いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<珍しい野菜> リーキ

2024-09-23 12:56:14 | 珍しい野菜

 「リーキ」

*https://delishkitchen.tv/articles/1098 より

 リーキ(韮葱、英: leek、学名: Allium ampeloprasum)は、ヒガンバナ科ネギ属の地中海沿岸原産の野菜である。リークとも。意訳してセイヨウネギ(西洋ねぎ)、ニラネギ[1]、西洋ニラネギなどとも。また、フランス語名のポワロー (poireau)、イタリア語名のポッロ (porro) から、ポワロ、ポロねぎとも呼ばれる。

 概要
 地中海沿岸原産。起源は古く、古代エジプト時代から栽培されていたとされる。

 ネギ属に属するネギのなかまで、日本では「西洋ねぎ」「ポロねぎ」「ポワロ」ともよばれる。下仁田ネギに似た、太くて短い姿で、長ネギのように円筒形の白い部分を食用とする。ネギと違い、ネギ特有の臭みは少なく芳香があり、葉は硬く平らにつぶれている。栽培法は根深ネギとほぼ同様であり種子によって繁殖する。近縁のジャンボニンニクは栄養繁殖によって増える。

 春まきの品種と秋まき(越冬型)の品種とがある。一般的に越冬型の方が香りが強い。食材としての旬は11月 - 3月で、太さが均一で茎がよく締まっている、葉の部分が緑鮮やかなものが市場価値の高い良品とされる。根深ネギと同様に軟白化した部分を煮込み、スープ、刻んでサラダなどに利用する。緑色の部分も香りを活かして煮込み料理の風味づけに利用される。栄養的には可食部100グラム (g) あたりの熱量が29キロカロリー (kcal) で、栄養価の高い緑色の部分にはβ-カロテンが多く含まれている。

 フランスではポピュラーで、それぞれの季節に適した品種があり通年で手に入るが、最も流通が増えるのは冬である。加熱すると甘味が強く増し、ねっとりとした食感と上品な風味を活かしたシチュー、スープ、ポタージュ、ポトフなどの煮込み料理や蒸し煮、オーブンを使ったグラタンなどの料理に好んで使われる。また、ジャガイモやパースニップとの相性が良く、香味野菜としても利用される。

 日本への輸入はベルギーやオランダなどのヨーロッパ産もしくはオーストラリアやニュージーランドのオセアニア産がほとんどであり、日本での生産量は非常に少なく、わずかに特産品づくりとしての試験的な生産が試みられており、希少な国産品として大田市場や帝国ホテルに高値で卸されている。

 ウェールズとリーキ

 リーキは、ラッパスイセンとともに、ウェールズの国花・国章である。国花というが、リーキの花(いわゆるネギ坊主)ではなく、食用とする茎葉の部分が国花となっている。ただし、カーディフの市旗に描かれたリーキにはネギ坊主の方の花も入っている。

 ウェールズの守護聖人デイヴィッドのシンボルでもあり、彼はウェールズの軍人に戦場で敵味方を区別させるため、帽子にリーキをつけさせた。それにちなみ、3月1日の聖デイヴィッドの日(英語版)には、リーキを身につける習慣がある。

 ウェールズの郷土料理にはリーキを使ったものが多い。リーキポリッジ(リーキがゆ)、カウルケニン(リーキスープ)などがある。

*Wikipedia より


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« < 郷土料理 > 千葉 はば雑煮 | トップ | <パリパラリンピック2024> ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

珍しい野菜」カテゴリの最新記事