観とかなくちゃという、仕方ない理由が2つもあって、公開日にさっさと鑑賞。
~仕方ない理由その1~
先日ブログアップした記事「観てから読むか 読んでから観るか M-I 4/ゴースト・プロトコル Ghost Protokol がもつ「問題」とは?」(2011-12-12)
巡回している某評論家のブログで、間もなく公開の「M-I/ゴースト・プロトコル」に問題があると記してあり、気になっていた。
前作・前々作のようにブーイングではなく(笑)なかなか評判が良い今作のようなので、なおさら。
で、
「映画を観て、自分で判断してあとでつきあわせてブログを読む」を判断し、今日さっそく。
さて感想は....
「脚本」が弱すぎる!(多分、これが問題点かな?)
マッドサイエンティストが1人で、世界を混乱に巻き込み、米ソの世界大戦を引き起こさせる、というプロット。
あまりに古くさいし、現実味があまりに、ない!
冷戦という言葉が死語になって○十年、007でさえ現在の世界情勢にあわせるべく工夫している中、これはあまりに安直ではないか?!
これで「映画に引き込まれる度」が一気に低下。。。。
さらに、イーサンハントが立てる計画が緻密にはとてもみえない上、そして結果的に次々と失敗する様を見せつけられる。
とっさに瞬間的な判断をして、体勢を立て直すところが「カッコいい」と思えるのはトム本人だけではないか(笑)
<まあ~予想するに、トム・クルーズに異様に肥大しきった「自己意識」に関連するものなのだろうが!
このへんは前のアップの予想が当たってしまった感じ。
これで、2時間13分はキツい。
ドバイのタワーのアクション、カーアクションはそれなりにみせるものの、それだけが浮いてしまう。
さらに、帰りに読んだ日経の文化面で、監督がピクサー「Mr.インクレディブル」のブラッド・バードだと知り、さらに不満足の理由を納得。
自分のピクサー映画の個人的歴代Pixerレーティングでいうと、こんな感じ
<トイ・ストーリー Toy Story (1995年) 95点
<バグズ・ライフ A Bug's Life (1998年) 74点
<トイ・ストーリー2 Toy Story 2 (1999年) 97点
<モンスターズ・インク Monsters, Inc. (2001年) 81点
<ファインディング・ニモ Finding Nemo (2003年) 77点
<Mr.インクレディブル The Incredibles (2004年) 68点
<カーズ Cars (2006年) 92点
<レミーのおいしいレストランRatatouille (2007年) 70点
<ウォーリー WALL-E(2008年) 68点
<カールじいさんの空飛ぶ家 Up(2009年) 91点
彼が監督した2作品がなんとワースト1~3位に入っていたのだった!
その彼のアニメのようにマンガチックな演出が、この傾向を加速させていたことを理解した。
さっ、これで自分の見解をアップしたから、早々に「某評論家のブログ」に行ってみよっと(笑)
あっ忘れてた。
~仕方ない理由その2~ については明日のアップで。