「小倉焼うどん」
*https://atsukita-kitaq.jp/genre/takeout/5567.html より
”小倉らしさ”を味わうならここ! 1945年創業「焼うどん」発祥の店 2023年7月3日
INDEX
1 「焼うどん」誕生の地から、北九州の食文化を全国へ広めたい
2 創業当時から変わらない味。 「だるま堂」オリジナルの「天窓」
3 地元の人気ベーカリーとコラボ。 こだわりの「焼うどんパン」
4 祭りでにぎわう小倉の夏。 ソウルフードをお土産に
5 店舗情報
「焼うどん」誕生の地から、北九州の食文化を全国へ広めたい
※現在、小倉井筒屋本館6階にて営業中です。(令和6年5月現在)
「鳥町食道街」魚町銀天街に繋がっている。
小倉駅から徒歩3分。昭和の香り漂う「鳥町食道街」へやってきました。入ってすぐ左手に、焼うどん発祥の店「だるま堂」があります。1945年の創業以来、同じ場所で同じ味を守り続けています。
終戦直後の食糧難の時代に、焼そば用のそば玉が手に入らず、干しうどんで代用したのが「焼うどん」の始まりです。これが地元の人々の胃袋をつかみ、定番メニューに。小倉から全国へと広まっていきました。
初代店主の弁野勇次郎氏から、二代目の坂田照義・チヨノ夫妻が店を引き継ぎ、多くの人に愛されてきました。現在は、三代目として「小倉焼うどん研究所」が受け継いでいます。「焼うどんを通して、北九州の豊かな食文化を全国に広めたい」と、所長の竹中康二さんは語ります。
創業当時から変わらない味。 「だるま堂」オリジナルの「天窓」
「天窓(だるま堂味)」700円。テイクアウト可。(写真提供:だるま堂)
「天窓」とは、目玉焼きをトッピングした焼うどんです。天窓から望む月に見立て、その名が付けられました。具はキャベツ、玉ねぎ、豚バラ肉のみ、豚の背油で炒めています。あっさりしたソースに魚粉が香ばしく、和風の味わい。細めの麺はコシがあります。目玉焼きを割ると、溢れた黄身が麺と絡んでまろやかに。底には薄い小麦粉の生地が隠れていて、これがまたモチモチで美味しいんです。
オリジナルの「だるま堂味」の他に、「小倉焼うどん研究所味」もあります。こちらは生麺を使い、こってり濃い味が特徴。2種類の食べ比べもおすすめです。
地元の人気ベーカリーとコラボ。 こだわりの「焼うどんパン」
「焼うどんパン」200円。
焼うどん(小倉焼うどん研究所味)をたっぷり挟んだ「焼うどんパン」。地元の人気ベーカリー「グランド・アムール」に特注したパンには、濃い味のソースに合うよう塩昆布が入っているそうです。パンに塗ったからしマヨネーズがアクセント。一つでも大満足のボリュームです。旅のお供にテイクアウトしたいですね。
祭りでにぎわう小倉の夏。 ソウルフードをお土産に
「だるま堂焼うどんセット」5食入り1,500円、2食入り各700円。ソースは各600円。
「だるま堂焼うどんセット」は、乾麺、ソース、魚粉がセットになっています。豚バラ肉、キャベツ、玉ねぎを加えれば、家庭でお店の味を再現できます。家族や友人へのお土産にぴったり。「焼うどんは小倉発祥って知ってた?」と、会話も弾みそうです。
小倉では、7月に「小倉祇園太鼓」、8月に「わっしょい百万夏まつり」が開催されます。地元の人々も心躍る季節。全国からも観光客が訪れます。祭りの熱気とアツアツの「焼うどん」をお楽しみください。
※令和5年6月現在の情報です。
店舗情報
店舗名 だるま堂
住所 小倉北区魚町1-4-17(R6.5月現在、小倉井筒屋本館6階にて営業中)
*https://atsukita-kitaq.jp/genre/takeout/5567.html より
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