× 5000時間の総撮影時間となったこの2連作の大きな原因の一つに、コロナ禍による悪夢の1年延期、がある(汗)
選手・コーチなどの「個人」にフォーカスとした SIDE:A に続き、その悪夢を今度はスタッフサイドから。
それが、SIDE:B
SIDE:A は結構褒めたつもり。
= 総撮影時間 5000時間 から、監督 河瀨 直美 が「残すべきものは何か」を徹底的に考え抜いた2時間
だが、今度の SIDE:B は かな〜り いただけない…
監督 = 河瀨 直美 が徹底的に「残すべきものは何か」を考え抜いた末と思われていた SIDE:A すら、グラグラ揺らぎ出した…
そう感じさせてしまった大きな理由が2つ。
①あまりの、バスケットボール への異様な「露出集中」
<もしこの映画( SIDE:A )の主人公がいるとしたら誰? と聞かれれば、当ブログはこう答える。
<・女子バスケ 大崎 祐圭 選手
<コロナの+1年になってしまった結果、子の出産・サポートを選び、出場できなかった彼女。
<試合会場で観戦しながら子供を抱きつつ泣く彼女の姿が、この+1年の重さを物語っている…
その必然性において、バスケットボールへの「露出集中」があったことは SIDE:A では納得できた。
が、 SIDE:B でもバスケットボール(3人制)への「露出集中」が 続いたところで当ブログは集中が切れてしまった(笑)
「これって単に個人の趣味でセレクトしているんじゃね?!?」
無観客になったことで折角の即席スタジアムがほぼ無意味に、を嘆くバスケットボール(3人制)会場スタッフ。
わからなくはないが、それまで SIDE:A・B で散々映し出されている「無人の国立競技場」で十二分に伝わっていることではないか?!?
→ あとで調べてみたら、彼女は高校でバスケ部のキャプテン!
何だあ~ そんなレベルか?!?
②何の工夫もなく、あまりに不親切に間欠的に飛び込んでくるエピソードが全体の流れを分断
さらに評価を低くさせたのは、一見時系列に今回の騒動を追いかけているようで間欠的に飛び込んでくるパート。
何の工夫もなく、あまりに不親切にここのパートが切り込んでくるので、気分が悪くなるらい(笑)
混乱した大会だったののだから、記録映画も混乱していていいじゃないかということにはならない(怒)
スタッフへの暴力、NHK-BS問題など、河瀨 直美監督周りは色々問題が多い。
があくまでもそれはそれ、と解釈していたが…
① のゴリ押しぶり = バスケットボールへの異様な「露出集中」
② の全体の流れを分断するようなズタズタな構成
で彼女への評価自体がグラグラ揺らぎ出した...
結論:監督の基本的な資質に何か問題あるかも?!?と思わされてしまった SIDE:B …
~ SIDE:A 感想 は コチラ ~