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タイトルの「サンドワーム」とは、ロシアの74455部隊のこと。
2007年:エストニアを攻撃、ほぼすべてのウェブサイトを不通に
2015年:ウクライナの 政府・メディア・交通機関・送電網 へサイバー戦を仕掛ける
2017年:ウクライナをはじめ、世界各地の 病院・製薬会社・空港・海運・郵便局・原子力発電所 へサイバー戦を仕掛ける
など重要インフラに焦点を当てた攻撃とはその悪魔性、極めて高い(汗)
で読み進めると、上記のようなサイバーな内容はもちろん、
・ロシアーウクライナ の過去からの長い「因縁」の歴史(笑)
など章もあり、このため新書にしては500ページと、かなり「太い」
といった内容が主な内容なのだが、当ブログが特に注目した章がある。
それは、第5部 31章 内:オリンピック・デストロイヤー
平昌オリンピック2018 の開会式の日を皮切りに連続発生したサイバー攻撃について担当者が語る!
それは凄まじいものだった…
満員3万5000人が開会式のスタートを待つ中、既にハッキングが進行(汗)
入場券がプリントアウトできない問題が発生していたが、それは単に「前触れ」
開幕に向けての子供たちのコーラスでカウンドダウンが進む…
10、9、8、7...
その瞬間にセキュリティ責任者のスマホ(サムスン製)が最悪のメッセージが届く。
「2つのデータセンターのドメイン・コントローラの電源がことごとく落ち出してます!」
と大混乱に陥る…
その後、このハッキングは北朝鮮からの攻撃を装った「サンドワーム」=ロシアの74455部隊 の仕業だと発覚。
そのハッキングは、前年に IOC へ送られた Microsoft Word の書類(VIPリストを装ったもの)に混入されていた悪意に満ちたマクロスクリプト ≒ あとで オリンピック・デストロイヤー と命名(汗)
結論:ロシアの74455部隊 =「サンドワーム」による、ウクライナをはじめ、世界各地を苦しめる恐怖のサイバー攻撃。