フルーツのような味わい とうもろこし 〜長野 原村〜 2023年8月28日
長野県、八ヶ岳のふもとに「甘くてジューシー」と評判のとうもろこしを作る農園があります。おすすめの食べ方は「生のままガブリ」。直売所は行列ができる人気ぶりです。
とうもろこし生産者の折井祐介さんは、元は会社員でした。祖父の畑を継ぎ栽培方法を一から学んで、とうもろこしを地域の特産品にまで育て上げました。そんな折井さんを今回訪ねたのは緒方湊さん。8歳にして「野菜ソムリエ」に認定された注目の「野菜博士」です。野菜に精通する緒方さんの視点で、おいしいとうもろこし栽培のヒミツを探っていきます。そしてもちろん、とうもろこしを使った絶品アイデア料理もご紹介。
「うまいッ!」の秘密
甘いとうもろこしを育てるのにまず大切なのが「土づくり」。折井さんは、栽培前の畑で植物を育てて、そのまま土にすき込む「緑肥」を与えている。緑肥は、チッ素やリン酸などの栄養分を補給するだけでなく、害虫や雑草の抑制、土の水分量調整などの効果が期待できる。
収穫のタイミングを見極めるのも重要なポイント。とうもろこしの甘みや食感などがベストな状態になるのは3日間だけ。そのタイミングで収穫するよう、折井さんは、見た目の大きさやひげの色を見るほか、とうもろこしを握手するように軽く握り、実のハリや密度を確かめて、成長の度合いを判断している。
「とうもろしこし」を使った料理レシピについて
「とうもろこしのホットサンド」
<材料>1人分
・とうもろこしの実(生): 1/2本分
・食パン(8枚切り):2枚
・スライスチーズ:1枚
・マヨネーズ:適量
・塩こしょう:少々
<作り方>
1) 食パンの上にマヨネーズを薄く塗り、スライスチーズ、とうもろこしの実を乗せ、塩こしょうをふる。
2) もう一枚の食パンで挟んで、ホットプレートで片面ずつ焼く。
3)両面にほどよく焼き目がついたらできあがり。
「とうもろこしのピューレ」
<材料>
・とうもろこしの実(塩ゆで):2本分
・塩:適量
・ゆで汁:90ml
<作り方>
1)とうもろこし、塩、ゆで汁をミキサーにかけたらできあがり。
※塩の分量はお好みで調整してください。
「とうもろこしみそ」
<材料>
・とうもろこしの実(塩ゆで):1本分
・にんにく、しょうが: 各少々
・トウバンジャン:小さじ1
・テンメンジャン :小さじ1
・みそ:大さじ1
・酒:大さじ1
・しょうゆ:大さじ1
・オリーブ油:大さじ2
<作り方>
1) フライパンにオリーブ油を入れ、にんにく、しょうがを軽く炒めて香りを引き出す。
2) とうもろこしの実、すべての調味料を入れて、3~4分ほど炒めたらできあがり。
「とうもろこしのつけだれそば」
<材料>2人分
・とうもろこしのピューレ:90g ※作り方は上記レシピ
・そば:2人分
・めんつゆ(2倍濃縮): 適量
・オリーブ油:15ml
・ラー油 :少々
・とうもろこし味噌: 適量 ※作り方は上記レシピ
<作り方>
1) とうもろこしのピューレにめんつゆ、オリーブ油を入れ、しっかりと混ぜる。
2) とうもろこし味噌をトッピングして、お好みでラー油をかけたら、つけだれの完成。
3)ゆでたそばをつけだれにつけていただきます。
「とうもろこし豆腐」
<材料>2~3人分
・とうもろこしのピューレ:200g ※作り方は上記レシピ
・くず粉:20g
・水:60ml
・塩、オリーブ油:各適量
<作り方>
1)とうもろこしのピューレをステンレス製ザルでこす。
2)くず粉と水をしっかりと混ぜ合わせる。
3)こしたピューレ、塩、オリーブ油を加えて、しっかり混ぜる。
4)中火にかけながら、木べらで5~6分ほど練るように混ぜる。
5)容器に入れ、冷蔵庫で冷やし固めたらできあがり。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/Y1G4WMX22P/ より
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