「EDWARD HOPPER’S NY」~ その(26)~ 【最終回】です。
× 2つの遺作とされているうち、の一つ、
・CHAIR CAR 1965
コミューターの中、は過去にもホッパーが使ってきたモチーフ。
こちらもやはり、陽 が差し込む様子が印象的な一枚。
ただし部屋の開け放った窓からではなく、街頭のウインドウからでもなく、車窓から 太陽の陽 が差し込んでいる。
さて【最終回】なので、終わるにあたり 少々コメントを。
可能な限り、エドワード・ホッパー の本質に迫れるよう、努力してきたつもり。
ではあるが、常に頭をよぎっていたのは…
年代順にソートし直している(当ブログのオハコ 笑)時点で、Whitney の EDWARD HOPPER NY 展 とは「別物」では?!?
というのは、EDWARD HOPPER NY 展 の構成とは、見せ方が明らかに違う。
とはいえ ~ その(1)~ でも説明しているように、
< 通常展示にある彼のハイライトとも言える絵画 × 数点は通常フロア。一緒にできない事情があったらしい、と推察する
この点で、両方を統合して見せられることによって、より理解しやすくなったとも自負している次第。
当ブログの結論:ホッパー は基本 NY を描き込み、その時代の NY のエッセンス を取り込むことで、彼のスタイルが確立。
(ホッパー を語る際によく引き合いに出される「都会の孤独」を否定するつもりはないが…)
~ その(1)~ からスタート
【予告】 次は現在 MoMAで開催中、ジョージア・オキーフ To See Takes Time に挑戦予定!