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ベストセラーの映画化。
映画会社は、「悲しみが乾くまで」に続いて、これもびっくりのドリームワークス!
というのは、物語は、アフガニスタンの首都カブールやパキスタンで進む話。
かつ使用言語は、現地語(not English)。
メジャーでこんなんあり?
その現地語化を推進したのは監督のマーク・フォースター。
主な作品は新しいのからいくと、「007 慰めの報酬」、「主人公は僕だった」、「ネバーランド」、「チョコレート」。
少なくとも007と「主人公」は個人的にはあまり好きになれない作品ではある(当ブログでも言及済)
それらの懸念は置いておいて(笑)作品へ。
主人公のカブールでの子供時代と、現在ロス生活が交錯しながら、1979年のソ連による侵攻そしてタリバン独裁政権下に置かれるアフガニスタンの特殊状況下で生まれる物語。
原題(The Kite Runner)にもある、「凧揚げ」に象徴されるのは、「友情」、「平和」、そして「自由」。
このシーンの迫力はなかなか!
正しいCGの使い方を改めて感じさせた。
撮影秘話(約25分)をみてはじめてわかったのだが、撮影のほとんどは中国ウイグル地区。
合成大会によって、この凧揚げシーンが作られたことを理解すると、さらにそう思えた。
子供がたちが主人公で、しかも最近の社会情勢も盛り込まれると、これは感動しないわけにいかない。
(少したつと、内心ちょっと待てよと思うところもなくはないが)
ラストも未来を感じさせる終わり方になっている。
メジャー映画会社が作った、マイナー調感動映画として、記憶に残る一本と言えよう!
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3日めのライブはこの日がやっときたゾ!な Gustavo Dudamel meets NY Phil。
演奏開始前のオーケストラの様子がまずおもしろかった。
各自、自分の復習が必要と感じたパートを各々猛練習していたのだが、過去みたことのないエネルギーがそこにあふれていた。
「楽器を鳴らし切る」ことは演奏者にとって、ものすごく大事なこと。
この日は特に打楽器、管楽器セクションの各々の発していた練習のフレーズに、その視点が濃くみてとれた。
どう練習しているフレーズを楽器のポテンシャルを発揮しきって鳴らしきるか、ということである。
そして演奏が始まると、各セクションの音がそれぞれくっきりと分かれて聴こえた。
座っていたのはメインフロアーの前から40~50列の真ん中からやや左より。
だったのだが、NYフィルだからなのかリンカーンセンターだから音が良いのは当然のところはある。
にしても、セクションごとの音の「分離」が良かったように思った。
これは先述の「いかに鳴らしきるか」、を徹底したことでできているような気がする。
ドュダメルの飛んで跳ねての指揮にも鼓舞されたのか、彼の注ぎ込むベネズエラの情熱がスパイスとなって、実にメリハリの利いたマーラー5番で大変楽しめた。
さすがNYフィル、という感じ。
当然、会場はスタンディング・オベーション。
アンコールはなし。
だが、客は満足して帰途についたと思う。
あとで同じ日に観ていたことがわかった某新聞社(NY駐在中)のクラシック通の方の感想。
「小澤がNYで評価された時もこんなこの熱狂ぶりだったのかな」
なあるほど!
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最後に違ったアングルからの1枚。
(クリックすると大きくなります)
製作したのは、スイス 出身Pipilotti rist。
このインストールがいつまでかが把握できていないが、その点お許し下され!
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ついでにもう一枚。
これは1階から見上げた様子。
先のアップで書き損ねたが、このゾーンでは音楽というより「音響」が流れている。
抽象的なボーカルなどで環境音楽っぽいもの。
この音は地上階でも多少聞こえるので、中に入場したとたんに「何か変わったぞ」となる。
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Museum of Modern Art、通称MoMAのWi-Fiサービスがあまりにインパクトが強かったのでそちらの紹介をしてきたが、もっとベーシックな話を。
今回ビックリしたのが、2階の吹き抜けの雰囲気が一変していたこと!
(写真 クリックすると大きくなります)
そこはサイキックな映像世界がどーんと!
しかも真ん中に超巨大な円形ソファーがあって、そこで寝転がって鑑賞できる。
ソファーの横の説明書きは「寝転んで友達作ってね」(笑)
前に行った時は、このゾーンにモネの睡蓮とかロスコとか数点が展示されていたので、この落差は大きい。
美術館自体がアートしているという感がさらに強固になった今回の訪問だった。
(さらに「建物」がインパクトを与える美術館もあとで体験するのだが)
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まず映画が始まる前に出る映画会社名は意外にも(笑)Dream Works。
ほほおっ!
スサンネ・ビア監督のいきなしのハリウッドデビューを実現したのはここだったのか。
物語はスムーズに滑り出し、するするとドラマが展開。
監督の確かな力量を感じさせる。
これは前回のアフター・ウェディングでも感じたこと。
夫、親友をロストした喪失感をもつ2人が物語の中心。
どうしようもない虚脱感が波のように繰り返し押し寄せてくる中、この2人はどうなるか。
チェ・ゲバラで今話題のベニチオ・デル・トロ、007ボンドガールのハル・ベリーという豪華布陣。
どちらもさすがの演技で引き込まれてしまう。
特にデル・トロのあの目、全身から溢れ出る倦怠感、そして後半の迫真演技は見物。
ということで、主役2人が良くて、監督も抜群なので文句のつけようがない作品。
これに突然死してしまった夫の役で、セックス依存症を最近告白したデイビッド・ドゥカブニーが真面目にからむ。
当然過去のシーンで。この配役はご愛嬌?
なんてちゃかしてしまったが、Dream Works作品としては突き抜けた1作だった!
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NYに行くと必ずと言っていいくらい行っていた「Peter Luger」(ステーキ)
ここのステーキは世界最高と思っているのだが、場所がマンハッタンから遠いのが玉にキズ。
やや安全ではないエリアなので、タクシー代かそれなりにかかる。
かつ帰りも、店にタクシー頼むと白タクで微妙にビビる(笑)
その店から独立した人がPark Ave.(at 33rd st.)にオープンしたステーキハウスをチェックした。
トライベッカにも、もう一軒あるらしいがそちらは行けず。
本店のように入り口右横にウエイティングバーがあって街をながめながら飲める。
これはこれで楽しい。
左手がレストラン部分で、ここもなかなかいい雰囲気。
肉汁かけながら食べるステーキの味は、ほぼ「Peter Luger」と同じ。
「Peter Luger」に行く時間が取れない短い出張とかにはいいなあと感じた。
あの下町っぽい雰囲気も大好き!ではあるが。
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この写真でダメ押しですねえ....
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このブログの成り立ちからして、この企画は逃せないのだった!
(当ブログの最初の月のエントリー、2005年5月をクリックしてくださいまし)
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東京上野の国立科学博物館で行われた、「1970年大阪万博の軌跡」展を滑り込みで鑑賞。
今回の目玉は、39年ぶりに日本館で活躍した「文楽人形ロボット」3体を修復し、動かしていること。
確かに動いてました(笑)
個人的にはまだみたことのなかった、「太陽の塔」内部の「生命の樹」と生物群(の模型とはいえ)
これを観れたことがうれしかった
(写真 クリックすると大きくなります)
さすが岡本太郎、そのコーナーの周囲はけっこうな人だかり。太陽の塔のミニチュアもあったし。
展示会タイトルは「今も生き続ける博覧会のDNA。21世紀の今、EXPO’70を体感する」
この大仰さが、万博っぽくって○(笑)
展示の最後の最後に、ちょうど公開になる「20世紀少年シリーズ 第2作」版 太陽の塔があったのには実にタイムリーだなと笑ってしまった!
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手前味噌で恐縮。
ここんとこNY旅をじわじわと、その気分をできるだけキープするために(わかるっしょ?)継続してちびちびとアップしていますが、「ハドソン川の奇跡」なんかも経験しちゃったことでアクセスは続伸中。
今回はPVでの週記録更新です。
オリンピック期間の日曜にIP数でブログ・ランキング入りして以来の新記録です。
数は、9735PV。
もうちょいで週1万PV達成かな?
プログの可能性を引き続きいろいろな角度からチャレンジしていきたいなと思います!
そう、この場を借りてgooへの注文。
NYで「ハドソン川の奇跡」を目撃したことで、ライブ開始前だったにもかかわらず、ちょっとした時間を使ってホテルに舞い戻って、速報をアップしたのですが....
せっかくのライブ感ある写真を、部分的にしかアップすることができなかったわけです。
そのワケは、「ファイル・サイズ」
微妙なサイズの違いで拒否されてしまうと、外からでは対応できない状態。
家のPCなら、加工してから送り込むことができるが、借り物やホテルのPCではそれは望めない。
もう少しファイル・サイズの上限制限をアップしてもらえないものでしょうか?
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さて、本題。
一周してから、再度入場、今度は iPod touchを取り出して解説つきで(写真)
すると、登場したのがMarlene Dumas本人!
下の階では男性の美術評論家のもっともらしい~ご説明だったのでぎょっとした(汗)
彼女が自分がどういう意図で作品を作り上げているかを、自分の口でとつとつと語る。
決して生のものを描かないこと。
一度写真家などの意図をもって撮られた写真をコレクション。
それを元に、自分の意図を組み込んでドローイングしていること etc....
それぞれの絵に込められた本人の意思がどばどば伝わってくる!!
とにかく情報量が桁違いに違う。
最初グロく感じた絵でさえ、自然に自分に入り込んでくる。
絵画の見方が決定的に変わってしまう衝撃的な瞬間だった!
おそらく今後この規模の大きな展示会にまで到達したアーティストにはこのような機会が与えられ、それが作品とともに音声解説として残っていくことが主流になるのは間違いない。
それくらい作家とのコミュニケーションが深くなるからだ。
この体験、そうとうガツンときました!
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あるいはこんな感じ。
(こちらはホームページより)
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Dumasの作品は例えば、こんな感じ。
MoMAはフラッシュさえ炊かなければ写真撮影が自由。
なのだが、Dumas展に関しては館内撮影が不可だったので、入り口にあったこの1枚だけですが、こういうイメージ。
(写真 クリックすると大きくなります 写真をできるだけアップするためエントリーを分割します)
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NYと言えば、マンハッタンのMuseum of Modern Art、通称MoMAに当然行ってきた。
館内にはパブリックのWi-Fi(無料)があるだけでなく、iPhone / iPod touch用にデザインされたサイトも用意されている。
愛機Pod touchで気楽に音声ガイドをenjoyできるわけだ。
さて、現在最上階で現在行われているのは、Marlene Dumasマルレーネ・デュマス展(~2/16)
(写真 クリックすると大きくなります)
南アフリカ出身の女性アーティストのアメリカで初めての規模でドローイングを集めたもの。
日本でも2年前にこの作家の作品を集めた展示があったような。
まず、ざっと一周。
死体とか、赤ちゃんとか、娼婦とかをダークに描いたものが多い。
そもそも展示会タイトルが Measuring Your Own Grave=自分の墓の長さを測る
入り口にも「幼い子には不適切」と説明してあったのも納得。
「顔」だけがずらっと並んでいる部屋が圧巻。
フランシス・ベーコンの現代的展開かな?なんて感想。
で....
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