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<パリパラリンピック2024> メダリスト 佐藤友祈

2024-10-08 08:44:54 | パリパラリンピック2024

 「佐藤友祈」 銀-陸上400m車いす、銅-陸上100m車いす

*https://www.asahi.com/paralympics/2024/results/profile/?qrkydpg_paris2024_page2=PROFILE-2497593-------------------- より

 佐藤 友祈(さとう ともき、1989年9月8日 - )は、日本の車いす陸上競技選手。株式会社モリサワ所属。マネジメントは株式会社クロスブレイス。

 2021年開催の東京パラリンピック 陸上 車いす 金メダリスト。

 静岡県藤枝市出身。

*Wikipedia より

 パリパラ 陸上100m車いす 佐藤友祈が銅 今大会2つ目のメダル 2024年9月6日 22時25分 NHK NEWS 

 パリパラリンピック陸上の男子100メートル車いすのクラスで佐藤友祈選手が銅メダルを獲得しました。佐藤選手は今大会、400メートルの銀メダルに続いて2つ目のメダル獲得です。

 実は佐藤選手にとっては“最も苦手な種目”でのメダル獲得、東京大会以降の3年間の努力が報われた形です。記事後半では担当記者の解説をお伝えしています。

 目次
 佐藤友祈が銅メダル 伊藤智也7位 伊藤竜也8位

 佐藤友祈「今回の結果を糧にして次は金を」

 佐藤友祈が銅メダル 伊藤智也7位 伊藤竜也8位
 男子100メートル車いすのクラスの決勝は8人で争われ、日本勢は▽佐藤選手と▽日本選手団最年長で61歳の伊藤智也選手、それに▽初出場の伊藤竜也選手の3人が出場しました。

 佐藤選手はスタートで出遅れましたが、中盤以降、徐々に加速して順位をあげ、17秒44の3位でフィニッシュし、銅メダルを獲得しました。

 34歳の佐藤選手はこの種目でのメダル獲得は初めてで、今大会では400メートルの銀メダルに続いて2つ目のメダル獲得となりました。

 このほか、伊藤智也選手は17秒67で7位、伊藤竜也選手17秒91で8位でした。

 金メダルはこの種目で世界記録保持者のベルギーのマクシム・キャラバン選手でタイムは16秒70秒、銀メダルはイギリスのマーカス・ペリノー デーリー選手でした。

 佐藤友祈「今回の結果を糧にして次は金を」
 佐藤選手は「100メートルでもメダルを取れるということをいろいろな人に証明したかったのでよかった」と充実した表情で話しました。
 そのうえで4年後のロサンゼルス大会を見据えて「ここから4年間、苦しいことやきついことがたくさんあるだろうが、今回の結果を糧にして次は金メダルを獲得できるように走り続けたい」と話していました。

 注目
 【解説】“苦手種目”で価値ある銅メダル
 佐藤友祈 選手
 「自分が100メートルでメダルを獲得するなんて東京大会の時には想像もしてもいなかった。やれないことはないと証明できた」

 ふだん強気な佐藤選手が、珍しく涙をこらえながらこう答えました。最も苦手とする種目でのメダル獲得、苦しんだ3年間が報われた瞬間でした。

 男子100メートル、車いすのクラスで銅メダルを獲得した佐藤選手。

 スタートが苦手で、中盤からの加速を武器に得意種目の400メートルや1500メートルで長年、世界で戦ってきた佐藤選手にとって、短距離の100メートルは、最も苦手としてきた種目です。

 東京大会 1500mで金メダルを獲得した佐藤選手
 しかし、東京パラリンピックのあと、400メートルでタイムの更新ができない状況が続いたことや、東京大会で金メダルを獲得した1500メートルがパリ大会では実施されないことが決まり、100メートルへの挑戦を決めました。

 「多くの人が『佐藤は100メートルでは金メダルは無理だ』と思っていると思うが、それをひっくり返してやろう。伸びしろしかないし、自分だったらいける」

 佐藤選手は、スタートを改善させることを決意します。

 そこで見直したのが、車いすをこぐ姿勢でした。
 おなかと太ももをつける低い姿勢を保つことで、より風の抵抗を減らし、スタートからピッチ数を上げて加速できるといいます。

 障害のある佐藤選手にとって、この姿勢を保つだけで「きつい」と言いますが、抜本的に変えなければ、100メートルでのメダル獲得はなしえない、と新たなフォームの練習に取り組み続けました。

 その成果が現れたのが、ことしの世界選手権です。スタートからスムーズな加速を見せ、3位争いに競り勝った佐藤選手は、銅メダルを獲得したのです。

 佐藤選手は「驚きのほうが大きい」と話しながらも、確かな手応えを感じていました。

 そして迎えた、パリ大会の100メートル決勝。
 レースを待つ間、弱気になりそうだったといいますが、「俺は最強だ」と口に出し続け、みずからに言い聞かせました。

 そして、スタートで取り組んできたフォームで速いピッチで飛び出すと、400メートルの金メダリスト、ベルギーのマクシム・キャラバン選手に並ぶ展開となります。

 中盤で、タイヤをこぐ手がもつれそうになったといいますが、それでも最後まで考えていたのは「俺は最強だ」ということ。

 強気な姿勢で攻め続け、17秒44のタイムでフィニッシュ。
 しれつな3位争いを制しました。

 満面の笑顔で、国旗を開きながら取材エリアに現れた佐藤選手。

 「苦手でもメダルがとれるんだということを証明したかった。3年間苦しいことやきついことがたくさんあったけど、チャレンジできたことが幸せです。4年後は、400メートルでも100メートルでも金メダルをねらう」

 佐藤選手が伝えたかった挑戦する大切さ。
 みずからのレースで体現し、つかみとったメダルとなりました。

 そのほかの日本勢結果
 ▽男子円盤投げの脳性まひなどのクラスでは、初出場の新保大和選手が51メートル37センチをマークして4位に入りました。

 ▽男子1500メートル知的障害のクラスの決勝では、赤井大樹選手が3分57秒58のタイムで5位、十川裕次選手が4分2秒68で6位でした。

 ▽女子1500メートル知的障害のクラスの決勝では山本萌恵子選手が5分16秒70で9位でした。

 ▽性別が異なるさまざまな障害のある選手が100メートルずつ走るユニバーサルリレーで日本は予選全体4番目の47秒09のタイムで決勝に進みました。

*https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240906/k10014574801000.html より


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