この1ヶ月の間に、実は不思議なことが2回もあった。
その サイクル は、
目覚めた早朝、いきなり大きな音が響く!
クルマのタイヤが軋む音?、が 0.数秒 → ドッカン!!!、と巨大な衝突音。
聞いた瞬間に、
「ああ… やっちまったな!」
「ヒトが絡んでない事故だといいけど…」
で数分待って救急車のサイレンが聞こえないのを待って、ホッとする。
そんなことが一週間ほどの間に ×2回もあったので….
1回目は当日 駅前交番 を通りかかったので「今日の早朝に事故ありましたか」と質問してみたものの、つれない返事(笑)
そうしていたところに、この映画のことを知った。
主人公(なんと、ティルダ・スウィントン!)はある朝、「ドン」という大きな音に目覚める。
だが何も起こったような形跡がない…
というわけで、興味津々で今作と向き合った!(笑)
だがその期待は見事、裏切られた!!!
そちこちのメディアでの評論も非常に評判良く、期待したのだが(汗)
先に報告したように、自分の「実体験」があっただけに、そのあまりの「肩透かし」に半ば呆然…
・呼吸音、寝息、自然音 などの「オト」に集中させる、映画館ならではの演出
・会話も最小限で、暗喩 を多く用いる(饒舌の極地 ドライブ・マイ・カーとは真逆!)
・ちょっとしたことから、「日常」と「真実」の裂け目が見えるシーン
・美しいカット割り。写真も雰囲気だけはまるで タルコフスキーのノスタルジア!
など、評論筋が惹かれる「シーン•演出」があるのは、わかる。
だが、当ブログとしてはこのストーリー展開は全くもって受け入れ難い…
(だから、1日に一回しか上映しないのか!とも勘繰ってしまった 笑)
結論:年が明けて僅か3ヶ月でワースト候補が現れるとは… 今年最大の「肩透かし」映画。
私がみた2つの新聞は同じ写真を使用、だがそれが映画を象徴するようなシーンでは全くない…のも 大変 気に入らない…