日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



 

ちょっとの空き時間でできることを必死に考えた結果、ドバイメトロへ。

 

この新設の地下鉄、開業したといいつつ、なかなか全線は開通していなかった。

これまではレッド・ラインが動いていたが、グリーン・ラインが9/9に開業、これで空港へのダイレクトアクセスが可能になった。

(写真:トップページモードの場合、クリックすると大きくなります。反射が多くて恐縮!)

 

というわけで初めてトライ!、というシリーズです。

(続く)

 



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SFオタクなイギリス人青年×2人、クライブ(ニック・フロスト)とグレアム(サイモン・ペッグ=MI4の100倍いい)がアメリカのUFOスポットを巡るロードムービー。

ところが宇宙人ポールに出会っちゃうことで、一気に派手な展開に...

 

 

この宇宙人ポールの個性がとにかく際立っている。

声をセス・ローゲンが演じているのだが、すっとぼけた、めちゃファンキーな宇宙人に仕上がっていてGoooo~d!

30分過ぎにどうにもキャラの気持ち悪さに退場してしまった「ラルゴ」(あまりにもJ.D.の悪いところが出過ぎ。これはこれで凄いかも)とは対極的に登場数分で、もうニッコニコ。

 

もともとニック・フロスト × サイモン・ペッグ の会話だけでも笑いが止まらないのに、3人になるともう超強力。

さらに彼らを追跡するコンビやら、旅に加わる敬虔なはずの女性などのサブキャラもいい味を出す。

 

こうしてオフ・ビート感が全く途切れることがなく、よどみなくクライマックスまで到達する。

そうとうの技を繰り出されたな、という印象。

コメディとして、今年2011年で忘れられない1本となった。

 

公開は昨日、23日から。

イブと明日が寂しい方には、この映画でまず大笑いし、次に「モテキ」で明日の恋への夢を育んでいただきたい!

 



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公約通り、ブルジュ・ハリファへ。

夕方の人気時間帯は事前予約でも取れなかったが、もともとドバイに到着する際の夜景が好きだったので、19:00で。

詳細は別途アップするが、屋外の展望台に出た瞬間の感想を。

「風が強いし、巻き上げてく!」

下から服がめくれてくるのだ。

 

もともとビルの設計事態が、風の影響を抑えるためにビルは螺旋状にし、風を上方に逃がすデザインとなっているそうな。

そう考えると、そういうビルで体当たりロケしたトム・クルーズ、けっこう偉いかも(笑)

 



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ちょっとの空き時間でできることを必死に考えた結果、ドバイメトロへ。

この新設の地下鉄は、開業したといいつつ、なかなか全線は開通していなかった。

今回、やっとそれが成立した様子を知り、初めて乗ってみた。

 

すると、

これまで、車で移動し既に知っていたエリアも、地下鉄から陸に上がり高速高架から街を眺めると、景色が違う。

実は、この近未来都市ドバイを知るに実にいい機会だったことに気づく!

(別途シリーズ化してアップします。)



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部屋でテレビをつけて、一般のアラブチャンネルから、サッカーまでチェックした。

すると!

 

さすが中東、こんなスポーツの中継もあるのね(笑)

らくだレース!



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成田から11時間強かかって、ドバイ空港に到着。

さっそくタクシーでホテルに向かう。

 

このやり取りでまた不安になる(笑)

「○○系○○ホテルへ」

「○○系ったらここには6つあるけど、本当にそこでいいのか?」

「そうだ」

「・・・・」

 

前回、快適だった空港前のホテルを横目に、今回のホテルに向かう。

日本人はどうみても泊ってはいなさそうではある。

着いてみると、確かに「アウェイ」な感じ(笑)

部屋の窓からの景色はこんな具合

 

旅行なら全くかまわないんだけど、今回はビジネスなので・・・

まあ打ち合わせもできそうなので、今夕現地駐在員とするつもりだけど・・・



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昨日の続きです。

M−I 4/ゴースト・プロトコル Ghost Protokol をさっさと観なくちゃという、仕方ない理由が2つ。

ひとつは、

問い   =ゴースト・プロトコル Ghost Protokolがもつ「問題」とは?

自分の回答=「映画を観て、自分で判断してあとでつきあわせる」を選択したので。

 

 

もうひとつの、~仕方ない理由2は、以下の状況を避けるため(汗)

 

明日からドバイに出張

    ↓

戻って出張をあちこちに報告

    ↓

(そのころにはゴースト・プロトコル ネタが大いに普及)

    ↓

「なんだ、ドバイ・タワーに行ってないのか、このタイミングで」

「えっ、映画さえ観てない? じゃあのシーンの○○も知らないし、それもチェックしてない?」

 

 

出張の間で、時間のやりくりをして、とにかくタワーには行かねばと(笑)

映画を観たら、ドバイのシークエンスは幸いタワーに集中しており、そこさえ押さえればOKそう(ホッ)

 

 

ただ今回は1つ予想外にスリリングを演出してしまう状況にも陥っている。

 

前回泊まったのは空港の目の前にある、それなりのグレードのホテル。

ところが今回はコスト削減を理由に、ネットのホテル予約サイトで価格の安いホテルに半ば強制的に決められてしまった!

あとで駐在員に「ここに泊まる」と報告しても、まず違う高級ホテルだと勘違いされてしまう始末。

なんとか理解を取り付けた後の彼のコメントは「そのゾーンには足を踏み入れたことも無い」(笑)

一気に、緊張度指数アップ!!

 

 

 

過去のドバイとの印象の違いが行く前から明確になってしまった。

 

工事中の街

  ↓

テーマパーク都市

  ↓

中東を汗かき実体験?

(写真は、前に人気のない早朝にちらっとワンブロックだけ踏み込んだ異空間ゾーン)

う~む、実にイスラム!

 

ちょっとイヤなのは、この国の民族は皆エリートで高級な暮らしをしている。こういうゾーンにいるのは、出稼ぎの労働者たちだけだからだ!

さて、どうなりますやら・・・

 



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観とかなくちゃという、仕方ない理由が2つもあって、公開日にさっさと鑑賞。

 

~仕方ない理由その1~

先日ブログアップした記事「観てから読むか 読んでから観るか M-I 4/ゴースト・プロトコル Ghost Protokol がもつ「問題」とは?」(2011-12-12

 

巡回している某評論家のブログで、間もなく公開の「M-I/ゴースト・プロトコル」に問題があると記してあり、気になっていた。

前作・前々作のようにブーイングではなく(笑)なかなか評判が良い今作のようなので、なおさら。

で、

「映画を観て、自分で判断してあとでつきあわせてブログを読む」を判断し、今日さっそく。

 

 

 

さて感想は....

「脚本」が弱すぎる!(多分、これが問題点かな?)

 

マッドサイエンティストが1人で、世界を混乱に巻き込み、米ソの世界大戦を引き起こさせる、というプロット。

あまりに古くさいし、現実味があまりに、ない!

冷戦という言葉が死語になって○十年、007でさえ現在の世界情勢にあわせるべく工夫している中、これはあまりに安直ではないか?!

これで「映画に引き込まれる度」が一気に低下。。。。

 

さらに、イーサンハントが立てる計画が緻密にはとてもみえない上、そして結果的に次々と失敗する様を見せつけられる。

とっさに瞬間的な判断をして、体勢を立て直すところが「カッコいい」と思えるのはトム本人だけではないか(笑)

 

<まあ~予想するに、トム・クルーズに異様に肥大しきった「自己意識」に関連するものなのだろうが!

 

このへんは前のアップの予想が当たってしまった感じ。

これで、2時間13分はキツい。

ドバイのタワーのアクション、カーアクションはそれなりにみせるものの、それだけが浮いてしまう。

 

 

さらに、帰りに読んだ日経の文化面で、監督がピクサー「Mr.インクレディブル」のブラッド・バードだと知り、さらに不満足の理由を納得。

自分のピクサー映画の個人的歴代Pixerレーティングでいうと、こんな感じ


<トイ・ストーリー Toy Story 1995年)        95点
<バグズ・ライフ A Bug's Life 1998年)       74点
<トイ・ストーリー2 Toy Story 2 1999年)      97点
<モンスターズ・インク Monsters, Inc. 2001年)   81点
<ファインディング・ニモ Finding Nemo 2003年)   77点  
Mr.インクレディブル The Incredibles 2004年)    68点
<カーズ Cars 2006年)                  92点
<レミーのおいしいレストランRatatouille 2007年)     70点
<ウォーリー WALL-E2008年)               68点
<カールじいさんの空飛ぶ家 Up2009年)            91点


彼が監督した2作品がなんとワースト1~3位に入っていたのだった!

その彼のアニメのようにマンガチックな演出が、この傾向を加速させていたことを理解した。

 

 

さっ、これで自分の見解をアップしたから、早々に「某評論家のブログ」に行ってみよっと(笑)

あっ忘れてた。

~仕方ない理由その2~ については明日のアップで。

 



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クラブワールドカップをどこで見るか。

スタジアムか。テレビ観戦か。


真夏に開催されるワールドカップと違い、12月の「極寒」の中で開催されるクラブワールドカップ。

とにかく毎年行こうという人は相当のサッカーマニアックなのか、または 寒さを感じない鈍感か(笑)



そこで! 新しい選択肢が 登場。

それは映画館でのライブ ビューイング。

全国34館のシネマコンプレックスで、今日初めて実施された。


開映前に、たまたま電話とかの用事で外に20分ほどいたのだが、コートを着ていても結構冷えた。

なので、暖房の利いた映画館はたいへんありがたくはある!



さて劇場が暗くなると、キックオフまで基本、解説者×2によるテレビのような時間潰し会話。

浦和と金沢の映画館からのライブ・レポートという趣向はあったものの、まあはっきり言って物足りない。


何度も行っているMETライブビューイング(オペラ)では、以下のような様々な工夫が。

1.まず開始前に会場俯瞰図とざわつきで「ライブビューイング感」を演出。

2.そうしつつ、さらにMETでは狂言回しのオペラ歌手が登場。

彼らが演出家などに突っ込むインタビューで、畳み掛けるように盛り上げる。


こういうパターンがお馴染みとなっているが、こちらはまるでテレビ鑑賞のよう。

まあ~あちらは2006年から5年やってることだからその差は仕方ないとはいいつつ、ハーフタイムも工夫がないよねえ。。。



さて試合。
大画面はやはり見やすい。
バルサのロングパスのスピードとか、生っぽさは現場にはかなわないが十二分に唸らされるクオリティ。
一方で、ビジャの大怪我のシーンも、遠目でも「ヤバい」とわかってしまった。。。
【結論】
カテ1の15%の料金で、風邪を引くことなく楽しめる、というのはなかなかのメリット。
特に東京・横浜でない、地方のバルサ・ファンには。
日曜の決勝も、この企画はあるらしい。
決勝でいうと、カテ1の8%の料金(笑)
また行ってもいいかも?!

 



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デッドヘッズとしては、「即買い!」「即読破!」

 

スティーブ・ジョブスが例の有名なStay hungry,Stay foolish演説の際に言及したホールアースカタログ」

アップまでの価値は見いだせなかったが「ウェブ×ソーシャル×アメリカ」は、この関連性に終始する内容だった。

 

 

こういった「カウンターカルチャー」の代表格として、グレイトフル・デッドはいつも身近にあった。

彼らの音楽にいつも感じるのは「自由」。

彼らがやってきたことは「基軸」がブレないままやり通した結果、ネット時代にまた考え方が蘇がえるのな、と。

 

例えば、裏表紙のコピーを引用すると...

<グレイトフル・デッドは従来の音楽産業のルールのほとんどを打ち壊した。

<彼らはファンにライブを録音するのみならず、そのテープを交換することをファンに奨励した

<また、メーリングリストを作成し(ネットのない時代に)

<ライブのチケットをファンに直接販売する仕組みを作り

<アルバムの売上ではなくライブコンサートで収益を上げるビジネスモデルを構築した。

 

かつ!

以下の各章のタイトルがいちいちしゃれている。

 

パート1:バンド

1.ユニークなビジネスモデルをつくろう

2.わすれられない名前をつけよう

3.バラエティに富んだチームをつくろう

4.ありのままの自分でいよう

5.「実験」をくりかえす

6.新しい技術を取り入れよう

7.新しいカテゴリーを創ってしまおう

 

パート2:ファン

8.変わり者でいいじゃないか

9.ファンを「冒険」の旅に連れ出そう

10.最前列の席はファンにあげよう

11.ファンをふやそう

 

パート3:ビジネス

12.仲介業者を排除しよう

13.コンテンツを無料で提供しよう

14.広まりやすくしよう

15.フリーから有料のプレミアムへアップグレードしてもらおう

16.ブランドの管理をゆるくしよう

17.起業家と手をくもう

18.社会に恩返ししよう

19.自分が本当に好きなことをやろう

 

このようにタイトルからして、ものすごくこなれた表現になっている。

このへんは、さすが監修:糸井重里(笑)

 

 

上記のように、本編もするすると読める。

「カウンターカルチャー」入門、そしてデッド入門には最適な1冊だと感じた。

(微妙にひっかかるところを残しながら)

 

 

ところが!

もう一度読み返してみると、全く違う「想い」がふつふつと。。。。

デッドと比較する現在があまりに「業界ロック」的発想に覆い尽くされていることに気付く。

ロックがビジネスになって既に久しいが、その「現在」を悟らされる1冊でもある。

音楽って、もっと「自由」だったはずなのに...

こうして自由を「」で括らなければいけないくらい、ロックが「業界」になっているんだな、と...

そう気付かされるくらい、デッドに力がある、ということなのだろうか。

このようにいろいろ考えさせられる1冊は貴重かも!

 

 



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巡回している某評論家のブログで、間もなく公開の「M−I 4/ゴースト・プロトコル」に問題があると記してあった。

来週までは批評厳禁ゆえ、タイミングがきたら説明するとしている。


一般的には、前作・前々作のようにブーイングではなく(笑)なかなか評判が良い。

こんな中なので、よけい気になってしまう!

 

 

さて、対処の方法として2つ。

 

映画を観て、自分で判断してあとでつきあわせてブログを読むか。

 

それとも、

 

ブログを読んでしまってから映画を観るか

(昔の角川映画みたいで、すいません...)

 

 

う~ん迷うなあ(笑)

まあ~予想するに、トム・クルーズに異様に肥大しきった「自己意識」に関連するものなのだろうが!

 



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2011-12シーズン目玉のクラシコの速報です。

リーグが立ち上がる前からも、クラシコ2連戦が実現したが、こちらが本番。

両チームの超本気モードが、さすがこちらこそ「クラシコ」だということをあらためて感じさせた。

 

 

試合開始直後、ビクトール・バルデスのミスキックにから最後はベンゼマ!

レアル・マドリッドが開始1分以内に、先制点をゲットし、試合前の「レアル有利」の報道を実現する。

 

その後、早めのつぶしでバルサに隙を与えない時間が続く。

高い位置からボールを執拗に追ってくるので、バルサもペースをなかなか掴めない。

 

が前半30分、一瞬の隙をついてメッシのドリブル突破→アレクシス・サンチェスが左隅にゴール!!

前半は1 vs 1 で終了。

 

 

後半に入り、8分、シャビが幸運な逆転ゴール(オウンゴールっぽい)

そして21分には左サイドに飛び込んできたセスク・ファブレガスがヘッドで!

3 vs 1 となる。

 

30分すぎ、グアルディオラが続けて2人交代。

セスク・ファブレガス → セイドゥ・ケイタ で守備固め。

アレクシス・サンチェス → ダビド・ビジャ

88分には、

イニエスタ → ペドロ

試合はこのまま終了。

 

このままバルサは日本に向かうとのこと。

その日程は以下。

12/15(木)【TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ】準々決勝 at 横浜
       エスペランス(チュニジア)orアル・サッド vs バルセロナ!

12/18(日)【TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ】決勝! at 横浜
       サントスFC vs バルセロナ!?


で、クラシコでのこの好調さからいうと、まずます試合が楽しみに!



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現代音楽家 フィリップ・グラスの作品。

彼の反復音楽の音といえば、ソロでのピアノによる作品群あるいは映画「コヤニスカッティ」を思い出してしまう。

特に後者では、96分にわたるエレクトロニクス全開ガチガチの、モノトーンな「音」郡 に気が狂いそうになった(笑)

 

が今回はMETオケ + 歌唱という、ヒューマンで多様な「音」による反復音楽。

この点において、5時間にわたる長時間の鑑賞でも十二分に楽しめた。

 

 

テーマとなるのは、ガンジー。

若き日の彼が、南アフリカに渡って経験した酷い現実の中、思想家として覚醒する様を描く。

これを、グラスらしい スペクタルな反復音楽で、ドラマチックに再現している。

直前の予告編「山本五十六」で極めて不快な印象が残っていた自分にとって、一般市民が巻き込まれる「戦争の痛み」から立ち上がるこのドラマは、非常に心に突き刺さるものがあった!

 

 

面白かったのが、歌手たちの歌詞の原語が サンスクリット語ということ。

これまでのライブ・ビューイングでは「歌詞」がロシア語だろうが何語だろうが、字幕で瞬時にわかることが、作品への理解を助ける重要なキーポイントだった。

ところが、今回は作曲者自らそれをほとんど不要であるとし、反復する音に身を委ねろ、という指示。

真逆なところが新しい!

 

いつも年末に「必見」と言いたい映画が、ひょっこり登場する。

が、ことしは映画ではなくて、これだったか!!

 今週の金曜までの公開。


 

最後に。

裏舞台紹介で司会で登場するリングのアルベリヒ役 エリック・オーウェンズ をはじめとして、作品名を「サチャグラハ」と発音していた。原語は、Satyagrahaだから、確かに tya 部分はそう発音してしまいそうで、それも正しいかも?!

 



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日本離れした派手なアクションが人気だったコミックが映画化。


 

のっけからハードボイルド展開。

で そのまんま、ラストまで突き進む!


 

 

やはりキーは主人公の飛葉大陸(写真)

で、英太の飛葉大陸。

甘いマスクながら孤独からくる「鋭さ」をちゃんと両立させていて感心した。


 

だけでなく、中井貴一の草波、オヤブンなどの各々のメンバーも、いいはまり具合。

(エンド・タイトルで登場する原作者、望月三起 もなんとも うれしそうでいい)


 

わかってるなと思ったのは、彼らの成立過程上「巨悪」にとってその背景を利用することは容易、という弱点。

その「巨悪」によって、たちまち犯罪者に戻ってしまう彼ら。

そして彼らの中で「理由」「利害」を超えて突き動かされるもの。

こうして「巨悪」と闘う反骨精神が、ワイルド7の真骨頂なのだ!


 

強いて言うと、もう少しバイクアクションで魅せて欲しかったなと思わなくもない。

が、この難題な企画を十二分に成立させていることに既に 満足。

続編に期待!するし、そこでのさらなる進化を望む。

 



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スターバックスの「成功物語」を読了。

(先にアップした 読中評:スターバックス成功物語 「成功」「再生」をセットで俯瞰しその本質に迫ろうかという試み、の続きのエントリーです) 



スタバの急成長を創り出した本人、ハワード・シュルツが語るスタバの歴史(写真は日本第一号、銀座店)

NYでの前職の成功を手放し、コーヒー販売業スタバに賭けたものの、自分の理想のカフェを作るために退社。

その後、買収されかかったスタバを引き取り、成功への道を突き進み、350ページくらいまでは順調に。

が、そのへんから様子が急変しはじめる。



まずユナイテッドとの提携話。

機内でサーブするコーヒーを全てスタバにというわけだが、品質保証という点で厳しいと瞬間的にわかる話だ。

実際、オペレーションが乱れ、全ての機の体制が整うまでに四ヶ月もかかっている。


もちろん「質を落とすようなことは絶対に認めてはならない」という言葉がそこかしこに登場する。

のだが、言っていることと⇔行動に乖離がみられ、自己矛盾に陥っていることが容易に読み取れてしまう。


そしてさらに、エッグノックラテでの全国展開化での失敗。

「味」がテスト段階から変わってしまったことに誰も気付かないまま、全国展開してしまったというケース。

私の感覚でいうと、スタバの本質から考えたら「大事件」ではないかと思う。

のだけれど表記が言い訳がましく、そういう伝わり方がしない。



後半のこの部分は「成功」というよりは、上場してコントロールが狂ってきた企業の社長が、自己矛盾に陥った苦闘をそのまんま吐露している内容だなと感じた。

こういう点でこの本、貴重といえば貴重なのかもしれない(笑)


そこで原題のタイトルをチェックすると、"Pour your heart into it"で、確かに「成功」とは謳ってはいない。

これでは続いて「再生物語」が必要なわけだ!

(とはいえ、そちらの原題も Onward で「再生」とは謳ってはいない)


【続く】

 



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