「油麩丼」
登米市では、油麩丼(あぶらふどん)と呼ばれる。1980年代に生まれたとされるが、詳細な発祥時期は不明である。当時の登米郡登米町(現在の登米市登米町)町内にある海老紋旅館という旅館内に飲食店部門として併設されている「味処 もん」において、肉を食べられない人のためにカツ丼あるいは親子丼の代わりとして提供し始めたのが最初とされている。その後は、登米町の一般家庭にも浸透していった。
カツ丼のカツの代わりに油麩を使うところ以外は、基本的にカツ丼と作り方が同じであるが油麩がカツより水分を多く吸収するため、だし汁を多めに使用する必要がある。
仙台・宮城デスティネーションキャンペーン(2008年10月1日~12月31日)に合わせて、宮城県内ではご当地グルメを再評価して名物化する動きが見られた。登米市登米町でもはっとと共に油麩丼(仙台麩丼)の名物化が試みられ、2008年(平成20年)11月に「油麩丼の会」が結成され2009年(平成21年)2月25日には、B級グルメの愛Bリーグに宮城県初の正会員として登録された。
*Wikipedia より
旅館海老紋・味処もん 登米市登米町寺池桜小路91
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