「海のそばで生まれたぶどう」の個性をよりよく引き出すこと
 これが、私たちのワインづくりへのこだわりです。

 除草剤や化学肥料は一切使わず、適切な有機堆肥を漉き込みながら、水はけがよく保肥力の高い団粒構造を目指す土づく り、収穫量やクオリティを最適化させるための仕立て。さらに、果実にストレスを与えないための手摘み収穫、発酵状況にあわせた温度調整など、自然に寄り添った形でのぶどうづくりと、醸造をつづけています。

 私たちが目指しているのは「海の幸を制する、海のワイン」を醸すこと。日本海で生まれ育った海の幸と同じように、日本海のそばで育ったワインは、この地に質の高い新たな食文化を誕生させると考えています。

 

 商品リスト

千里 プティヴェルド 2022

香り
カシス、ブラックベリー、ミント系の青いハーブ、シナモンやナツメグのような甘いスパイス、黒胡椒、インク、革、ナッツ。

味わい
穏やかかつ豊富な酸、赤い果実の優しい甘み、舌の上を滑らかに流れグッと這うようなタンニン。後味の余韻に甘いスパイスの要素が鼻に抜ける。

ペアリング
黒胡椒を効かせソテーした牛肉や仔羊肉、穏やかな味わいのブルーチーズやウォッシュチーズ。

千里 セミヨン 2022

色相
緑がかった輝きのあるレモン色が示す新鮮な状態の外観。

香り
新鮮な黄色のメロンを想わせる高級感のある果実や、はちみつレモンキャンディの甘酸っぱい菓子の香り。ラノリン(羊毛に含まれる天然オイル)様の艶やかさをイメージさせる優しく穏やかな性格のアロマに、少しの燻煙香が混ざって層を成している。

味わい
辛口で、香り同様の穏やかな果実の風味は、豊かな酸味に続くスムースな触感と適度なボディ感を伴って、爽やかな余韻へと続く。

ペアリング
ムール貝をフレッシュ・ハーブと一緒にワイン蒸しにした様な、旨みと弾力に富んだ海の素材をシンプルに調理した料理。主張し過ぎないセミヨン種のキャラクターが料理との相乗効果を魅せてくれる。

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<大阪-観光> 大阪府営箕面公園昆虫館

2023-11-19 07:08:15 | 観光

 「大阪府営箕面公園昆虫館」

 箕面公園昆虫館は、大阪府箕面市箕面公園内にある博物館。大阪府営(府営箕面公園の指定管理者により運営管理)の昆虫館。

 箕面公園内にあるので、観光客も多く訪れている。同公園をふくむ一帯には豊かな自然林が広がり 1967年には明治の森箕面国定公園に指定されている。

 概要
 昆虫を広く紹介するため、1953年(昭和28年)に昆虫館として開園。約7万点あまりの貴重な昆虫標本を所蔵している。展示内容では、世界各地や、地元箕面に生息する昆虫の標本が多数展示されている。生態展示コーナーや映像シアター等の常設展示の他、期間限定の様々なテーマによる企画展示も行われている。(2017年4月リニューアル第一弾の企画展示は「きらめく昆虫展」)。また館内には、一年を通じて蝶が温室内を自然に飛び交う姿を観察できる「放蝶園」が設置されている。

 大阪府営箕面公園昆虫館 大阪府箕面市箕面公園1-18

*Wikipedia より

 箕面公園昆虫館は素晴らしい森の中にある小さな昆虫館です。かつて箕面の森は、東京の高尾、京都の貴船と並び「日本三大昆虫宝庫」と称され、多くの昆虫研究者が集い調査研究を行う場所として知られていました。今でも昆虫館を出てほんの少し歩いてみるだけで、いろんな昆虫を見つけることができるでしょう。
 ところで昆虫のすごいところは何でしょうか。それは“多様性”の一言に尽きます。昆虫は地球上に約100万種、まだ知られていないものを含めると500万種とも1000万種いるとも言われています。昆虫は、我々の想像を超える興味深い形態や生態の多様性に満ち溢れています。どれだけ調べても知らないこと、分からないことが出てきて、驚き、感心することばかりです。箕面の森で出会う虫たちにも、それぞれの形と生き方の多様性があります。その一端を間近に見ることができるのは、実はすごいことなのです。
 箕面公園昆虫館では身近な昆虫だけでなく、見たこともない虫や綺麗な虫、かっこいい虫、変な虫など、いろいろな昆虫を展示しています。ここで見たこと、体験したことを誰かに話したくなる、そんな昆虫館でありたいと思っています。
 ぜひ、とっておきの楽しい思い出をたくさん持ち帰ってください。

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