
4月 8日~ 自粛要請
外出がはばかられる日々が始まった直後にたまたま、世界最長のコンテンツが放送開始(10日~)
その最長のコンテンツとは、ワーグナー「ニーベルングの指環」
WOWOWで、一挙放送 が始まったのだ!
残念ながら、4夜連続ではなく、変則の「2カ月連続」
自粛要請よりかなり前に編成が決まってること、加入増の武器?だからか?
放送予定は以下。
序夜 「ラインの黄金」 4月10日(金) 【済】
第一夜「ワルキューレ」 4月11日(土)← 本日13時30分~!
第二夜「ジークフリート」5月 9日(土)
第三夜「神々の黄昏」 5月16日(土)
で、ひとつ注意点もあるのでその情報も付記。
序夜 「ラインの黄金」 2010年版 指揮 :J・レヴァイン ヴォータン:ブリン・ターフェル
第一夜「ワルキューレ」 2019年版 指揮 :F・ジョルダン ヴォータン:グリア・グリムスリー
第二夜「ジークフリート」2010年版 指揮 :ファビオ・ルイージ ヴォータン:ブリン・ターフェル
第三夜「神々の黄昏」 2010年版 指揮 :ファビオ・ルイージ ヴォータン:ブリン・ターフェル
最新版は指揮者が降板、だけでなくキャストもかなり入れ替わっている。
キャストでいうと、特に主人公ヴォータンと娘ブリュンヒルデ。
当ブログとしてはこれまでこのMET演出で注目していたのは、ロベール・ルパージュの「新演出」
ロベール・ルパージュは、ケベック出身の演出家.
で、アエラの表紙(2006/04/17号)にもなるくらいの有名人。
斬新なアイデアを盛り込み、従来の枠にあてはまらない演出を行うところが彼の真骨頂。
最も有名なのは、ラスベガスでのシルク・ド・ソレイユ「KA」の驚異の舞台演出。
だが昨日視聴していて感じたのは、音楽のチカラ。
数時間にもわたるワーグナーが繰り出す旋律に、すっかり癒されたのだ。
なので今日の午後も楽しみ!
ロベール・ルパージュ演出でいえば、今日は直前にメイキングも放送される。
こちらも完成までの大変な舞台裏がドキュメントされていて面白い。
なんたって演出の核は、「マシン」と呼ばれる45トンもの巨大装置(写真)
序夜のオープニングからして、オペラファンの度肝を抜く演出!
というわけで最後に整理。
「MET 指輪新演出ドキュ」4月11日(土)← 本日11時30分 ~ 13時30分
第一夜「ワルキューレ」 4月11日(土)← 本日13時30分 ~ 18時15分
6時間以上もワーグナーに浸れる午後、ってこのタイミングとしては最高の過ごし方、のひとつでは?(笑)