いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<伝統野菜> 鹿児島 開聞岳だいこん -追記あり-

2024-06-10 07:56:52 | 伝統野菜

 「開聞岳だいこん」

 開聞岳だいこん(松原田だいこん)
 由来など
 確かな栽培の歴史は不明であるが,伝えられている話等から,150年ぐらい前から開聞町松原田集落を中心に開聞岳山麓で栽培されている。
 茎葉が傘をさしたように,大根を覆っていることから”葉かぶり大根”とも呼ばれている。
 作物の特徴・特性
 最大根径15~20cm,首部8~9cm,根長40~60cm,根重5~8kgと大きい紡錘形である。
 大きいものでは,20kgくらいになることもある。
 開聞岳だいこん
 味や料理法
 肉質は柔らかく,生食,煮食,即席漬けに向く。また,切り干し大根にも広く利用される。
 栽培カレンダー
開聞岳だいこん暦

*http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/sangyo-rodo/nogyo/nosanbutu/dentou/kaimon.html より

 「開聞岳だいこん」

 【生産地】指宿市開聞町

 【特徴】太めの紡錘形で、最大根径15~20cm、首部8~9cm。根長40~60cm、重さ5~8kgほど。大きいものでは20kgくらいまで成長することもある。

 【食味】肉質はやわらか

 【料理】生食、煮物、浅漬け、切り干し大根など

 【来歴】来歴不詳だが、150年ほど昔から、開聞町(現在の指宿市)の松原田集落を中心に開聞岳山麓で栽培されてきたとされる。地名をとって「松原田だいこん」とも呼ばれる。茎葉が傘をさしたように,大根を覆っていることから「葉かぶり大根」とも呼ばれている。

 【時期】12月下旬~1月

*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/46-kagoshima#index_WW3JmyfH より

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< 郷土料理 > 茨城 赤餅

2024-06-10 07:53:54 | 郷土料理

 「赤餅」

 主な伝承地域 金砂郷地区ほか

 主な使用食材 もろこし粉、きなこ、砂糖

 歴史・由来・関連行事
 「赤餅」は、赤もろこしの粉でつくる、赤色をした餅のことである。鎌倉時代ごろ、阿弥陀寺中興開基安養上人が、「赤餅」の原料であるもろこしの種を生国である現在の群馬県より坂東市長須の地に持ち帰り伝えられたといわれている。利根川が大雨により洪水になると川に面したほとんどの作物が水害により不作になってしまうなか、身の丈が高いもろこしだけは水害を避けられた。米が現在のようにあまりとれていなかったため、もろこしでつくった「赤餅」が食べられるようになったと考えられる。
 もろこしは、イネ科の1年草で、夏になると穂がなり、秋の収穫の時期になると、赤紫色に変化する栄養価の高い穀物。これを粉にしてつくったのが「赤餅」で、もろこし粉がないとつくることができない。稲や小麦が育ちにくい地域でも育てられることから、利根川、那珂川(なかがわ)、久慈川流域の農村地帯など、よく水害が起こる地域で栽培されていた。しかし、現在では土地改良により水田がつくられるようになり、つくる人が限られ、安定してもろこし粉を手に入れることが難しくなっている。
 いまよりも天候などに左右され米が満足につくれなかった時代に、「赤餅」はお腹をふくらませるための主食代わりに食べられていたほか、農作業の合間のおやつとしても親しまれていた。

 食習の機会や時季
 昔は、もろこしが収穫できる秋によくつくられていて主食代わりに重宝されていたといわれるが、現在では、もろこし粉が希少なため、食べる機会が少ない。

 飲食方法
 もろこしの粉をお湯でよく混ぜ合わせたら、直径5cm、厚さ1cm程度のだんごをつくり、沸騰させたお湯の中に入れてゆでる。この時、火が通りやすいよう、中央をへこますと良い。赤の発色が良くなっただんごが浮いてきたら、すくい上げ、あんこやきなこなどをまぶしていただく。もろこし粉でつくる餅は冷めるとかたくなってしまうので、温かいうちに食べた方が良い。かたくなってしまった場合は、再度ゆでて柔らかくしてから食べる。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 もろこし粉の入手が難しい現在では、子供たちの中でも食べたことがあるのはごく少数。そのため、学校で地域の食文化を伝える料理授業を実施する中で、「赤餅」がつくられている。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/akamochi_ibaraki.html より

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うまいッ! NHK「“コリプリッ”食感・ほのかなうまみ 沖永良部島キクラゲ」

2024-06-10 07:29:26 | うまいッ!NHK

 うまいッ! 「“コリプリッ”食感・ほのかなうまみ 沖永良部島キクラゲ」 2016年06月05日

 番組内容
 「キクラゲ」は流通している乾燥もののおよそ98%が中国などからの輸入品というのが現状だが、いま国産キクラゲが生産量をのばしている。中でも評価が高いのが、鹿児島県・奄美諸島の南西部に位置する沖永良部島のキクラゲ。もともと、島に自生していたアラゲキクラゲをもとに、40年前、人工栽培を開始した。輸入品に比べ、コリコリプリプリ、粘りと弾力が強い食感で、ほのかなうまみがあるのが特徴。そのおいしさの秘密に迫る

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201606050615001302100 より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「キクラゲ」

 キクラゲ(木耳、学名:Auricularia auricula-judae)は、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ。春から秋にかけて、広葉樹のニワトコ、ケヤキなどの倒木や枯枝に発生する。主に日本列島、中国大陸、台湾島、朝鮮半島などの東アジアやミャンマーなどで食用とされている。また、中米のベリーズでは、マヤ系先住民族のモパン族が食用とする2種のキノコのうちの一種である。

 ただし、現在の学名は変更される可能性が高い(後述)。

 名称
 和名「キクラゲ」の由来は、食感がクラゲに似ることから、木に生えるクラゲのような食感の食材という意味である。漢字では中国名(漢名)「木耳」(ムーアル、拼音: mù‘ěr)の熟字訓で「きくらげ」と読ませる。日本では俗に「人の耳」ともよばれる。日本における地方名には、沖縄本島のみみぐい、沖永良部島(鹿児島県)のみんぐそ、奄美大島(鹿児島県)のみんぐり、宮崎県西臼杵郡のみみなばなどがあり、いずれも自生するアラゲキクラゲを耳と関連付けて呼んでいる。

 学名の内、属名 Auricularia はラテン語の「耳介」に由来する。種小名 auricula-judae は「ユダの耳」を意味し、ユダが首を吊ったニワトコの木からこのキノコが生えたという伝承に基づく。英語でも同様に「ユダヤ人の耳」を意味するJew's earという。この伝承もあってヨーロッパではあまり食用にしていない。

 日本では、従来 A. auricula (Hook.) Underw. という学名が用いられていたが、実際には上記の学名 A. auricula-judae (Bull.) J.Schröt. が優先権を持つことが判明した。

 ベトナム語では、「猫のきのこ」を意味するnấm mèo(ナムメオ)、または、木耳をベトナム語で音読みしたmộc nhĩ(モッニー)という。

 マヤ系のモパン語ではlo'lo'(ロロ)という。

 食用

 一般にキクラゲといえばシロキクラゲ科シロキクラゲ属も含んだキクラゲ類の総称である。中華料理の定番食材としてよく知られ、クラゲのようなシコシコした歯触りが特徴である。食味は淡白で、かたい石突きを取り除き、さっと熱湯に通してから使う。色は黒色と白色(シロキクラゲ)があり、どちらもビタミンDと食物繊維が豊富である。主に乾物として流通しているが、近年は生のものも市場に流通している。生のものは乾燥品を水戻ししたものより弾力性と歯ごたえに富んでおり、日本では主産地の鹿児島県沖永良部島産や熊本県天草産のものが生のままでも出荷されているが、収穫期間しか販売されていない。

 乾燥品は食べる前に水かぬるま湯で戻し、石突き(根本)部分を切り落とす。中国の市場では、すぐに使えるように水で戻したキクラゲも売られている。

 酢の物、野菜炒め、すき焼きの具などに利用する[4]。茹でると出汁が取れるため、中華風の煮物や汁物に使うこともある。

 黒いキクラゲは中華料理や豚骨ラーメンの具としても知られ、主に炒め物、酢の物、刺身、チゲ、ナムル、薩摩揚げの具などに用いられる。やわらかいので、中華風スープの具やデザートの素材にしてもよい。精進料理や普茶料理でも多用され、それらから変化した大分県中津市の和菓子「巻蒸」にも用いられている。沖永良部島の奄美料理では、生のみんぐそ(アラゲキクラゲ)を天ぷらや卵炒めなどにして食べる。

 また漢方薬の生薬としても利用されていて、便秘解消や高血圧予防、心臓病予防によいとされる。

 シロキクラゲは、主に中華料理のスープの具や、氷砂糖の汁で煮たデザートの具として用いられる。

 大韓民国でも一般的な食材であり、チャプチェやトッポキなどに用いられる。

 ベリーズ国南部に住むマヤ系のモパン族は、Jippi Jappaと共にCow footの葉で包み、蒸し焼きにして食べる。

 栽培
 中国、台湾、日本、ベトナムなどで仲間のアラゲキクラゲなどと共に広く、原木か菌床で栽培される。市販の乾燥品は、近縁種のアラゲキクラゲの栽培品であることが多い。

 害菌抵抗性も高く、原木栽培は比較的容易。菌床栽培は農業用ハウスが転用できる。生育温度が18 - 23℃程度であるため、菌床栽培では種菌接種から蔓延開始までの期間は、害菌に汚染されないための管理が重要である。温度や湿度の管理にIoT機器を利用する例もある。地中に埋設する配水管路に使われるコンクリート製のボックスカルバートを利用した栽培システムのような効率的な手法であれば、初期費用は短期間で回収できるとされる。

 日本で消費されるキクラゲの約90%は中国からの輸入であるが、国内栽培に取り組む事業者もいる。

 日本産のアラゲキクラゲの収穫量は岐阜県が1位、熊本県が2位、茨城県が3位、宮城県が4位。鹿児島県沖永良部島では特産のサトウキビから出るバガスを栄養源にして栽培されている。

*Wikipedia より

 「沖永良部島のキクラゲ」

 サンゴの石垣蔵が育てた「南国きくらげ」
 私たちは当苑のきくらげをこのように名付けました。
 当苑のきくらげ生産の特長である半自然栽培。
 きくらげが肉厚プリプリに育ちます。

 当苑のきくらげのおいしさの秘密、生産施設、美味しい食べ方、おいしいキクラゲが育つ島 沖永良部島について紹介します。

 南国きくらげ3つの特長

 南国きくらげは厚みがすごい なんといっても肉厚!
 新食感のプリプリ肉厚なきくらげをお楽しみいただけます。一度食べたら他のきくらげでは満足できない…やみつきになる食感を一度お試しください。

 年中きくらげが楽しめる 年中楽しめる!
 全国のきくらげ生産が夏にピークを迎える中、南国きくらげは沖永良部島の温暖な気候が助けとなり、おいしいきくらげを年中楽しむことができます。

 久志検菌の培養 日持ちする!
 南国きくらげは他のきくらげと比べて日持ちがすることも大きな特長!沖永良部島 久志検地区で採取される「久志検菌」のおかげです。

 純国産 南国きくらげ おいしさの3つの秘密
 当苑のきくらげが美味しく育つ秘密を大公開!温暖な気候と人の知恵が南国きくらげを生み出しました。
 南国きのこ苑だからできる肉厚プリプリのきくらげが育つ秘密をご覧ください。

 1.サンゴの石垣蔵が自然に近い生産環境を再現
   当社、南国きのこ苑のハウスは半自然環境。
   蔵の中にはミネラルたっぷりの潮風が通り抜け、適度に陽の光が注ぎ込みます。

   きのこといえば室温・湿度が管理された環境で生産されるイメージですが、南国きのこ苑では、自然の雨・温度・湿度が影響を与える環境も含めて管理し、きくらげにとって一番快適で育ちやすい環境を作り出しています。

   また、ハウス内の一部は昔、海の中にあったサンゴや海中生物を含む石垣が囲んでいます。このサンゴの石垣こそが、きくらげにとってより良い環境を作る大きなポイントになっています。

   日本全国の多くのきくらげが夏に生産のピークを迎えるのに比べ、南国きのこ苑のある沖永良部島では温暖な気候できくらげを年中生産することができます。

 2.100種類以上の菌の中から選び抜かれた久志検きくらげ菌
   南国きのこ苑のきくらげは、日持ちがすることも特長。
   きくらげの菌種は、実は地域によって生息する種類がわずかに違います。菌種が違えばきくらげの味や色も異なります。

   南国きのこ苑では、沖永良部島内の100種類以上もある菌の中から選び抜いた「久志検地区」で採取できる「久志検菌」を独自製造した菌床で培養することで良質環境での保存で約2〜3週間という期間が実現しました。

   日持ちがすることで飲食店様・取引企業様・一般消費者様から重宝されています。

 3. 栄養価の高いサトウキビの発酵バガスを菌床に使用
   南国きのこ苑のきくらげがすくすく育つ菌床は、沖永良部の基幹作物である「サトウキビ」を絞ったあとに残る繊維部分(バガス)を天然発酵させた発酵バガスに米ぬかを混ぜて製造しています。よって、当苑の南国きくらげは純国産!

   これは沖永良部特有の方法で、一般的によく使用されているオガクズ菌床よりも栄養価が高く、肉厚、そして日持ちの良いきくらげが育ちます。 サトウキビバガスの菌床で育ったきくらげはふわっと香る香りも一般的なオガクズ菌床で育ったきくらげとは一味違うとか?ぜひ一度お試しください。

 南国きくらげの生産工程
 こちらでは、当苑のきくらげの生産工程を紹介しています。
 さらに詳しい生産工程は下のボタンからご覧ください。ひとつひとつの工程に工夫を重ね、今の形にたどり着きました。

 1.菌床成型・殺菌・冷却
  サトウキビを絞ったあとに残る繊維部分を天然発酵させ、菌床を製造します。

 2.種菌接種
  沖永良部島内から厳選した「久志検地区」で採取できる「久志検菌」を菌床に接種します。

 3.菌床培養
  菌床を培養室で30〜40日程度寝かせ、菌を菌床全体に周らせます。白くなれば完成です。

 4.ハウスへ
  ハウスの一部がサンゴの石垣に囲われ、半自然状態で風・湿気・温度が常時入れ替わる環境で2週間ほど待つときくらげが芽を出し始めます。

 5.収穫作業
  大きく立派に育ったきくらげからひとつひとつ人の手と目で収穫します。南国きのこ苑のきくらげは肉厚プリプリ!

 6.加工・包装・チェック・出荷
  収穫後のきくらげはそれぞれ、生・ボイルスライス・乾燥の加工を行い、きれいにパック詰めされ、出荷します。

 K-GAP認証を受けています
 K-GAPは、「かごしまの農林水産物認証制度」です。

 GAPは農産物の安全を確保し、よりよい農業生産を実現するための生産工程管理のことです。鹿児島県は2004年から全国に先駆け「K-GAP」という名称で認証を進めています。

 生産者はK-GAPに定められた基準に基づいて環境保全、農作業安全などの項目に取り組み、さらに必要以上の農薬や資材の購入を減らし、作業の効率化を図ります。

 K-GAPを取得した当苑の「サンゴの石垣蔵が育てた南国きくらげ」には、農薬は一切使用しておりません。

*https://nangokukinokoen.com/kinokoen-nangokukikurage.html より

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<料理用語-和食> 光淋の松

2024-06-10 07:11:42 | 料理用語

 「光淋の松」

 松、梅、菊などを模った料理のこと。

 画家尾形光淋の絵に因む。

*https://temaeita.net/top/t2/kj/9_G/016.html より

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<異名-食べ物> 幻の果実/森のカスタードクリーム

2024-06-10 07:06:32 | 異名

 「幻の果実 ポポー」

 ポーポーは、バンレイシ科に属する落葉高木。果実を食用とします。
 北米原産で、明治期に日本に持ち込まれました。
 ポポーやポポーノキ、ポポ、アケビガキとも呼ばれます。

 そんな、ポポーが「幻の果実」と言われる理由は、愛媛県大洲市長浜町の櫛生周辺やその他ごく一部の地域でしか栽培されていないからで、皮が薄いため輸送が難しく、市場にほとんど出回らないため、海岸沿いの産直所でしか手に入りません。

 そのため、「幻の果実」と呼ばれるようになりました。

*https://www.alias-food.com/mountain/fruit-of-the-vision より

 ポポー(英名: pawpaw、学名: Asimina triloba)は、バンレイシ科のポポー属に属する樹木の1種、または食用とされるその果実のことである。ポーポーやパポー、ポポーノキ、ポポともよばれ、また果実の形がアケビに、果肉の色や味、質感がカキノキに似るためアケビガキともよばれる。「pawpaw」はポポー属全体を意味することもあり[13]、また全く遠縁の植物であるパパイア(パパイア科)を意味することもある。学名の種小名である triloba は、3枚の萼片をもつことに由来する。

 落葉性の低木から高木であり、春に暗紫色の花がうつむいて咲く。果実は楕円形の液果であり、果肉は黄色く柔軟粘質で甘く芳香をもち、「森のカスタードクリーム」ともよばれる。バンレイシ科の中では最も耐寒性が高く、北米東部原産である。明治期に日本に持ち込まれたが、果実が日持ちしないため大規模な商業栽培はされていない。

*Wikipedia より

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<難読漢字-鳥類> 郭公

2024-06-10 07:01:10 | 難読漢字

 「郭公 かっこう」

 カッコウ(郭公、Cuculus canorus)とは鳥綱カッコウ目カッコウ科に分類される鳥である。カッコウ科だけで約150種いる。日本では、呼子鳥、閑古鳥などとも呼ばれる。

 森林や草原に生息する。日本では主に山地に生息するが、寒冷地の場合平地にも生息する。和名はオスの鳴き声に由来し、英名 cuckoo /ˈkʊku,ˈkuːku/ も同様である。他言語においてもオスの鳴き声が名前の由来になっていることが多い。属名Cuculusも本種の鳴き声に由来する。種小名canorusは「響く、音楽的」の意。本種だけではなくCuculus属は体温保持能力が低く、外気温や運動の有無によって体温が大きく変動する(測定例:日変動29〜39℃)ことが知られている。

 「閑古鳥」などの別名
 さびれたさまを表す「閑古鳥が鳴く」の閑古鳥とはカッコウのことである。古来、日本人はカッコウの鳴き声に物寂しさを感じていたようである。松尾芭蕉の句にも「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥」(嵯峨日記)というものがある。

 日本では、豆をまく季節に来ることから、豆播き鳥とも呼ばれる。

*Wikipedia より

 

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<慣用句・諺> 手取り足取り など

2024-06-10 06:56:34 | 慣用句・諺

 「手取り足取り」

 細かいところにまで行き届いた世話をするさま。何から何まで丁寧に教えるさま。

 

 「手鍋提げても」

 ⇒手鍋を提げる-自分で炊事をするような貧しい生活をする。多く「手鍋(を)提げても」の形で、好きな男との生活ならば苦労をいとわない意で用いる。

 

 「手鍋を提げても」

 ⇒手鍋を提げる

 

 「手鍋を提げる」

 自分で炊事をするような貧しい生活をする。多く「手鍋(を)提げても」の形で、好きな男との生活ならば苦労をいとわない意で用いる。

 

 「手習いは坂に車を押す如し」

 学問は少し油断するともとへ戻ってしまうから、絶えず努力しなくてはいけないというたとえ。

 

*goo辞書 より

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<日本酒メーカー> 山形 亀の井酒造

2024-06-10 06:49:51 | 日本酒

 「亀の井酒造」

 消費者ニーズに対応すべく鮮度管理に自信を持ち、品質アップに努力しています。

 純米吟醸『くどき上手』が全体の7割を越え、蔵内平均精白50%の全量吟醸酒を製造している。貯酒・貯蔵用に200坪以上の冷蔵設備を整え、消費者ニーズに対応すべく鮮度管理に自信を持ち、品質アップに努力している。

 亀の井酒造(株) 山形県鶴岡市羽黒町戸野字福ノ内1

 代表銘柄

*https://www.kigawaya.com/sake/kudoki/ より

純米吟醸 くどき上手

酒 別     純米吟醸
アルコール度     16.8
原料米     美山錦
精米歩合     40%
日本酒度     +1.0
酸 度     1.2

*https://yamagata-sake.or.jp/pages/31/ より

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<四国八十八箇所> 第71番札所 弥谷寺

2024-06-10 06:37:38 | 巡礼

 「弥谷寺」

 弥谷寺(いやだにじ)は、香川県三豊市三野町にある大本山の寺格を持つ真言宗善通寺派の寺院。剣五山 (けんござん)、千手院(せんじゅいん)と号す。本尊は千手観音菩薩。四国八十八箇所第七十一番札所。

 本尊真言:おん ばさら たらま きりく
 ご詠歌:悪人と行き連れなむも弥谷寺(いやだにじ) ただかりそめもよき友ぞよき
 納経印:本尊印、奥之院御学問所、七ヶ所参り大黒天
 概要
 弥谷山(標高382 m)の中腹225 m辺りに本堂があり、その背後の岩盤には創建時に千手佛が納められた岩穴が残る。また、山全体が霊山であるとの信仰があり、日本三大霊場(他は恐山・臼杵磨崖仏)の一つに数えられたといわれる。

 歴史
 寺伝によれば、聖武天皇の勅願により行基が堂宇を建立し、光明皇后の菩提を弔うため、大方広仏華厳経(伝・光明皇后書写)を祀り、寺院を創建したとされる。当初は中国、四国の八国が眺められたことにちなみ蓮華山八国寺と称したという。また、空海(弘法大師)は7 – 12歳の期間、当寺にある岩窟である獅子之岩屋で学問に励んだという。

 807年(大同2年)、唐より帰国後の空海は当地を再び訪問し獅子之岩屋にて護摩を修し千座満願のとき蔵王権現のお告げにより千手観音を安置し、唐から持ち帰った金銅四天王五鈷鈴と五柄の剣を納め、山号を剣五山、仏の住む山である弥山から仏の谷という意味とされる弥谷に改めたと伝わる。

 室町時代には天霧城主・香川氏の庇護を受け、東院・西院・中尊院と6坊を備えて大寺になっていたが、天正期に兵火により荒廃し、現在の中尊院のみが存続、のち丸亀藩主京極氏の帰依により1600年(慶長5年)復興された。

 また、縁起によると「此岩窟大師四十二歳ノ契天下泰平五穀豊壌或ハ四十二歳厄除衆生ヲ救為千座之護摩修行シ跡伝ワレリ」とあり、これを聞いた後の住持が大師堂再建の折に弘法大師42歳の姿を刻み、奥之院本尊として厄除大師を祀ったといわれ、その後(焼失・盗難を恐れたなど諸説あり)、岩屋の中に石仏の厄除大師像・佐伯善通卿像・玉寄御前像を建立し、それまで祀っていた木像を秘仏としたことから、石造と木造の2体の厄除大師像が祀られている。また、澄禅の『四国遍路日記』(承応2年・1653年)には、木像がお祀りされていると記述され、寂本の『四国遍禮霊場記』(元禄2年・1689年)には、「いにしヘは木像にてありけるを石にて改め作り奉る」と記されている。2014年、大師堂厨子内に安置されているその秘仏木造厄除大師像が元禄2年以来320年ぶりに、同時に江戸期以来300年ぶりに本堂に安置されていた木造伝持の大師像、また、金銅四天王五鈷鈴(重文)も公開された。

 伽藍(ここでは下から記する)

 山門(仁王門)
 賽の河原:参道で灌頂川を渡る法雲橋付近で、昼でも暗く鬱蒼としたところ。
 金剛拳菩薩:十六大菩薩最後の一尊・元禄時代建立の約6 mの立像。
 百八階段
 大師堂:堂内に座って参拝できる。納経所もあり。
 奥之院 獅子之岩屋:弘法大師御学問所。大師堂と同じ建物で、秘仏木造厄除大師像の厨子のある内陣の背後に回った空間に拝所と岩屋がある。岩屋には奥之院本尊厄除大師石像、佐伯善通卿石像、玉依御前石像を10体の摩崖仏が囲んでいて、「明星之窓」から明かりを取り込む。「弥谷寺月のさしいる石室に修法大師のみ聲聞かまし」の扁額が入口に掛かる。現在は、中央に木造伝持の大師像、向かって左端に木造行基像、入口両脇には木造増長天と木造持国天。
 洞(ほら)地蔵尊:大師堂の背後の斜面の約10 m上方に鎮座し、大師堂内から拝む。
 護摩堂:大師堂とのつづき棟で、鉄筋コンクリートで造られ、木造不動明王立像と二童子・木造地蔵菩薩立像・木造愛染明王坐像と信者達の夥しい数の位牌が祀られている。
 経堂:石積みの石室で上に修行大師像がいる。
 鐘楼堂
 観音堂:本尊・聖観音菩薩と西国三十三所観音を祀る。
 十王堂:閻魔大王と地蔵菩薩半跏像と諸仏を祀る。
 多宝塔:内部は天女の絵や天井画の装飾が施されている。
 稲荷社(祠)
 岩窟の護摩堂:不動明王・弥勒菩薩・阿弥陀如来・道範の各石像を祀る。
 永代供養堂
 水場の洞窟:須弥山への入口とも極楽浄土の入口ともされ当山の霊山信仰の中心で、枯れることなく流れ出る水で経木を洗い清め願掛けする。
 弥陀三尊磨崖仏(比丘尼谷の磨崖仏)約12 mの岩壁に阿弥陀如来(約1 m)・観音勢至両菩薩(約0.9 m)が陽刻され、その両脇に九行刻まれた南無阿弥陀仏の名号が陰刻。
 本堂:ここまで570の石段がある。当初は、今の本堂の背後の岩壁中央にある四角い窟に大師作の石像の本尊が納められ、現在は獅子之岩屋の中に置かれている不動明王と毘沙門天が彫られた二枚の鉄板の扉が付いていて脇仏としていたといわれ、本堂は岩壁に張り付くように背面の無い建物が建てられ中から岩壁に彫られた仏像や五輪塔を拝んでいた。しかし、火災や落石で何度か再建され、現在の本堂は弘化5年(1848年)建立で背面壁もあり前年に造られた木造の千手観音像を本尊とし両脇仏の不動明王・毘沙門天と共に拝顔できる。向かって右脇陣には秘仏・胎蔵大日如来像、左脇陣には木造伝持の大師像(獅子之岩屋に移されている)。
 鎮守堂:本尊・深沙大将で別名を捲簾大将であるが当寺では蔵王権現と観念する。秘仏、平安時代作、等身大で倚像の大将像は国内唯一。境内で一番高所にある。
 少し上ると山門(標高140 m)があり、灌頂川に沿って長い石段の参道を登っていくと大きな金剛拳菩薩が迎えてくれる。その先に赤い手すりの108階段を上り詰めると目の前に大師堂(標高190 m)がある。右に進むとすぐ左上に多宝塔があって稲荷社はその脇にある。鐘楼は正面にあり、その前の石段を上って行くと途中の右に観音堂、左に十王堂があり、上り詰めると正面に岩窟の護摩堂がある。その護摩堂の右脇の急斜面に荒れた激急坂歩道の上に権現堂が見える。護摩堂を左に進むと水場があり、石段は二手に分かれ右の方に上がると途中、岩壁に弥陀三尊磨崖仏があり、それを過ぎるとやっと本堂がある。納経所は大師堂の中にあり、洞地蔵尊は大師堂中央あたりから山側を見ればある。なお、寺を去るとき、決して振り返ってはいけない、それは死者を背負って帰ってしまうからとの云い伝えがある。

 宿坊:なし
 寺進入路先の石段下の駐車場は無料であり。百八階段下の中腹にある駐車場までなら普通車で500円。大師堂のある400段目への送迎バスは休止中。
 名物の俳句茶屋は2018年閉鎖になった。

 文化財
 重要文化財
 金銅五鈷鈴 (伝空海将来) - 1901年(明治34年)3月27日指定。
 奈良国立博物館寄託。唐時代、弘法大師が唐より請来したとされる。
 国の史跡

 讃岐遍路道 曼荼羅寺道 - 弥谷寺へ向かう石段下分岐(三豊市三野町大見)から蛇谷池の堤(善通寺市碑殿町蛇谷)までの0.9 km。2014年(平成26)10月6日指定。
 香川県指定有形文化財
 仏説観仏三昧海経 巻第二 - 2007年(平成19年)3月30日指定。
 香川県指定史跡
 弥谷寺信仰遺跡 - 1968年(昭和43年)6月4日指定。以下、遺跡。
 賽(さい)の河原 - 仁王門から法雲橋までの参道
 獅子窟
 比丘尼谷の磨崖仏
 比丘尼谷の墓地大小無数の五輪塔

*Wikipedia より

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