いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< 郷土料理 > 北海道 べこ餅

2023-11-23 06:28:01 | 郷土料理

 「べこ餅」

 主な伝承地域 道内全域

 主な使用食材 白玉粉もしくは上新粉、片栗粉、砂糖、黒砂糖

 歴史・由来・関連行事
 北海道民に昔から親しまれてきた「べこ餅」は、主に白と黒の2色が配された木の葉形の模様が特徴的な郷土菓子。北海道では端午の節句の際によく食べられている。青森県にも材料は同じだが、形や模様が異なる「べこ餅」という名の郷土菓子が存在する。
 白と黒の2色、木の葉形が「べこ餅」の定番ではあるが、いまでは道南地域を中心にさまざまな色やかたちの「べこ餅」がある。黒糖だけを黒単色の「べこ餅」や人工着色で彩色された色あざやかな「べこ餅」、よもぎを混ぜた緑色の「べこ餅」など。かたちも木の葉形ではなく、花形、丸形などの「べこ餅」も存在する。
 発祥については諸説ある。山形県の郷土菓子の「くじら餅」が、北海道で独自に進化して、独特の木の葉型になったといわれている説があるが、定かではない。現在も道南地域の一部では「べこ餅」を「くじら餅」と呼んでいる地域がある。
 名前の由来も、白と黒の配色がホルスタインの色を連想させることから牛を意味する“べこ”を用いたという説、黒糖を混ぜた部分が“べっこう”の色合いに近いことから“べっこう餅”となったという説、”米粉(べいこ)”と砂糖を主な原材料としてつくっていたことから“べいこ餅”と呼ばれていた説など、諸説ある。

 食習の機会や時季
 道南地域を中心に主に5月の端午の端午の節句の際に食べられることが多い。他にも正月や彼岸、冠婚葬祭などハレの日の際にも食べられいる。以前は、「べこ餅」をつくる木型を持っている家庭も多く、手づくりしていた。
 いまではスーパーマーケットなどで1年を通して販売されていることから、ハレの日以外にも食べられる。子どもにも人気の郷土菓子である。

 飲食方法
 上新粉と砂糖を混ぜ合わせた生地のかたちを整え、蒸してつくる。白色の生地は白砂糖、黒色の生地は黒砂糖を混ぜ合わせてつくる。よもぎを入れて緑色の生地をつくる場合もある。
 一般的な「べこ餅」は木型を使い木の葉形につくられるが、木型を使わずに木の葉形をつくったり、花形に整えたりと、家庭や店舗によってさまざま。多くつくりすぎたときは、冷凍庫で保存すれば日持ちする。
もっちりとした柔らかい食感とほどよい甘さが美味しく、子どもだけでなく、大人からも懐かしい味として親しまれている。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 現在でも、北海道では端午の節句のときには「べこ餅」を食べることが多い。
 昔は家庭で親と子が一緒につくることも多かったが、現在は和菓子店やスーパーマーケットなどでも手軽に手に入る。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/bekomochi_hokkaido.html より

 

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<おせち> 焼き肴-鯛の焼き物

2023-11-23 06:24:27 | おせち

 「鯛の焼き物」

 鯛は神饌

 「めでたい」の語呂合わせ

*Wikipedia より

 「鯛」の由来
 「鯛」は高級魚の代名詞で「魚の王様」とも言われます。
 味もさることながら「お目出たい」に通じる語呂合わせや、綺麗な体色や形など、縁起物としてお正月だけでなく結婚式やお祝いごとなどの際の祝い膳に必ず供される食材です。
 また、鯛はほかの魚に比べて寿命が永いことから、長寿の願いが込められています。

 「鯛」の特徴
 体の赤色はアスタキサンチンという色素によるもので、強い抗酸化作用があり、生活習慣病を防ぐのに役立つといわれています。目が黒く澄んでいて、ヒレがピンと張っているものが新鮮です。切り身の場合は、背と腹の間にある血合いの部分が黒ずんでいないものが新鮮です。
 姿焼きにすると、皮と身で紅白の色合いになるので、お正月にピッタリです。昆布で鯛を挟む昆布締めにしたり、姿蒸しや鯛めしなどにしてもおいしくいただけます。

*https://www.jreastmall.com/shop/secure/detail_tai.aspx より

 おせち料理に鯛が入っている意味とは?
 #おせち料理の豆知識 公開日:2023年10月06日|更新日:2023/10/04

 おせち料理の食材のひとつに「鯛」があります。結婚祝いや出産祝いなどの祝いの席で度々登場する鯛料理。”祝いの席=鯛料理”ということですが、おせち料理にも鯛がなぜ使われるのでしょうか?

 この記事では、おせち料理に鯛を入れる意味・いわれや、何段目に詰めるのかなどについて簡単に解説します。おすすめの冷凍おせちについても紹介しておりますので、ぜひ参考ください。

 おせち料理に鯛を入れる意味・いわれ
本来おせち料理は、元旦や五節句(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)に作物の収穫を季節ごとに神様に感謝し、生活の節目を付けるために行われており、お正月のみに食べる料理ではありませんでしたが、1年で1番大切な節目のお正月に振る舞われるようになった料理が“おせち料理”の由来です。

 そのため、おせち料理に使われている食材の多くは、縁起の良いものや願い事が込められたものが多く詰められています。

 そして、鯛は「たい」と「めでたい」にかけて語呂がよく、縁起が良いものとされています。また、鯛は他の魚と比べても長生きであることから、長寿の意味が込められています。

 鯛はお重の何段目に詰める?
 鯛は主に鯛の姿焼きとして使われることが多い食材です。そのため、鯛は「焼き物」のひとつとして数えられることがほとんどです。地域や風習によって異なることもありますが、鯛は二の重(2段目)に詰めます。

 にらみ鯛について
 にらみ鯛とは、鯛の姿焼きを食卓に上げつつ、三が日の間は手を付けずに置いておく、西日本特有の作法のことです。三が日は鯛の縁起にあやかるといいます。4日目以降に温めなおして、再調理を行い、家の主が一番に食べ、次に男性女性という順番に食べていきます。

 ただ、現代では各家庭の食べ方やルールは多様化していますので、作法にとらわれずに鯛の姿焼きを楽しんで食べていくことも多いようです。

*https://kyousaimi-shop.com/blog/osechi/sea-bream/ より

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イッピンNHK 「千年受け継ぐ 優美な木工~京都・京指物~」

2023-11-23 06:21:49 | イッピンNHK

 第214回 2019年1月29日 「千年受け継ぐ 優美な木工~京都・京指物~」リサーチャー: 安田美沙子

 番組内容
 京都。観光客をもてなす「木のぐい飲み」が人気だ。凜とした円柱形に、美しい木目。日本酒を注ぐと、ふわりと杉の香りが立ち上る。木と木を巧みに差し合わせた木製品は「京指物」と呼ばれ、その歴史は平安時代にさかのぼる。伝統の茶道具に隠された、粋なデザインの秘密。桐箱のフタに、多種多様な木片から花模様を描くワザも紹介。技術と美意識を受け継ぎ、挑戦を続ける職人たちに、安田美沙子が迫る。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201901291930001301000 より

 

 1.「吉野杉ぐい呑」(桶屋近藤・近藤太一さん)

 京都紫野の大徳寺近くにある工房「桶屋近藤」を構える近藤太一さんは、桶を専門に作る桶職人で、全ての工程を一人で行っています。
 
 近藤さんは、京都精華大学から大学院まで進んで、修了後は大阪芸術大学に勤務していました。
 任期終了後に、中川木工芸の3代目の中川周士さんに「手伝いに来い!」と言われ、その時に見た「木工芸」の人間国宝・中川清司さんの仕事ぶりに痺れ、師事。
 職人として桶や樽の製造技術を学びました。
 その時、近藤さんは既に29歳。
 職人としては非常に遅いスタートだったので、必死になって仕事に打ち込んだそうです。
 平成21(2009)年に独立して、工房「桶屋近藤」を創業。
 平成28(2016)年には「京指物 伝統工芸士」に認定されています。

 近藤さんはの作る桶は、清々しい凜とした姿と国産の良質な杉、椹などの木目の美しさが特徴です。
 その桶の技術を使って現代の暮らしに落とし込んで作った「木のぐい吞み」が人気です。
 材料は奈良の「吉野杉」。
 木目が美しく、江戸時代から酒樽などに用いられてきました。
 日本酒を注ぐと、ふわりと吉野杉の木の香りが立ち上ります。

 作り方を見せていただきました。
 まずは、吉野杉を丸みのついた鎌で割って、アーチ状の木のピースを作ります。
 これを組み合わせて円柱にしていくために、鉋(かんな)で緻密に整えていきます。
 この時「正直型」という道具を使って、型と木のピースが隙間なくピッタリ合うように、少し削っては型に当て、正確な角度に調整していきます。
 この部分の角度が揃っていないと水が漏れたり、強度が下がってしまうため、光に透かしながら、光を漏らさないように削り合わせます。
 
 「正直型」は桶のサイズに合わせて手作りした定規です。
 円の中心に角度を合わせて、木のピースの側面を削る角度を定めた道具です。
 「”正直を押す”と言います。正直者の正直。
 横の角度を正確に合わせないとキレイな円にならない。
 ですから、正直にやらないと正確な桶が出来ないよって言います。」
 
 八枚から十枚を組み合わせてキレイな円柱になったら、接着剤でしっかり固定して、一晩乾燥させます。
 パーツの繋ぎ目を削って美しく仕上げていきます。

 そして、飲み口から底にかけて、緩やかに厚みを変えていくために、たくさんの工具を使って正確に削っていきます。
 直接口が当たる飲み口は柔らかに薄く、底は分厚くすることで強度を持たせています。
 外側を削るには、丸みのある、通称「外カンナ」を使います。
 内側を削るには、「外カンナ」とは逆向きに膨らんだカーブがついた「内カンナ」を使います。
 7種類ものカンナを駆使して10分程削って、美しい曲線が浮かび上がった、理想の形になりました。
 
 桶の大きさや角度に合わせて沢山のカンナを使い分けなくてはならないため、近藤さんの仕事場には、壁に一杯に鉋が掛けてあります。
 近藤さんは、先輩から譲り受けたり、古道具屋を回ったりして様々な鉋を集めていて、仕事に合うように改造しながら、使っているそうです。

 次は、丸く切った底板をはめていく作業です。
 専用の小さな鉋でサイズを調整したら、鉄の棒を取り出して、底板を力強く擦り始めました。
 
 これは「木殺し」という作業です。
 杉の木の繊維には空洞が多く、スポンジのような構造をしています。
 圧力を加えることでこの空洞がギュッと圧縮され板がわずかに縮むので、底板をはめ込んでいきます。
 そして最後に補強のため、タガをはめたら、完成です。
 完成後に水につけると、元通りに杉板が膨らみ底板がピッタリと密着します。
 
 丁寧な道具選びと、手仕事から生まれ美しい形。
 杉の香りとともに職人の思いまで漂ってくる贅沢な一品です。
 

 桶屋近藤 京都市北区紫野雲林院町64-2

 

 2.桐箱(森木箱店・森久杜志さん)

 京都では、茶の湯に使う陶芸品を入れるために「桐箱」作りが発展しました。
 茶碗などを入れる「桐箱」の無駄のない美しさは、簡素さを尊ぶ茶道の世界で愛されたのです。
 そして、紐を掛けて”ふたがき”をした「桐箱」の紐の種類だったり仕様を見るだけで、中に入ってる陶器だったりの値打ちが大体分かるため、「桐箱」は入れ物として重要でした。
 因みに「木箱」を重んじる文化があるのは、日本だけだそうです。

 森久杜志さんは、創業100年以上になる森木箱店の4代目です。
 美術大学で陶芸を学んだ後、1年間釉薬の勉強を行ない、修行に入る形で家業を継がれました。
 プロとして小手先ではなく、10年以上体で覚えた「桐箱」作りで、伝統を受け継いでいらっしゃいます。

 「桐箱」作り伝統の技を拝見しました。
 まず板を丁寧に削り落とし、箱の形に組み立てていきます。
 この時、凹凸を組み合わせて木を木に指し込むため、「指物」と言うのだそうです。
 釘として使うのも木で、金属は一切使いません。
 「釘などの金具を使うと、 そこが錆びて腐食して木を傷めたりするので、 却って木で作る方が丈夫で長持ちする」

 箱の形に組み立ててからが、桐箱職人の本領発揮。
 蓋に「天盛り」という丸みを施していきます。
 「天盛り」は、厚めの材を用いて蓋の表面を削り出し、四方に盛り上げたものです。
 職人によって形が違ういわばトレードマーク。
 薄く静かな美しい曲線は、職人の腕の見せ所です。
 
 「てっぺんを頂点にして、丸く仕上げていくことによって 触った感じでほんわりとなるように仕上げていきます」
 
 森さんは蓋の上から2㎜のところにラインを引くと、鉋で勢いよく削り始めました。
 そして、理想の丸みを求め、何度も触り心地を確認します。
 30分後、奥ゆかしい、触って初めて丸みが分かるという優しいカーブです。
 完成した天盛りに平らな板を乗せると、両端がかすかに浮いています。
 その幅は僅か2㎜です。
 
 時を超え愛され続ける京都の桐箱。
 釘を使わず仕上げた、柔らかい風合いから職人の矜持が覗く逸品です。

 

 森木箱店 京都市山科区川田清水焼団地町4-1

 

 3.木彫刻(彫刻工房 小谷・小谷純子さん)

 今、女性達の間で可愛いと評判の桐箱があります。
 優雅な模様が流れるように側面まで。
 よく見ると花びらや葉の全てが木を組み合わせて作ってあります。
 
 作ったのは、小谷純子さん。
 「京指物」の伝統工芸士でただ一人の女性の職人さんです。
 細やかな彫刻や象嵌の技法で文箱やブローチ、手鏡などを作っていらっしゃいます。
 
 小谷さんは、元々コンピューター関係の職に就いたのですが、ハードワークで体を壊したことがきっかけで、自分のペースで長く続けられる仕事をしようと、京都伝統工芸専門校(現:京都伝統工芸大学校)に入学し、木彫刻を学びました。
 卒業後は親方の下で8年間修行した後、独立し、現在は自宅を工房として活動しています。

 茶道具や仏壇関係の仕事が多いそうですが、その合間に展示会用の作品等オリジナルの作品も製作しています。
 中でも代表作が花模様の桐箱です。
 
 作り方を拝見しました。
 家具や建築の仕上げに使われる薄くスライスし、その裏には紙を貼って補強してある僅か0.5㎜の極薄のシートから小刀で、花びら、茎、花弁とパーツを切り抜いていきます。
 桐箱の上に直接パーツを置いて位置を確認したら、大きさに合わせて輪郭線彫り、小さなノミで極薄のパーツと同じ0.5㎜分だけを彫り下げていきます。
 そしたら先程のパーツを木肌にぴたりと埋め込んで、接着剤をつけて固定させます。
接着剤が乾くまでテープでしっかりと留めておきます。
 15時間かけてパーツ70個が全て入りました。
 最後に金でアクセントを付けて完成です。
 
 素材や地色の違いでコントラストが際立ち、愛らしい小花がクッキリと姿を現しました。
 伝統の桐箱をモダンに生まれ変わらせた可憐な木の花。
 京指物に新たな風を吹かせる逸品です。

 

 彫刻工房 小谷 京都府京都市南区西九条島町5-2

 

*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Kyoto/Kyosashimono より

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<異名-人物> 女帝

2023-11-23 06:18:56 | 異名

 「女帝 マリア・テレジア」

 (1717〜1780)オーストリア

 ハプスブルク家の女性でハンガリー女王、神聖ローマ皇后となった女帝。女性が即位することを各国から反対されたが、懸命に頑張り女帝として認められた。だがプロイセン王国のフリードリヒとは生涯のライバルとして幾度も戦うことになり、オーストリアを守りきった。

*https://www.chickennoneta.com/entry/%E7%95%B0%E5%90%8D%E3%81%A8%E8%8B%B1%E9%9B%84#%E5%A5%B3%E5%B8%9D%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%82%A2 より

 マリア・テレジア (独: Maria Theresia, 1717年5月13日 - 1780年11月29日)はハプスブルク帝国、いわゆるオーストリアの君主で実質的な「女帝」。実際の称号は神聖ローマ帝国皇帝の皇后、オーストリア大公(在位:1740年 - 1780年)、ハンガリー女王(在位:同じ)、ボヘミア女王(在位:1740年 - 1741年、1743年 - 1780年)。神聖ローマ帝国皇帝カール6世の娘で、ハプスブルク=ロートリンゲン朝の同皇帝フランツ1世シュテファンの皇后にして共同統治者。

 一般に「女帝」と呼ばれ、実態も女帝そのものであったが、実際にはローマ皇帝に即位したことはない。前述のようにハプスブルク家の領国と家督を相続したのはマリア・テレジアであるため、彼女の肖像画にはローマ皇帝の帝冠が添えられている場合が多く、当時も少なくとも領国内では「女帝」視されていた。正式には皇后でしかない彼女がこのように扱われる理由としては、次のような点が考えられる[誰?]。
 夫である皇帝がフランス国境沿い(現フランス領)の小国ロレーヌ公国出身の養子的存在であり、ハプスブルク家領国内において実際の政治的権力をほとんど持たなかったこと。
 帝位は夫のものであったが、ハプスブルク家当主が継承してきたオーストリア大公の位には彼女が就いていたこと。つまり、実質的に国家の実態を失っていた神聖ローマ帝国よりも、その盟主的位置にある(法的には国家ではなくハプスブルク家を媒介とする曖昧な存在だが)オーストリアおよびハプスブルク家支配地域のほうが事実上の政体(ハプスブルク君主国)と見なされていた。したがって、兼位しない場合は皇帝位は単なる国家連合議長にすぎず、オーストリア大公位の方が遥かに政治的権限が強かったこと。
 このためフランツは夫君、王配としてのイメージで捉えられ、マリア・テレジアの女帝的性格(実際には皇后・女王)が広まったといえる。百科事典などにおいてもマリア・テレジアは伝統的に「女帝(神聖ローマ女帝)」として掲載される場合が非常に多く、日本国外でも同じ傾向にある。

*Wiipedia より

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<料理用語-和食> お酢文字

2023-11-23 06:17:38 | 料理用語

 「お酢文字」

 「すし」を意味する女性用語。

*https://temaeitamae.jp/top/t2/kj/4_E/031.html より

 【御酢文字】 (東京の方言)
 「すし」の女性語。

*goo辞書 より

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<難読漢字-魚へん> 鱚

2023-11-23 06:16:18 | 難読漢字

 「鱚 きす」

 キス(鱚、鼠頭魚)は、スズキ目スズキ亜目キス科(学名:Sillaginidae)に所属する魚類の総称である。

 語源
 語源は諸説ある。

 日本各地の海岸で普通に見られ比較的簡単に釣ることができるため「岸」が変化した。
 味が淡白なのことから「潔し」が転訛した。
 すぐに群れることから「帰す」に由来する。

*Wikipedia より

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<伝統野菜> 山口 彦島春菜 -追記あり-

2023-11-23 06:12:43 | 伝統野菜

 「彦島春菜-ひこしまはるな」

 山口県 下関市
 彦島春菜 (ひこしまはるな)
 分類:野菜
 【見た目】
 葉は縮緬が多く、半結球。葉色の濃い系統(晩生)と淡い系統(早生)がある
 【食味】
 ハクサイより硬く、タカナよりは柔らかく、歯切れがよい
 【機能性等】
 ビタミンC含量はホウレンソウ並みで、緑黄色野菜と言える
 【由来】
 下関市彦島地区で、「長崎白菜」を改良した品種と言われている
 【調理法・加工品等】
 炒め物、混ぜご飯の具、中華風あんかけ、漬物
 【生産の見通し】
 現状維持  
 【種子の入手先】
 自家採種

*http://g-foods.info/zukan/product/product_760.html より

 【生産地】下関市彦島地区(ひこしまちく)、内日地区(うついちく)

 【特徴】葉は、濃い緑色で、独特の縮れが入った縮緬が多い。葉柄は白く幅が広い。半結球。葉色の濃い系統(晩生)と淡い系統(早生)がある。

 【食味】白菜(はくさい)より硬く、高菜(たかな)より柔らかく、歯切れがよい。

 【料理】漬物に用いられるが、油との相性が良く炒め物にも適する。炒め物、混ぜご飯の具、中華風あんかけ、漬物など

 【来歴】「下関の彦島で農家が代々栽培してきた」という説と「長崎白菜から改良された」という説がある。明治時代末期から昭和30年代まで彦島地区で盛んに栽培されていた。栽培は一旦、途絶えたものの、近年、内日地区で復活している。

 【時期】12月上旬~中旬

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d35-%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%8c/#i-30 より

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<慣用句・諺> 彗星の如く など

2023-11-23 06:10:46 | 慣用句・諺

 「彗星の如く」

 突然はなやかに現れるさまを、夜空に彗星が現れる様子にたとえた言葉。

 

 「スイッチが入る」

 あるきっかけで、急に考えや気持ちが切り替わる。特に、あることがきっかけになって、意欲的になる。

 

 「水泡に帰する」

 努力のかいもなく全くむだに終わる。

 

 「酸いも甘いも噛み分ける」

 人生経験が豊かで人の心の機微や世間の事情によく通じている。酸いも甘いも知っている。

 

 「騅逝かず-すいゆかず」

 《垓下 (がいか) の戦いで漢軍に包囲された項羽が、愛馬が歩み出さないのを嘆いたという、「史記」項羽本紀の故事から》志と違って物事が思いどおりにゆかず苦境に陥るたとえ。

 

*goo辞書 より

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<国産ワイナリー> 金澤町屋ワイナリー

2023-11-23 06:07:44 | 国産ワイナリー

 「(株)金沢ワイナリー/金澤町屋ワイナリー」

 

 (株)金沢ワイナリー/金澤町屋ワイナリー 石川県金沢市尾張町1-9-9

*https://www.winery.or.jp/winery-map/10715/ より

 金沢ワイナリーとは
 石川県の風土をまとった
 ワインを醸す、アーバンワイナリー。
 An urban winery that produces wines with Ishikawa’s terroir.
 料理とワインは、人と人とを繋ぐコミュニケーションツールのひとつであると私たちは考え、 2018年に金沢市尾張町に醸造所を構えました。石川県の魅力を伝える入口的な役割として、金沢から加賀・能登の魅力を日本全国・世界へ情報発信し、美しい里山・里海が織りなす石川県の食文化を広めていきます。

 01 サスティナブルなワイン作り
 石川県は、美しい里山・里海に恵まれ、生物や土壌・気候など、多様性に富んだ魅力あふれる場所です。しかしながら、珪藻土や赤土・砂丘など、複雑な地質も併せ持っていることで、米も麦も育てにくい痩せた傾斜地が多く存在しました。私たちはそこに着目し、能登の耕作放棄地で醸造用のブドウを育て始めたのが、金沢ワイナリーの始まりです。現在では6種類のワイン用ブドウを栽培し、農地再生や雇用創出など、地域の活性化にも繋げています。

 02 サスティナブルなワイン作り
 ワインは、テロワールを映し出す鏡のようなもの
 私たちは、工業製品のように同じ品質でワインを製造することを目的としているわけではありません。品質にバラ付きは出るかもしれませんが、その土地の風土や個性、ブドウを取り巻く環境を、味わいのひとつとして感じられるものを作りたいと考えています。ブドウが持つ力を信じて、人間の手を極力介さないアプローチで醸した石川のアロマを感じるワインを、ぜひ味わってみてください。

 商品リスト

NOTO セイベル 9110 2020 スパークリング

金沢ワイナリー初の能登産「セイベル」のスパークリングワイン。石川県能登町穴水町で育てられた「セイベル9110」を使用しています。

フレッシュな酸味と泡立ち、若々しい白い果実、ほのかなミネラル感、余韻に心地よい苦みを感じます。生または軽く火を通した緑黄色野菜やきのこ、シンプルに調理された白身魚、タコ、イカとよく合います。

KAGA デラウェア ホワイト

異なるヴィンテージをブレンドして作った「KAGA デラウェア ホワイト」。
「KAGA マスカットベーリーA」と同じく、石川県加賀市の篤農家である森保太郎氏が育てたデラウエアを使用しています。

鮮やかでクリアな麦わら色、デラウェアの甘酸っぱくジューシーな香りに加え、白い果実やスパイスのアクセントが魅力的です。清涼感のあるフレッシュな果実と軽やかで引き締まった酸味をお楽しみください。

 

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< 郷土料理 > 北海道 たちの味噌汁/スケソウダラの白子の味噌汁

2023-11-23 06:06:05 | 郷土料理

 「たちの味噌汁/スケソウダラの白子の味噌汁」

 主な伝承地域 道内全域

 主な使用食材 マダラまたはスケソウダラの白子、長ねぎ、味噌

 歴史・由来・関連行事
 北海道では、タラの白子のことを「たち」と呼び、マダラの白子を「真だち」、スケソウダラの白子を「すけだち」と呼び区別する。その白子を丸ごと入れた味噌汁が「たちの味噌汁」。北海道では冬の定番料理となっている。「鱈(タラ)」は、魚偏に雪と書くことからもわかるように、雪が降る寒い季節に旬を迎える魚。なかでも1月ごろから2月ごろが最も味が良いとされる。
 タラは、既に室町時代から江戸や京都など各地で食べられていたといわれている。当時は、腐敗を防ぐため、腹を切らずに口から内臓を取り出し、そこに塩を入れて運んだため、「腹を切らない(切腹を想像しない食べ物)」ということで武士に喜ばれたという。
 冷水性魚類に属するマダラの生息水温は2℃から4℃と低い。そのため、海水温が低い北海道周辺に多く分布しており、北海道は全国トップの漁獲量を誇る。また、夏から秋にかけて餌を探すために回遊するスケソウダラは道内ほぼ全域で漁獲される。

 食習の機会や時季
 タラが旬の冬に家庭料理として食べられることが多い。マダラの白子である「真だち」は高級品として取引きされている。スケソウダラの白子である「すけだち」は晩秋のごろからスーパーマーケットなどの店頭に並び、手ごろな価格で手に入れることができる。

 飲食方法
 生の「たち」を昆布出汁に入れ、味噌を溶かすシンプルな料理。手軽に美味しくできるので、北海道民にとっては馴染み深い冬の家庭料理。「たち」と長ねぎのみを使用した味噌汁が最もシンプルだが、大根、人参、白菜、たまねぎ、豆腐など、具だくさんにしても美味しく味わえる。季節によって、入れる具材を変えている家庭が多い。
煮すぎないように注意が必要で、臭みを取るためにしっかりと塩で洗ったらさっと湯がくのがコツ。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 いまでも冬になると家庭で食べられている。回転寿司屋や居酒屋などでもメニューに並んでいることが多い。また、北海道の「真だち」は高級品として知られており、全国のお取り寄せグルメとしても人気がある。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/tachinomisoshiru_hokkaido.html より

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