「不老長寿の果物 イチジク」
イチジク(無花果、映日果)は、クワ科イチジク属の落葉高木、またはその果実のこと。
そんなイチジクですが、「不老長寿の果物」と呼ばれることがあります。
というのも、果糖、ブドウ糖、蛋白質、ビタミン類、カリウム、カルシウム、ペクチンなどの様々な成分が含まれている点と、民間薬として、痔や疣(いぼ)に塗布したり、駆虫薬として内服したことが、そう呼ばれる理由として挙げられます。
ちなみに、イチジクの「無花果」の字は、花を咲かせずに実をつけるように見えることに由来する漢語で、日本語ではこれに「イチジク」という熟字訓を与えています。
また、「映日果」は、中世ペルシア語「アンジール」を当時の中国語で音写した「映日」に「果」を補足したものです。
伝来当時の日本では「蓬莱柿(ほうらいし)」「南蛮柿(なんばんがき)」「唐柿(とうがき)」などと呼ばれた。いずれも「異国の果物」といった含みを当時の言葉で表現したものです。
*https://www.alias-food.com/mountain/fruit-of-longevity より
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