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2つの理由で、圧倒的。
1.「アビエイター」「ブルージャスミン」でアカデミー賞を2度も受賞している ケイト・ブランシェット!
2. ドキュメンタリー的な方向から映画をブラさない「演出力」
一方で、演出にも痺れた。
ケイト・ブランシェット が鬼気迫る演技を披露していることもあり、下手するとホラー方向にいってしまいそうなところ(汗)
ここをギリギリ回避し、ドキュメンタリー方向に演出する工夫が沢山。
冒頭の、制作スタッフのクレジットを出してしまうクラシカルな構成でまず掴まれる。
そして登場するモノホンのオーケストラ。
その後はリハーサルのカット割りといい、パーソナルなシーンといい、終始ベルリン・フィル!
そしてラストのオチは、以下のアップをしているくらいの当ブログだから超納得。
(以下は基本 ネタバレ になるため、未見の方はクリックしないで下さい)
結論:ケイト・ブランシェットの鬼気迫る演技、ドキュメンタリー方向から映画をブラさない「演出力」、の2つの点で今年有数の1本、と言い切れる一作。