いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<伝統野菜> 鹿児島 かわひこ -追記あり-

2024-06-11 08:48:25 | 伝統野菜

 「かわひこ」

 由来など
 屋久島の代表的なサトイモ「かわひこ=かばしこ」は,江戸時代の少し前に南方から屋久島町栗生に導入されたと伝えられている。
 屋久町郷土誌のなかに,元旦の吸い物は,里芋が一個入ったもので,これは必ずたべなけらばならない,と記述されている。(今年一年間の無病息災を願う習わしとして受け継がれている。)
 作物の特徴・特性
 草勢は直立性で草丈は低い。芋は親子兼用種で粘質が強い。子芋,孫芋も着生は多く,また子芋,孫芋の萌芽がしやすく1株の萌芽数が非常に多い。ほくほく感のある芋が煮込むことで,餅のような食感となり,別名「もち芋」と言われている。
 かわひこは,屋久島の南部の温暖な地域に栽培され,冬場も枯れずに春を迎え,春に子芋を植えていく方法で受け継がれてきた。
 味や料理法
 正月に出されるお吸い物,揚げおろし煮
 栽培カレンダー ○:は種,■:収穫

品目名   1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月
かわひこ ■■■ ■■■ ■■○ ○○○ ○○○                       ■■■ ■■■

*http://www.pref.kagoshima.jp/ag06/sangyo-rodo/nogyo/nosanbutu/dentou/kawahiko.html より

 

 「かわひこ」

 【生産地】屋久島町

 【特徴】屋久島の代表的な里芋。草勢は直立性で草丈は低い。芋は親子兼用種で粘質が強い。子芋,孫芋も着生は多く,また子芋,孫芋の萌芽がしやすく1株の萌芽数が非常に多い。 屋久島の南部の温暖な地域に栽培され,冬場も枯れずに春を迎え,春に子芋を植えていく方法で受け継がれてきた。

 【食味】ホクホク感のある芋で、煮込むと餅のような食感となる。子芋、孫芋は餅のように粘りがある。

 【料理】正月に出されるお吸い物,揚げおろし煮

 【来歴】江戸時代以前に屋久島の屋久町栗生に伝来したとされる。当時は地名をとって芋生(いもお)と呼んでいた。独特の香りから由来されたと思われる「かばしこ」という名や、餅のような食感から「餅いも」とも呼ばれる。屋久町郷土誌のなかに、「元旦の吸い物は、里芋が一個入ったもので、これは必ず食べなければならない」と記述されており、一年間の無病息災を願う習わしとして受け継がれている。

 【時期】11月~3月中旬

*https://tradveggie.or.jp/vegetableposts/46-kagoshima#index_xaRunIa4 より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

< 郷土料理 > 茨城 みつめのぼたもち

2024-06-11 08:42:45 | 郷土料理

 「みつめのぼたもち」

 主な伝承地域 県内全域

 主な使用食材 もち米、うるち米、あんこ

 歴史・由来・関連行事
 「みつめのぼたもち」とは、第1子の赤ちゃんが生まれて3日後に食べる大きなぼたもちのことをいう。かつて、食糧を満足に得ることが難しかった時代、子育てのために栄養が必要な出産直後の母親のために、栄養豊富なもち米や小豆を使った大きなぼたもちを食べさせたことがはじまりだという説がある。
 滋養食代わりにしっかり食べ、出産の疲労回復や母乳がよく出ますようにという想いが込められているほか、親戚や近所に赤ちゃんが生まれたことを知らせる意味もあり、重箱に詰めたものを挨拶しながら配って回る習わしがあったといわれている。江戸時代には多くの地域でこの風習があったとされるが、現在では茨城県(鹿嶋市、神栖市、水戸市など)のほか、千葉県(銚子市、市原市など)や神奈川県、愛知県などの一部の地域に限られている。最近では家庭ではつくらなくなり、和菓子店などで購入したり、注文することが多い。

 食習の機会や時季
 赤ちゃんが生まれて3日目に、夫側の両親が用意をして振る舞うのが一般的だが、本人たちや母親側の両親が用意することもある。なお、「みつめのぼたもち」を食べたり、親戚などに配るのは、第1子が生まれた時だけである。第2子以降はおこなわない。

 飲食方法
 もち米、うるち米を炊き上げて蒸らした後、重箱につぶさず、丸めず、そのまま敷き詰め、上からあんこをのせる。食べるときは、食べやすい大きさにカットする。重箱に入れず、一般的なサイズよりも大きなぼたもちを3つ用意することもある。「みつめのぼたもち」は、とにかく“大きい”ことが重要である。

 保存・継承の取組(伝承者の概要、保存会、SNSの活用、商品化等現代的な取組等について)
 関東随一の米どころである茨城県では、古くから現在にいたるまで、米や小豆の収穫があるため、いまも茨城県内でこの風習が絶えずに受け継がれている。また、和菓子店などでも「みつめのぼたもち 」が用意されている。

*https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/mitsumenobotamochi_ibaraki.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<B級ご当地グルメ> 群馬 上州太田焼そば

2024-06-11 08:38:20 | B級ご当地グルメ

 「上州太田焼そば」

 太田焼きそば(おおたやきそば)は、群馬県太田市で提供されるご当地焼きそば。麺の太さ、具、ソースの絡め方などは様々である。提供店で組織する「上州太田焼きそばのれん会」は、特徴がないことが特徴と説明し、入会に際して味付けや製法の条件は設けていない。市内には焼きそばを出す店が30以上あり、一皿に太さが違う麺を混ぜで出す店、中華料理風やスパゲッティ風の焼きそばを出す店もある。

 具はキャベツのほか、豚肉やこんにゃく、茹でたジャガイモなどを入れたり、付け合わせとして唐揚げや目玉焼きを乗せたりすることもある。

 太田市はSUBARUの企業城下町で工場が多く、高度経済成長期に出稼ぎや移住してきた労働者向けに焼きそばの食文化が発達した。安価で量が多く、汁麺に比べのびにくいことから普及したほか、横手やきそば(秋田県横手市)などが知られる東北地方から持ち込まれたという説もある。統一した製法はないものの、太田市と観光協会、のれん会は共同で、横手市や静岡県富士宮市に続いて「焼きそばの街」として全国にPRしている。横手市や富士宮市と「三国同麺」を2000年6月に結成したほか、2002年には太田市観光協会が中心となって前述の「上州太田焼そばのれん会」を結成。2007年にはB-1グランプリに太田焼きそばを出展した。

*Wikipedia より

 太田は焼きそばのまちと言っても過言でないほど、焼きそばを出している店がたくさんあります。太麺、細麺、甘め、しょっぱめ、洋風味 付けなど各店それぞれに個性があり、自分好みの味を探すのも楽しみ。地元密着のファストフードとして市民から愛されています。

 どうして太田で焼きそば?
 太田市は北関東有数の工業都市。実はこのことが、太田市に焼きそばを広める要因となっていたのです。工業都市である太田には、高度経済成長期にたくさんの人が出稼ぎに集まりました。その中には東北出身者も多く、中には古くから焼きそばが根付いていた秋田県横手市の人もおり、そこから焼きそばが持ち込まれたようです。汁がない焼きそばはのびることがなく、ファストフード感覚で手軽に食べられるため、工場で働く人たちに好まれたとされています。

 上州太田焼そばのれん会

*https://www.ota-kanko.jp/%E4%B8%8A%E5%B7%9E%E5%A4%AA%E7%94%B0%E7%84%BC%E3%81%9D%E3%81%B0/ より

 上州太田焼そばの歴史
 太田市遠景中島飛行場から現在の(株)SUBARUにいたるまで、日本を代表する工業の町として栄えた太田。一見無関係に思えるこの工業が、太田焼そばを根付かせる基となりました。
 太田に焼そばが広まったのは戦後。
 ラビットスクーターやスバル360などのヒット商品を生み出していた(株)SUBARUや関連会社には、全国からの多くの人が出稼ぎに来ました。この人達が、太田に焼そばを持ち込んだのではとされています。
 大光院焼そばは安くてボリュームがあり、汁がないのでのびることがなく、いつでも気軽に食べられることが、工場で働く人達に受け入れられた要因でもあるのでしょう。
 昭和20〜30年代には、「子育て呑竜さま」で知られる大光院参道に、屋台はじめ数多くの焼そば屋があったそうです。

 上州太田焼きそばの特徴
 特徴的な太麺に吟味されたソース。
 「十麺十食」を謳う太田焼そばの中のスタンダード、青のりと紅ショウガをのせた昔ながらのソース焼そばです。
 太麺に各店自慢の独自ブレンドソースが絡み合い、キャベツの甘みが麺本来の小麦の味を引き出し、麺とソース、キャベツの味が絶妙に調和して、焼そばに深みとうまみを出しています。
 太田焼そばまた、キャベツのシャキッとした食感がたまりません。太麺に各店こだわりのソースとキャベツ、青のり、紅ショウガのシンプルな組み合わせこそが、群馬県太田市で愛されている焼そばの味です。
 安くてボリュームがあり、気軽に食べられくせになる。
 ぜひ、ご賞味あれ

 ※なお、イベント出店時にはキャベツ以外に肉入りで提供することがあります。

*http://www.chobee.jp/ootayakisoba/characteristic/ より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うまいッ! NHK「太くてやわらか とろっとしたワラビ~岩手県~」

2024-06-11 07:59:14 | うまいッ!NHK

 うまいッ! 「太くてやわらか とろっとしたワラビ~岩手県~」 2016年06月12日

 番組内容
 岩手県西和賀町で栽培されているわらびは、天然物より太くてやわらかで、しかもアクが少ないことが特長。トロリとした食感も魅力です。産地を訪ね、その味の秘密に迫ります。また、産地では、これまで途絶えていたわらび粉の精製を再開。町内の和菓子店がわらび粉100%のわらび餅を売り出して人気を集めています。さらに、摘み取り体験ができる観光農園でもリピーターが増えるなど、わらびで活性化を目指す町の取り組みを紹介。

*https://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/detail/?crnid=A201606120615001302100 より

 詳細不明につき、勝手に調べてみました。

 「ワラビ」

 ワラビ(蕨、学名: Pteridium aquilinum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた。草原、谷地、原野などの開けた日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。新芽は、ワラビナ、サワラビともよばれる。

 春から初夏にまだ葉の開いてない若芽(葉)を採取しスプラウトとして食用にするが、この若芽は毒性があるため生のままでは食用にできない。伝統的な調理方法として、熱湯(特に木灰、重曹を含む熱湯)を使ったあく抜きや塩漬けによる無毒化が行われる。また、根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として伝統的に精製し市場に出荷されているが、とれる量が少なく(原料のわらびの根の重量比約5-6%しか取れない)製造に手間がかかることから、生産量が少ない貴重品となっている。

 この名は同時にシダ類の代表的な名として流用され、たとえばイヌワラビ、クマワラビ、コウヤワラビなどがある。また、アイヌ語でもワラビを「ワランビ」「ワルンベ」などと呼称しており、日本語由来の言葉と考えられている。

*Wikipedia より

 自慢の食材 『西わらび』 更新日:2021年05月27日

 とろうまっ!おらほの「西わらび」

 「西わらび」ってどんなわらび?

 この記事に関するお問い合わせ先 農業振興課

*https://www.town.nishiwaga.lg.jp/soshikikarasagasu/kankoshokoka/3/3/2/1/951.html より

 

 岩手のごっつぉ食べらんせ Vol.015 西わらび

 西和賀町は奥羽山脈のほぼ中央に位置し、豪雪地帯として知られる。肥沃な土壌は、春になると強い日差しを受けて雪解け水が染み込んで発芽を促す。養分をたっぷりと吸収したわらびは、茎が太く、繊維が柔らかくて、ねばりが強い。色合いが鮮やかで、アクが少ないのも特徴だ。「西わらび」のブランド名で人気を集めている。

 岩手県和賀郡西和賀町出身。1947年生まれ。農山漁村文化協会に勤務後、38歳で地元・西和賀町にUターン。町役場に56歳まで勤め、2001年からわらび作りを始める。西和賀わらび生産販売ネットワーク会長。

 茎が太く、繊維が柔らかくて、アクが少なく食感も抜群。西わらびならではの味わいを引き出すのが、土壌と地形だ。西和賀町は豪雪地帯であり、肥沃な土壌は、春になると強い日差しを受けて雪解け水が染み込んで発芽を促す。たっぷりの養分が、わらびを大きく育て、ねばりが増える。また、錦秋湖のあるこの町は、谷であるため、日差しを程よく遮ることで繊維が固くならない。

 地域資源である西わらびの栽培が本格的に始まったのは2002年のことだ。2009年には、西和賀わらび生産販売ネットワークを設立。生産者と加工・販売業者、関係機関・団体が連携することで、西わらびのPRと販路拡大につなげている。

 西わらびの栽培は、山でわらびの根を掘り、畑に植えてから成園化するまでに約2年を要する。最盛期は5月から6月と短い。生産者の一人、湯沢正さんは、最盛期には午前4時から収穫を開始。午前6時までの約2時間に集中して作業する。腰をかがめて覗き込みながら、食べ頃のサイズを摘み取り、次々に籠へと入れていく。

 「高齢化・過疎化が進む中、西わらびの生産者は増えています。それは、設備投資がほぼいらず始めやすいこと。そして、西わらびにはブランド力があり、街の人たちが魅力を感じているからです。ぜひ多くの方々に味わってほしいですね」

*https://www.iwate-syokuzaiclub.com/iwatenogottuo/15_2/index.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<料理用語-和食> 甲羅揚げ

2024-06-11 07:29:20 | 料理用語

 「甲羅揚げ」

 カニのほぐし身と野菜などを合わせて甲羅に詰め、西京味噌にホワイトソースと卵を混ぜたものをかけ、片栗粉やパン粉を衣にして揚げる。

*https://temaeita.net/top/t2/kj/9_G/015.html より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<異名-食べ物> 黒いダイヤ/キッチンのダイヤモンド

2024-06-11 07:25:08 | 異名

 「黒いダイヤ/キッチンのダイヤモンド トリュフ」

 セイヨウショウロとは、子嚢菌門セイヨウショウロ科セイヨウショウロ属に所属するきのこの総称。

 トリュフの名で高級食材として知られ、希少価値と見た目から「黒いダイヤ」とも呼ばれます。

 フランス産のペリゴール・トリュフとイタリア産の白トリュフが特に珍重され、他にも数種のヨーロッパ産セイヨウショウロが食用に採取されています。

 欧米ではトリュフ狩りに犬を用いていて、犬はトリュフの匂いを非常に好むため見つけたらすぐにとらなければならないようです。

*https://www.alias-food.com/mountain/black-diamond より

 トリュフとは、地下に生息する子嚢菌の子実体のことで、主にセイヨウショウロ(Tuber)属の多くの種のうちの一つである。セイヨウショウロ属以外にも、Geopora、Peziza、Choiromyces、Leucangiumなど100以上の属がトリュフに分類されている。これらの属はPezizomycetesとチャワンタケ目(Pezizales)に属している。トリュフに似るRhizopogonやGlomusといった担子菌類は、Pezizalesから除外されている。

 トリュフは外菌根なので、通常は樹木の根に密着して生息している。胞子の散布は、菌類を食べる動物(Fungivore)によって行われる。これらの菌類は、栄養素の循環や乾燥に対する耐性など、生態学的に重要な役割を果たしている。

 トリュフの中には食用として珍重されるものもある。フランスの美食家ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァランは、トリュフを「キッチンのダイヤモンド」と呼んだ。食用のトリュフは、フランス料理をはじめとする各国の料理で高級食材として使用されている。トリュフは自然の生息地で収穫されるほか、栽培されている地域もある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<慣用句・諺> 手に汗を握る など

2024-06-11 07:01:30 | 慣用句・諺

 「手に汗を握る」

 見たり聞いたりしながら、興奮したり緊張したりする。手に汗握る。

 

 「手に余る」

 物事が自分の能力以上で、その処置ができない。手に負えない。 

 

 「手に合わない」

 1 自分の能力では扱いきれない。手に余る。手に負えない。

 2 手になじまない。

 

 「手に入る」

 1 「手に入 (はい) る」に同じ。

 2 熟達する。熟練する。

 

 「手に入れる」

 自分の物にする。入手する。

 

*goo辞書 より 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<日本酒メーカー> 山形 オードヴィ庄内

2024-06-11 06:47:24 | 日本酒

 「オードヴィ庄内」

 比類ない個性に裏打ちされた絶妙の酒質・酒味を全量手造りで育んでいます。。
 清酒・清泉川(きよいずみかわ)は明治8年創業、近くに湧きいずる泉の水を用いて仕込を行った事により清泉川と命名した。日本海の海辺に位置する寒風吹きよせる所に酒蔵があり、厳しい風雪のなかに比類ない個性に裏打ちされた絶妙の酒質・酒味を育む。全量手造りで酒質にみがきをかけている。

 オードヴィ庄内 山形県酒田市大字浜中乙123

*https://yamagata-sake.or.jp/pages/27/ より

 代表銘柄

清泉川 純米酒

原料米 出羽の里
精米歩合 60%
酵母 山形酵母
日本酒度 +4.0
アルコール度数 15℃
酸度 1.4

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<四国八十八箇所> 第72番札所 曼荼羅寺

2024-06-11 06:40:41 | 巡礼

 「曼荼羅寺」

 曼荼羅寺(まんだらじ)は、香川県善通寺市吉原町曼荼羅寺にある真言宗善通寺派の寺院。我拜師山(がはいしざん)、延命院(えんめいいん)と号す。本尊は大日如来。四国八十八箇所第七十二番札所。

 本尊真言:おん あびらうんけん ばさらだどばん
 ご詠歌:わずかにも曼荼羅おがむ人はただ ふたたびみたびかえらざらまし
 納経印:当寺本尊、七佛寺薬師如来、七ヶ所参り福禄寿
 歴史
 寺伝によれば、空海(弘法大師)の出身氏族である佐伯氏の氏寺として推古天皇4年(596年)に創建され、当初は世坂寺(よさかじ)と称したという。

 空海が唐より帰国後、請来した両界曼荼羅を奉納し、大日如来を本尊として安置し再興、母(伝承では玉依御前)の菩提寺とし、曼荼羅寺と改称したと伝える。鎌倉時代には、後堀河天皇から寺領を給わるほど栄えた。

 しかし、永禄3年(1560年)阿波の三好実休によるの兵火で焼亡、さらに慶長年間(1596年 – 1615年)に戦火を受けたが復興している。

 空海の手植えとされた「笠松(不老松)」は、平成14年(2002年)に松くい虫による被害で伐採された。

 伽藍

 山門(仁王門)
 本堂:毎年、彼岸の入りの日に、本尊金剛界大日如来が開帳される。
 大師堂:大師像を拝顔できる。
 観音堂:聖観音立像(県文化財)と金色の胎藏大日如来像を拝顔できる。
 護摩堂:中央に不動明王坐像・両脇に五大明王像(木肌)の小ぶりな二体ずつを配す。
 八幡宮:平成2年5月移転改築、拝殿と奥殿、鎮守。
 地蔵堂(小堂):延命地蔵立像(彩色小像)
 愛染堂(朱色の祠)
 水子地蔵石像(屋根付)、石像地蔵半跏趺坐石像(屋根付)、ブロンズ地蔵菩薩、金剛界大日如来石像、七ヶ所参り福禄寿石像
 西行の昼寝石とその背後にある石碑:「笠掛桜 笠はありその身はいかになりぬらんあはれはかなきあめが下かな」
 山門をくぐり進むと本堂、その手前を左に行くと大師堂、右に進むと納経所がある。

 宿坊:なし
 駐車場:山門横に有料であり、普通車で200円。
 以前は寺の上に無料であったが、廃業した旅館跡を駐車場にしたため有料になった。

 文化財
 県指定有形文化財
 木造聖観音立像 - 1955年(昭和30年)4月2日指定[1]。平安時代後期。

 曼荼羅寺 香川県善通寺市吉原町字曼荼羅寺1380番地1

*Wikipedia より

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする