日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

 

 

当ブログで「ノーラン3部作」で感想を残しているのは以下の1作のみ。

 

ダークナイト Dark Knight 加速する狂気に圧倒される  = 90点!

 

 

第1作「ビギンズ」は未だ B.B.、Before BLOG(笑)

次の飛躍につながる展開はマルだったが「なぜバットマンは強いのか」に時間を使い過ぎ → 68点!

 

第3作「ダークナイト ライジング」は 詰め込み過ぎ、ヴィランのマスクのせいで台詞がよく聞こえない(笑)→ 73点

 

 

なぜこうして各作品の得点を出すかというと…

どうも巷の噂を聞いていると「ノーラン3部作」の評価が高過ぎ、今作の評価に悪い意味で影響してると感じたので…

 

 

主な批判は「暗い・長い」

 

→ ゴッサム・シティは夜の街というイメージがあるものの、映画を通し ばっかりか!

→ 確かに上映時間は、約3時間

 

そこでこう考えることにした。

「物語を楽しむのも大事だが、この映画が出そうとしているフィルムノワール的だろう雰囲気を楽しもう」

 

 

 

 

 

 

冒頭、ドカン!と全面に「真っ赤」な THE BATMAN ロゴ が出る。

 

「お~、また新しいバットマンが見れるんだなあ~」を実感した!

 

 

で物語が始まると新基軸が 沢山。

 

・バットマンはノーラン版やそれより過去のように、無敵ではない(汗)

 防弾スーツで固めているものの、殴られるわ打たれるわ、そんな攻撃を受けた直後の相手の隙に反撃し倒す…

 「肉を切らせて骨を断つ」パターンか。

 

 そんな姿は何か、凄く「痛い」(笑)

 

 ここに過去になく、リアリティを感じた!

 

 

・バット・モービルすら、ホットロッドの改造車的で、ノーラン版の「無敵感」は皆無(汗)

 軍事用の戦車を転用したことで無敵だったバット・モービルはここにはない…

 

 主人公のバトル能力同様、ここに過去になく、リアリティを感じた!

 

 

 

その 主人公を演じるのは、「テネット TENET 」や「ライトハウス」で大躍進中 ロバート・パティンソン。

 

「復讐」が人生目的の等身大のヒーローを演じきっている!

 

 

 

 

 

そして悪役たちも、大きく変化。

 

ノーラン前はカラフルでピエロのようだった悪役キャラたちはどれも凄いダーク!

 

 

かつ当ブログの見立てだと、各人とも「凄く」気合が入っている!

 

怪人ペンギンは過去にないリアリティで溢れ、最後までコリン・ファレルだとはわからない化けっぷり!

 

犯人リドラー役のポール・ダノ の狂気演技も、クライマックスに向かいエスカレートしていき名演と言える! 

 

この気合いの理由は、最高作「ダークナイト」の ジョーカー役 ヒース・レジャー の影響だということに違いない。

「ジョーカー」の ホアキン・フェニックス でさえ、その影響下にあると当ブログはみる!

 

 

 

 

実はノーラン3部作後にバットマンのイメージは、大きくパワーダウンしてきた。

 

ザック・スナイダー主導、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」=クソ映画!

 

ベン・アフレック がバットマンを演じるという、ジェニファー・ロペスとの婚約騒動以来に大恥を晒した…

 

 

なんとか「ジョーカー」で持ち直したものの、ここでうまくリセットしないとヤバい状況だったと推察する。

 

 

 

で今作。

 

前述のように、過去になかったレベルのリアリティ路線で、新しいバットマンを創造するぞ!、という気概を感じた一作となった。

エンディングもオープニング同様、ドカン!と全面に「真っ赤」な THE BATMAN ロゴ がしっかり出てフィニッシュ!

 

ということで結論 = 過去になかったレベルのリアリティ路線で、新しいバットマンを創造するぞ!、という気概を感じる一作。

(第1作レベルでいうと、ノーラン版第1作「ビギンズ」と比べても遜色ないと判断する。ポイントは次か!)



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