今回の Paris 2024 は 都市型のオリンピック。
パリの街の中心地で様々な競技が行われることをざっと紹介してきました。
それらは例えば、エッフェル塔(のすぐ横 バレーボール)、コンコルド広場(ブレイクダンス)、パリの歴史的建造物、アンヴァリッド(アーチェリー)、グラン・パレ(フェンシング)!
オリンピックとパリの歴史を連動させ、将来的なパリの都市としての価値向上を目指しているのは明確!
最終回の今日のテーマは一方で、都市型のオリンピックの「影」
つい先日、世界水泳連盟が異例の発表。
「セーヌ川の水質を調べたところ、水泳者の健康を守る最低限の許容基準を下回ったまま。
その結果、今週末に開催予定だった オープンウォータースイミングワールドカップ を中止します」
セーヌ川水質の大幅改善目的のインフラプロジェクトが既に進行中、ではあるが1年前にこのザマ…
元々セーヌ川の川沿いには大量のボート住居が停泊しており、基本下水はそのまま垂れ流し(汗)
大会運営側はボート所有者への浄化処理装置の設置に躍起だが、現状うまく行っていないということか…
この状況に思い出すのが、東京2020 でのお台場オープンウォーター会場。
やはり水質問題に四苦八苦していた…
つまり都市型のオリンピックには「明」と共に、どうしても「影」も付き纏う定めか…
以上、シリーズ(終)
今回は「未来」のオリンピックを扱いましたが、当ブログ待機中は「過去」のレガシー → アトランタ1996 シリーズ(笑)
ご期待ください!
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