いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

< 郷土料理 > 青森 けいらん

2023-11-29 08:13:02 | 郷土料理

 「けいらん」

 主な伝承地域 下北地方

 主な使用食材 もち米粉、こしあん

 歴史・由来・関連行事
 秋が深まり稲刈りが終わり、農作業が一段落する11月には「秋仕舞い」の風習がある。隣近所や親戚らを招いて、米づくりが無事に終わったことを祝い、一年の農作業を労ってごちそうを振る舞う。「けいらん」は、秋仕舞いのごちそうの中でも人気のある料理である。椀の蓋を開けると白い卵形の団子が二つ浮かんでいる薄味のすまし汁で、団子が鶏の卵のように見えることから「けいらん」の名がついた。秋仕舞いの夜の酒盛りの際には一回り大きくつくった「けいらん」を茶碗一杯に盛り、にぎやかに食べるならわしもある。元は京都の料理で上方文化の伝承とともに旧南部藩に伝来したといわれ、現在では青森県下北地方、岩手県、秋田県の一部に伝わり、地域によってつくり方や味が異なる。

 食習の機会や時季
 もともとは秋仕舞いのごちそうとして振る舞われていたが、最近では冠婚葬祭に欠かせない料理として親しまれている。通常は白い団子だが、慶事には紅白に色付けしたもの、弔事にはうずらの卵ほどの小振りで青や緑に色付けしたものが振る舞われる。あんこの甘さと醤油味のだし汁の旨味が調和した上品で優雅な味わいが万人に喜ばれる。

 飲食方法
 もち米粉を熱湯で湿らせてから水を加え、耳たぶくらいの硬さにこねるが、この湯加減で良し悪しが決まるといわれる。こねた餅であんこをくるみ、卵型に丸めてたっぷりの湯でかたちを壊さないようにゆでる。ゆでずに蒸す場合もある。熱いうちに手で水をかけ、かたちをととのえながら卵のような艶を出す。椀に2個ずつ盛り、しいたけや昆布で出汁をとった汁を注いで三つ葉などを飾り食べる。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 家庭ごとの伝承のほか、冠婚葬祭のお膳には欠かせない料理として現在も身近な存在である。道の駅や観光施設等でも提供され、観光客への周知の取り組みも進んでいる。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/keiran_aomori.html より

 

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<おせち> 酢の物-菊花かぶ

2023-11-29 08:09:03 | おせち

 「菊花かぶ」

 かぶをめでたい菊の花に飾り切りした紅白の酢の物。

 長寿を願う縁起物。武家社会では、かぶは頭に通じることから頭(かしら)を目指すようにという縁起のよい食べ物として広まったともいわれている。

*Wikipedia より

 「菊花かぶ」の由来
 「菊花かぶ(きっかかぶ)」は、かぶを菊の花に見立てたもの。かぶは古くは「なずな」と呼ばれ、無病息災を願う七草粥にも使われています。菊は日本の国花で、お祝いのときに使われてきました。邪気を払うといわれており、長寿を願う意味が込められています。

 「菊花かぶ」の特徴
 皮を剥いて格子状に切り込みを入れて、甘酢やすし酢に漬けて、菊の花びらが開いているように広げます。甘酸っぱくシャキシャキとした食感を楽しめます。酢に食紅を加えれば、紅色の菊花かぶもつくれます。紅白にすると、よりお正月らしく仕上がります。重箱に詰める際は下に菊の葉を敷くと、より美しく映えます。

*https://www.jreastmall.com/shop/secure/detail_kikkakabu.aspx より

 

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イッピンNHK 「多彩!絹のような輝き~兵庫 麦わら細工~」

2023-11-29 07:59:31 | イッピンNHK

 第220回 2019年4月9日 「多彩!絹のような輝き~兵庫 麦わら細工~」リサーチャー: 三倉茉奈

 番組内容
 兵庫県の城崎温泉。ここに江戸時代から伝わる優美で精巧な工芸品がある。素材は麦わら。帽子やストローとして使われた麦わらを縦に裂いて伸ばすと、絹のような光沢を放つ。これを箱の全面に貼りつけ、花鳥風月や幾何学模様をはめ込んでいく。同じ色でも、繊維の方向によって光の当たり方が変わり、濃淡や明暗が異なって見える。高級な飾り箱やアクセサリーなどで、それぞれ繊細な技を披露する職人たちを三倉茉奈さんが訪ねる。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201904091930001301000 より

 

 1.城崎温泉の麦わら細工

 ・城崎温泉
 兵庫県北部、日本海に面する豊岡市にある「城崎温泉」(きのさきおんせん)は、今から1300年前、城崎の地を訪れた道智上人(どうちしょうにん)が、病気で苦しむ人々を救うためにお経を唱え続けたところ、満願し湧き出した霊湯だとされています。
 現在、80件の温泉宿が軒を連ねていて、令和2(2020)年に開湯1300年を迎えました。

 ・「麦わら細工」の起こり
 この「城崎温泉」には、江戸時代から伝わる優美で精巧な工芸品があります。
 麦わらを鮮やかに彩色して貼り合わせて絵柄を作った「麦わら細工」です。
 「麦わら細工」の技法は日本では城崎にしか伝わっておらず、その色彩と絶妙な光沢は、他に類を見ない伝統的工芸品として高く評価されています。

 「麦わら細工」が城崎温泉で誕生したのは、今からおよそ300年前の江戸時代中期(享保の頃)に、城崎に湯治に来た因幡国(鳥取県)の半七という職人が、竹笛や独楽などに色とりどりの麦わらを張り、宿の店先で売って宿費の足しにしたのが始まりと伝えられています。
 
 当時から城崎温泉は人気の湯治場で、「麦わら細工」は手頃な土産として発展。
 箱物や絵馬に細工したものも出来て、その美しさに魅かれたドイツ人医師のシーボルトも祖国へのお土産として買っていったそうです。
 「城崎麦わら細工」はシーボルト・コレクションにも収録され、海を越えて城崎の職人の技術が知れ渡りました。
 
 明治に入ってからは、高名な画家が城崎温泉に来遊して下絵を描いて図案を与え試作させたことから、芸術の高い作品も生まれていきました。
 明治35(1902)年には、「セントルイス万国博覧会」で最高名誉賞牌を受賞したとされています。
 
 職人も現在、職人は5人しかいないそうですが、伝統技術と新しい技法と時代色を盛った、罫紙文庫・文箱・小物入れ・名刺入れ・菓子器・切手入れなど、様々な製品が製作されています。
 
 城崎麦わら細工伝承館 兵庫県豊岡市城崎町湯島376-1

 

 2.かみや民藝店

 「かみや民藝店」は、日本で唯一の郷土民芸品「麦わら細工」を製造販売しています。
 平成29(2017)年10月17日には、「マツコの知らない世界」で、「かみや民藝店」の「名刺入れ」が紹介されています。

 2代目店主の神谷勝さんは、「城崎町指定無形文化財 城崎麦わら細工工芸技術保持者」に指定され、「兵庫県技能功労賞」も受賞されています。
 番組では、神谷さんに「麦わら細工」の制作過程を見せていただきました。

 「麦わら細工」は全て手作業で行われています。
 「麦わら細工」には、豊岡市栃江の「裸大麦」のみが使われています。
 「裸大麦」は大麦の一種で、節と節(節間)が長く、弾力性があり、光沢があるため、加工に適しているのです。
 その「裸大麦」の茎を様々な色に鮮やかに染め上げ、箱や色紙などに張っていきます。
 
 シート状のものを何かに接着する場合、一般的には「貼る」という字が用いられるのですが、「城崎麦わら細工」では「張る」を使用しています。
 「一面を覆う」「緩みなく引き締める」といった意味を含めるためだそうです。

 神谷さんは麦わらをくわえ、湿り気を加えて行きます。
 これを竹べらで2つに割いて平らにします。
 次に、ご飯を使って米糊を作ります。
 麦わらの裏側に米糊を薄く塗り、箱に張っていきます。
 麦わらは色合いが1本1本異なるので、それを慎重に選んで、蓋だけでなく側面にも張り付けます。

 椿の花となる部分には赤い麦わらを使います。

 麦わらを染めるのはとても大変な作業です。
 麦わらの表面は「キューティクル」という角質層で覆われているのですが、この「キューティクル」には油分が含まれていて水を弾いてしまうため、まず油を取り除かなければならないのです。
 
 油を取り除くために、重曹を入れたお湯で煮ます。
 麦わらの表面に含まれる油分の量は時季により異なるため、微妙に調整が必要となります。
 
 次に油分を取り除いた麦わらを白くするために、酢酸に浸し、その後、化学染料で染めていきます。

 「模様張り」は、まず下地となる麦を張ります。
 椿の花が描かれた下絵を箱の上に載せ、鉄筆でなぞり、跡をつけます。
 次に、麦わらについた線に沿って切込みを入れていきます。
 切り取った部分に、象嵌という技法のようにはめ込むパーツに薄く糊をつけて張っていきます。
 遂に椿が完成しました。

 麦わらを原料とした「麦わら細工」は、使い込むほどに、絹のように滑らかな手触りと上品なつやが飽きのこない風合いを醸し出します。

 「かみや民藝店」では、平成16(2004)年、皇太子殿下(現・天皇陛下)ご夫妻に、愛子様誕生祝いとして「大文庫・コウノトリ」を献上したそうです。
 コウノトリは幸運を運ぶ鳥であり、赤ちゃんを運んでくれるとも言われています。
 豊岡市では、「コウノトリと共に生きる豊岡」をスローガンにコウノトリを絶滅から救おうと、昭和40(1965)年よりコウノトリの繁殖などを行っています。
 
 なお「かみや民藝店」では、ポストカードやブローチ、ジュエリーボックスなどの麦わら細工の体験が出来ます(約60分~90分)。

 かみや民藝店 兵庫県豊岡市城崎町湯島391

 

 3.かみや民藝店 三代目・神谷俊彰さん

 現在、伝統的な絵柄だけでなく、緻密で幾何学模様を施す技法も生まれています。

 かみや民藝店の三代目・神谷俊彰さんは、伝統的な技法を守りながら色の組み合わせなど、現代的な感覚を盛り込んだ作品を作っています。
 これを「菱張り」と言います。
 
 まず「キカイ」という神谷さんお手製の道具で麦わらを細く割きます。
 次に、色の異なる麦わらを張り合わせ、米糊を塗って指先に挟んで整えます。
 これを箱に張り付ければ、菱形の外枠が完成です。
 
 次に菱形の内側の網目模様へ。
 今度は太い麦わらと細い麦わらを15本張り合わせて、糊を塗ります。
 細い麦わらを挟むことで強度が増し、またアクセントにもなります。
 横一列に和紙に張ってシートにしたら、縦に裁断して短冊状にします。
 極細の短冊をずらして網目模様を作り、これを菱形の枠の内側にはめ込んだら、完成です。
 
 
 
 4.麦わら細工のアクセサリー

 麦わらを使ったものには他に、指輪やピアス、ネックレスといった「アクセサリー」もあります。
 
 なないろの友井田千穂さんの作るアクセサリーは、伝統的な幾何学模様が美しく、麦わらの鮮やかな色合と光沢はメタリックで現代的な印象があります。

 前野惠子さんは麦わらで編んだ指輪作りの名人です。
 お父様の前野次郎さんは、「麦せん民芸店」を営む傍ら、「伝統工芸・麦わら細工」の保存振興に努められた方でした。

 麦わらの指輪は、明治の初め頃に気軽な土産にと女性達が作り始めました。

 材料は、赤と白の麦わらです。
 赤い麦わらは先端を細く割いたものを使います。
 前野さんによると、大切なのは麦わらを常に湿らせておくこと。
 乾くと割れたり折れたりしてしまうからです。

 赤い麦わらを指のサイズに合わせて輪にし、次にその輪の隙間に白い麦わらを差し込んで編み込んでいきます。
 赤い麦わらと白い麦わらを交互に編んで模様を作り、先端を内側に差し込んで、完成しました。

 むぎせん民芸店 兵庫県豊岡市城崎町湯島378

*https://omotedana.hatenablog.com/entry/Ippin/Hyogo/mugiwarazaiku より

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<異名-人物> コルシカの悪魔

2023-11-29 07:42:51 | 異名

 「コルシカの悪魔 ナポレオン」

 (1769〜1821)フランス

 田舎の貴族出身でしたが、あっという間に出世していきフランス皇帝になった人物。ナポレオンは戦争によって英雄となりましたが、戦争の被害はとんでもないことになっていたようで約200万人のフランス兵が亡くなった。また、戦場での冷酷無比な一面から「コルシカの悪魔」と呼ばれた。

*https://www.chickennoneta.com/entry/%E7%95%B0%E5%90%8D%E3%81%A8%E8%8B%B1%E9%9B%84#%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%AB%E3%81%AE%E6%82%AA%E9%AD%94%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3 より

 ナポレオン・ボナパルト(フランス語: Napoléon Bonaparte、別名(1794年以前): ナポレオーネ・ディ・ブオナパルテ、Napoleone di Buonaparte、1769年8月15日 - 1821年5月5日)は、フランス革命期の軍人、革命家で、フランス第一帝政の皇帝に即位してナポレオン1世(フランス語: Napoléon Ier、在位:1804年 - 1814年、1815年)となった。1世から3世まで存在するが、単にナポレオンと言えばナポレオン1世を指す。

 フランス革命後の混乱を収拾し、軍事独裁政権を確立した。大陸軍(フランス語: Grande Armée グランダルメ)と名づけた軍隊を築き上げ、フランス革命への干渉を図る欧州諸国とのナポレオン戦争を戦い、幾多の勝利と婚姻政策によって、イギリス、ロシア帝国、オスマン帝国の領土を除いたヨーロッパ大陸の大半を勢力下に置いた。対仏大同盟との戦いに敗北し、百日天下による一時的復権を経て、51歳のとき南大西洋の英領セントヘレナにて没した。

 

 ナポレオンはフランス革命の時流に乗って皇帝にまで上り詰めたが、彼が鼓舞した諸国民のナショナリズムによって彼自身の帝国が滅亡するという皮肉な結果に終わった。

 一連のナポレオン戦争では約200万人の命が失われたという。その大きな人命の喪失とナポレオン自身の非人道さから、国内外から「食人鬼」「人命の浪費者」「コルシカの悪魔」と酷評(あるいはレッテル貼り)もされた。ナポレオンによって起こされた喪失はフランスの総人口にも現れた。以後フランスの人口(特に青壮年男性を中心とする生産年齢人口)は伸び悩み、国力でイギリスやドイツ(のちにはアメリカ合衆国も)などに抜かれることとなった。フランス復古王政を経て成立した7月王政期の1831年には、フランス軍における人員のおびただしい喪失への反省から、フランス人からではなく多国籍の外国人から兵士を採用するフランス外人部隊が創設されることになった。これ以降、21世紀に徴兵制が全面廃止されるまで、フランス国民からの徴兵と、外国籍人を含む志願制とが併用されることになる。

*Wikipedia より

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<料理用語-和食> お出花

2023-11-29 07:34:21 | 料理用語

 「お出花 おでばな」

 〘名〙 (「お」は接頭語。出鼻、出端の意)
 ① 煎茶(せんちゃ)の入れたて。煮端(にばな)。
 ② (「お茶」が「お茶を引く」に通じるのを忌み、また、線香すなわち花がよく出るようにと縁起を祝っていう花柳界の語) お茶。番茶。関西では寄席芸人もいうが、花柳界では「お」を付けないでいう。

*精選版 日本国語大辞典 より

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<難読漢字-魚へん> 鯒

2023-11-29 07:31:20 | 難読漢字

 「鯒 こち」

 コチ(鯒、牛尾魚、鮲)は、上から押しつぶされたような平たい体と大きなひれをもち、海底に腹ばいになって生活する海水魚の総称である。ネズミゴチ、マゴチ、メゴチなど、どれも外見が似ているが、目のレベルで異なる2つの分類群から構成される。

*Wikipedia より

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<慣用句・諺> 筋骨を抜かれたよう など

2023-11-29 07:25:02 | 慣用句・諺

 「筋骨を抜かれたよう-すじぼねをぬかれたよう」

 体力・気力がなくなり、ぐったりするようす。

 

 「筋を通す」

 首尾を一貫させる。また、道理にかなうようにする。

 

 「薄の穂にも怖じる-すすきのほにもおじる」

 ⇒薄の穂にも怯ず

 

 「薄の穂にも怯ず-すすきのほにもおず」

 ほんのわずかなことにもびくびくすることのたとえ。薄の穂にも怖じる。

 

 「涼しい顔」

 自分にも関係があるのに、他人事のように知らん顔をしているようす。

 

*goo辞書 より

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<伝統野菜> 山口 横野柿 -追記あり-

2023-11-29 07:20:10 | 伝統野菜

 「横野柿」

 横野柿(よこのがき)とは

 ●山口県下関で発見された渋柿

 横野柿はもともと山口県下関市安岡町横野の竹林に自生していた柿で、今から約280年程前に発見された渋柿です。現在、その原木とされる柿木は天然記念物に指定されています。

 ●横野柿の特徴
 横野柿は富有柿より一回り大きく、やや腰高でヘタの部分が少しくぼんでおり、縦に半分に切った断面が台形に近い形をしていて、全体的に独特の丸みがあります。

 果皮は比較的明るいオレンジ色で艶があり、果肉は緻密でしっかりとしていますが口に入れると柔らかくとろける感じでとても甘く、糖度は20度前後にもなります。

 これまでこの横野柿は渋抜きが難しい品種とされ、生産者も減りつつあるようですが、近年個包装による脱渋方法の研究が進みかなり安定した状態のものが流通するようになってきました。

 ■横野柿(よこのがき)の主な産地と出回る旬の時期
 ●主な産地は愛媛県

 横野柿を栽培されているのは現在愛媛県と高知県で、政府がまとめた平成22年の栽培面積を見ると愛媛県が43.9haで約97%を占め、高知県は1.4haとなっています。

 量が少なく希少な柿の1つで、柿の中でも高級品として扱われています。JA周桑の販売所「周ちゃん広場」から出荷されたものが百貨店などで販売されています。

 ●横野柿の収穫時期
 横野柿は晩生種で、収穫時期は11月中旬頃から12月中旬辺りまでとなっています。収穫後予措時間を経て出荷されるので、出回り始めるのは11月下旬頃からとなり、12月いっぱいまで出回ります。

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/kaki-Yokono.htm より

 

 【生産地】下関市安岡町横野(やすおかよこの)

 【特徴】富有柿(ふゆうがき)より一回り大きく、やや腰高でヘタの部分が少しくぼんでいる。縦半分に切った断面が台形に近い形をしていて、全体的に独特の丸みがある。果皮は比較的明るいオレンジ色で艶(つや)がある。

 【食味】果肉は緻密でしっかりとしているが、食すと柔らかくとろける感じ。糖度は20度前後あり、非常に甘い。

 【料理】生食、なます、ピューレ、ジャム、サラダ、きんとん等

 【来歴】もともとは、山口県下関市安岡町横野の竹林に自生していた渋柿。今から280年程前に発見された。現在、その原木とされる柿木は天然記念物に指定されている。生産量が少なく希少な柿の1つ。渋抜きが難しい品種とされ、生産者も減りつつあったが、近年、個包装による脱渋方法の研究が進みかなり安定した状態のものが流通するようになってきた。現在は、愛媛県と高知県が多く生産している。

 【時期】11月中旬ごろから12月中旬

*https://tradveggie.or.jp/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e4%bc%9d%e7%b5%b1%e9%87%8e%e8%8f%9c%ef%bc%8d35-%e5%b1%b1%e5%8f%a3%e7%9c%8c/#i-41 より

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<国産ワイナリー> 栗東ワイナリー

2023-11-29 07:16:12 | 国産ワイナリー

 「太田酒造(株)/栗東ワイナリー」

 琵琶湖ワイナリーは、先代太田敬三が地主久邇宮家様より譲り受けた山林を拓き開墾を行ったのが始まりです。昭和34年に果実酒の製造免許を受けて以来ワイン造りを行っています。平成24年には鹿島建設(株)の設計施工による近代的なワイナリーを建設致しました。商品は自社畑産100%単一品種ヴィンテージワインとしての「浅柄野」ブランドと、自社産ワインを主原料に自社外国産葡萄をブレンドした「琵琶湖」ブランドがあります。

 太田酒造(株)/栗東ワイナリー 滋賀県栗東市荒張字浅柄野1507-1

*https://www.winery.or.jp/winery-map/1043/ より

 商品リスト

浅柄野ヤマソーヴィニヨン

自社農園産ヤマソーヴィニヨン100%使用

自社農園産収穫 Yama-sauvignon ヴィンテージワイン。ヤマ・ソーヴィニヨンは、1990年に種苗登録された赤ワイン用品種。山梨県御坂峠に自生していた山ブドウと仏産「カベルネ・ソーヴィニヨン(高級品種)」との交配によって生まれたワイン用品種です。 カベルネ系のカシスの香りと、メルロー系品種にも似たきれいな赤紫のワインです。 「浅柄野」自社農園にて、1995年に初めて植えて以来、「一文字短梢法(いちもんじたんしょうほう)」で栽培しております。アントシアニンが多く含まれ、深いルビー色が美しい。

浅柄野 レッドミルレンニューム

国産レッドミルレンニュームは希少!自社農園産レッドミルレンニューム100%使用

自社農園産収穫レッドミルレンニュームを100%使用。国内で2社しか醸造していない希少アイテムです。日本の「ワインの父」川上善兵衛氏による昭和4年の国内改良品種。ライチの様な果実味にあふれ、シードルのような酸味のきいた甘口ワインです。 よく冷やして食前、食後にお楽しみください。

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<大阪-観光> 箕面大滝

2023-11-29 07:10:33 | 観光

 「箕面大滝」

 箕面滝(みのおたき、みのおのたき、みのおだき)は、大阪府箕面市の明治の森箕面国定公園内にある滝である。箕面大滝ともいう。日本の滝百選の一つに選定されている。

 概要
 古くは修験道の道場であった。「箕面」の名は、木々の間から流れ落ちる姿が蓑に似ていることから付けられた、もしくは周辺に「尾」のつく地名が多いことから水尾から転じたとも言われている。

 年間200万人以上の観光客が訪れる箕面公園は紅葉の名所であり、秋には特に多くの人で賑わう。

 阪急箕面駅から2.8kmの比較的緩やかな道のりであり、滝の間近には大日駐車場(2013年〈平成25年〉4月より一部期間有料化)が存在するためにアクセスは非常に良いが、季節によっては週末を中心に大変混雑する。周辺にはニホンザルが頻繁に出現し、サルに襲われ骨折した観光客が市に賠償を求める訴訟を起こしたこともある。 その後猿を自然にかえす試みにより現在は滝道で猿に遭遇する事は滅多になくなった。

*Wikipedia より

 「箕面の滝」として、府民には昔から知られている。

 ただ昭和の頃は、遠足などで行く機会があり、度々出没する猿にお弁当が狙われた。安全面を考え敬遠されることとなったが、今では猿を見かけることは少ないらしい。

 

 「箕面の銘菓 もみじの天ぷら」

 もみじの天ぷらができるまで
 箕面の銘菓 もみじの天ぷらができるまで

 受け継がれる伝統の職人技
 良質の小麦粉に白ごまと砂糖を加えた衣を、上質の菜種油で揚げた「もみじのてんぷら」は、カリッと香ばしくてほんのり甘い、どこか懐かしい味のする揚げお菓子です。老若男女問わず喜ばれ、お土産にもぴったりです。ここでは、天ぷらの作り方をご紹介します。

 STEP1 収穫

 紅葉が真っ盛りの11月中旬~12月初旬に大切に収穫されます。
 ・天ぷらの材料になるもみじは、一行寺楓という種類の木で、箕面の山に自生している、いろはもみじが使われているわけではありません。

 STEP2 塩漬け
 収穫後、丁寧に水洗いをします。その後すぐに塩漬けをしないと変色してしまいます。
 ・しっかりアクや葉の葉脈をキレイに取らなければ、おいしいもみじの天ぷらはできません。

 STEP3 塩抜き
 1枚ずつ、形のよいきれいな葉を選別し、水に漬けて塩抜きをします。

 ・塩をしっかり抜かないと、ふっくらとしたもみじの天ぷらはできません。
 ・選別をすると、2~3割は葉の汚れや、虫食いなどで使えません。

 STEP4 揚げる
 衣は、小麦粉・水・砂糖・ゴマととてもシンプルですが、各店分量は秘伝です。

 店によっては砂糖の分量を抑えたり多目にしたり、白砂糖やざらめを使ったりと店の味のだしどころです。
 砂糖の量が多いと焦げやすくなるので、きれいに揚げるには長年の経験が活きます。

 1枚ずつ丁寧に揚げます。

 ・もみじの葉の形にきれいに揚げるにも、職人の技術がいります。

 揚がると、しっかり油をきります。

 ・揚げたても美味しいですが、油が切れた方が味が馴染んで美味しいです。

 もみじの天ぷらは一枚一枚、20分もの時間をかけて手で揚げられています。手間暇かけて作られるこれぞ箕面の銘菓です。

 おまけ
 もみじの天ぷらの歴史
 約1300年前、箕面山で修業していた役行者(えんのぎょうじゃ)が、滝に映えたもみじの美しさを賞賛して、自然の風味を生かした天ぷらを作り、修験道場を訪れる旅人に供したことに始まると言われています。

*https://minohkankou.net/eatshopping/shopping/momijitempra/ より

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