うまいッ! 「“コリプリッ”食感・ほのかなうまみ 沖永良部島キクラゲ」 2016年06月05日
番組内容
「キクラゲ」は流通している乾燥もののおよそ98%が中国などからの輸入品というのが現状だが、いま国産キクラゲが生産量をのばしている。中でも評価が高いのが、鹿児島県・奄美諸島の南西部に位置する沖永良部島のキクラゲ。もともと、島に自生していたアラゲキクラゲをもとに、40年前、人工栽培を開始した。輸入品に比べ、コリコリプリプリ、粘りと弾力が強い食感で、ほのかなうまみがあるのが特徴。そのおいしさの秘密に迫る
*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201606050615001302100 より
詳細不明につき、勝手に調べてみました。
「キクラゲ」
キクラゲ(木耳、学名:Auricularia auricula-judae)は、キクラゲ目キクラゲ科キクラゲ属のキノコ。春から秋にかけて、広葉樹のニワトコ、ケヤキなどの倒木や枯枝に発生する。主に日本列島、中国大陸、台湾島、朝鮮半島などの東アジアやミャンマーなどで食用とされている。また、中米のベリーズでは、マヤ系先住民族のモパン族が食用とする2種のキノコのうちの一種である。
ただし、現在の学名は変更される可能性が高い(後述)。
名称
和名「キクラゲ」の由来は、食感がクラゲに似ることから、木に生えるクラゲのような食感の食材という意味である。漢字では中国名(漢名)「木耳」(ムーアル、拼音: mù‘ěr)の熟字訓で「きくらげ」と読ませる。日本では俗に「人の耳」ともよばれる。日本における地方名には、沖縄本島のみみぐい、沖永良部島(鹿児島県)のみんぐそ、奄美大島(鹿児島県)のみんぐり、宮崎県西臼杵郡のみみなばなどがあり、いずれも自生するアラゲキクラゲを耳と関連付けて呼んでいる。
学名の内、属名 Auricularia はラテン語の「耳介」に由来する。種小名 auricula-judae は「ユダの耳」を意味し、ユダが首を吊ったニワトコの木からこのキノコが生えたという伝承に基づく。英語でも同様に「ユダヤ人の耳」を意味するJew's earという。この伝承もあってヨーロッパではあまり食用にしていない。
日本では、従来 A. auricula (Hook.) Underw. という学名が用いられていたが、実際には上記の学名 A. auricula-judae (Bull.) J.Schröt. が優先権を持つことが判明した。
ベトナム語では、「猫のきのこ」を意味するnấm mèo(ナムメオ)、または、木耳をベトナム語で音読みしたmộc nhĩ(モッニー)という。
マヤ系のモパン語ではlo'lo'(ロロ)という。
食用
一般にキクラゲといえばシロキクラゲ科シロキクラゲ属も含んだキクラゲ類の総称である。中華料理の定番食材としてよく知られ、クラゲのようなシコシコした歯触りが特徴である。食味は淡白で、かたい石突きを取り除き、さっと熱湯に通してから使う。色は黒色と白色(シロキクラゲ)があり、どちらもビタミンDと食物繊維が豊富である。主に乾物として流通しているが、近年は生のものも市場に流通している。生のものは乾燥品を水戻ししたものより弾力性と歯ごたえに富んでおり、日本では主産地の鹿児島県沖永良部島産や熊本県天草産のものが生のままでも出荷されているが、収穫期間しか販売されていない。
乾燥品は食べる前に水かぬるま湯で戻し、石突き(根本)部分を切り落とす。中国の市場では、すぐに使えるように水で戻したキクラゲも売られている。
酢の物、野菜炒め、すき焼きの具などに利用する[4]。茹でると出汁が取れるため、中華風の煮物や汁物に使うこともある。
黒いキクラゲは中華料理や豚骨ラーメンの具としても知られ、主に炒め物、酢の物、刺身、チゲ、ナムル、薩摩揚げの具などに用いられる。やわらかいので、中華風スープの具やデザートの素材にしてもよい。精進料理や普茶料理でも多用され、それらから変化した大分県中津市の和菓子「巻蒸」にも用いられている。沖永良部島の奄美料理では、生のみんぐそ(アラゲキクラゲ)を天ぷらや卵炒めなどにして食べる。
また漢方薬の生薬としても利用されていて、便秘解消や高血圧予防、心臓病予防によいとされる。
シロキクラゲは、主に中華料理のスープの具や、氷砂糖の汁で煮たデザートの具として用いられる。
大韓民国でも一般的な食材であり、チャプチェやトッポキなどに用いられる。
ベリーズ国南部に住むマヤ系のモパン族は、Jippi Jappaと共にCow footの葉で包み、蒸し焼きにして食べる。
栽培
中国、台湾、日本、ベトナムなどで仲間のアラゲキクラゲなどと共に広く、原木か菌床で栽培される。市販の乾燥品は、近縁種のアラゲキクラゲの栽培品であることが多い。
害菌抵抗性も高く、原木栽培は比較的容易。菌床栽培は農業用ハウスが転用できる。生育温度が18 - 23℃程度であるため、菌床栽培では種菌接種から蔓延開始までの期間は、害菌に汚染されないための管理が重要である。温度や湿度の管理にIoT機器を利用する例もある。地中に埋設する配水管路に使われるコンクリート製のボックスカルバートを利用した栽培システムのような効率的な手法であれば、初期費用は短期間で回収できるとされる。
日本で消費されるキクラゲの約90%は中国からの輸入であるが、国内栽培に取り組む事業者もいる。
日本産のアラゲキクラゲの収穫量は岐阜県が1位、熊本県が2位、茨城県が3位、宮城県が4位。鹿児島県沖永良部島では特産のサトウキビから出るバガスを栄養源にして栽培されている。
*Wikipedia より
「沖永良部島のキクラゲ」
サンゴの石垣蔵が育てた「南国きくらげ」
私たちは当苑のきくらげをこのように名付けました。
当苑のきくらげ生産の特長である半自然栽培。
きくらげが肉厚プリプリに育ちます。
当苑のきくらげのおいしさの秘密、生産施設、美味しい食べ方、おいしいキクラゲが育つ島 沖永良部島について紹介します。
南国きくらげ3つの特長
南国きくらげは厚みがすごい なんといっても肉厚!
新食感のプリプリ肉厚なきくらげをお楽しみいただけます。一度食べたら他のきくらげでは満足できない…やみつきになる食感を一度お試しください。
年中きくらげが楽しめる 年中楽しめる!
全国のきくらげ生産が夏にピークを迎える中、南国きくらげは沖永良部島の温暖な気候が助けとなり、おいしいきくらげを年中楽しむことができます。
久志検菌の培養 日持ちする!
南国きくらげは他のきくらげと比べて日持ちがすることも大きな特長!沖永良部島 久志検地区で採取される「久志検菌」のおかげです。
純国産 南国きくらげ おいしさの3つの秘密
当苑のきくらげが美味しく育つ秘密を大公開!温暖な気候と人の知恵が南国きくらげを生み出しました。
南国きのこ苑だからできる肉厚プリプリのきくらげが育つ秘密をご覧ください。
1.サンゴの石垣蔵が自然に近い生産環境を再現
当社、南国きのこ苑のハウスは半自然環境。
蔵の中にはミネラルたっぷりの潮風が通り抜け、適度に陽の光が注ぎ込みます。
きのこといえば室温・湿度が管理された環境で生産されるイメージですが、南国きのこ苑では、自然の雨・温度・湿度が影響を与える環境も含めて管理し、きくらげにとって一番快適で育ちやすい環境を作り出しています。
また、ハウス内の一部は昔、海の中にあったサンゴや海中生物を含む石垣が囲んでいます。このサンゴの石垣こそが、きくらげにとってより良い環境を作る大きなポイントになっています。
日本全国の多くのきくらげが夏に生産のピークを迎えるのに比べ、南国きのこ苑のある沖永良部島では温暖な気候できくらげを年中生産することができます。
2.100種類以上の菌の中から選び抜かれた久志検きくらげ菌
南国きのこ苑のきくらげは、日持ちがすることも特長。
きくらげの菌種は、実は地域によって生息する種類がわずかに違います。菌種が違えばきくらげの味や色も異なります。
南国きのこ苑では、沖永良部島内の100種類以上もある菌の中から選び抜いた「久志検地区」で採取できる「久志検菌」を独自製造した菌床で培養することで良質環境での保存で約2〜3週間という期間が実現しました。
日持ちがすることで飲食店様・取引企業様・一般消費者様から重宝されています。
3. 栄養価の高いサトウキビの発酵バガスを菌床に使用
南国きのこ苑のきくらげがすくすく育つ菌床は、沖永良部の基幹作物である「サトウキビ」を絞ったあとに残る繊維部分(バガス)を天然発酵させた発酵バガスに米ぬかを混ぜて製造しています。よって、当苑の南国きくらげは純国産!
これは沖永良部特有の方法で、一般的によく使用されているオガクズ菌床よりも栄養価が高く、肉厚、そして日持ちの良いきくらげが育ちます。 サトウキビバガスの菌床で育ったきくらげはふわっと香る香りも一般的なオガクズ菌床で育ったきくらげとは一味違うとか?ぜひ一度お試しください。
南国きくらげの生産工程
こちらでは、当苑のきくらげの生産工程を紹介しています。
さらに詳しい生産工程は下のボタンからご覧ください。ひとつひとつの工程に工夫を重ね、今の形にたどり着きました。
1.菌床成型・殺菌・冷却
サトウキビを絞ったあとに残る繊維部分を天然発酵させ、菌床を製造します。
2.種菌接種
沖永良部島内から厳選した「久志検地区」で採取できる「久志検菌」を菌床に接種します。
3.菌床培養
菌床を培養室で30〜40日程度寝かせ、菌を菌床全体に周らせます。白くなれば完成です。
4.ハウスへ
ハウスの一部がサンゴの石垣に囲われ、半自然状態で風・湿気・温度が常時入れ替わる環境で2週間ほど待つときくらげが芽を出し始めます。
5.収穫作業
大きく立派に育ったきくらげからひとつひとつ人の手と目で収穫します。南国きのこ苑のきくらげは肉厚プリプリ!
6.加工・包装・チェック・出荷
収穫後のきくらげはそれぞれ、生・ボイルスライス・乾燥の加工を行い、きれいにパック詰めされ、出荷します。
K-GAP認証を受けています
K-GAPは、「かごしまの農林水産物認証制度」です。
GAPは農産物の安全を確保し、よりよい農業生産を実現するための生産工程管理のことです。鹿児島県は2004年から全国に先駆け「K-GAP」という名称で認証を進めています。
生産者はK-GAPに定められた基準に基づいて環境保全、農作業安全などの項目に取り組み、さらに必要以上の農薬や資材の購入を減らし、作業の効率化を図ります。
K-GAPを取得した当苑の「サンゴの石垣蔵が育てた南国きくらげ」には、農薬は一切使用しておりません。
*https://nangokukinokoen.com/kinokoen-nangokukikurage.html より