日産のノートが、国内新車48年ぶり首位、というニュースが!
48年もなかったのね…という方に頭がいってしまいつつ、EVに近いクルマが売れつつあるのか?
というわけで、EV系の本をこの際一気に ×3冊一気読みすることに決めた(笑)
第一弾は、この EVシフト で。
冒頭にあっさり申し上げてしまうと、全5章中、白眉はラストの第4章・第5章。
第4章:EVシフト実現に向けた課題とビジネスチャンス
第5章:これからクルマはどうなるのか?
細かくいうと、
第4章:EVシフト実現に向けた課題とビジネスチャンス の章立ては、
・電池業界に与えるインパクト
・素材・材料業界に与えるインパクト
・電力業界に与えるインパクト
・情報・通信業界に与えるインパクト
日本の工業界・産業界にどんな影響があるのかが判り、有用だった。
また次の 第5章:これからクルマはどうなるのか? では、
・電動化がもたらす自動車産業ゲームチェンジ
・EVシフトが推進する自動運転の導入
・自動運転とシェアリングサービスにより加速するEVシフト
・「走る蓄電池」としてのビジネス
このように、この第4章 第5章 の50ページは読み応えが、がっつりと。
短い章もあり、もっと深く突っ込んで欲しい部分も。
最後に、当ブログなりのまとめ。
政治的な意図を持ち驀進する 中国、を中心とする 内燃機関 → EV化
この「EV化 = 電動化」に加え、時代の大きな変化がある。
それは「自動運転」「コネクテッド・カー」そして「シェアリング」
この結果「クルマ」のポジション自体が、アズ・ア・サービス化、しつつある?
結論:日本の工業の代表選手「クルマ」が時代の変化にさらされる状況は、他人事ではすまない(汗)
次の本はコレだ!(笑):EVと自動運転(新書)