村山市から背炙り峠に向かっている途中で、湧き水の清掃をしていたところ、偶然にも畑沢の先輩に会いました。すぐさま、先輩は清掃の手伝いをしてくださいました。作業が終わってから、何故か鎌の柄の話になりました。その時、先輩が持っていた鎌は写真のとおりです。
この鎌は、刃渡りが30cmmもある大きな鎌です。畑沢では通称「下刈鎌(したかりがま)」と呼んでいたもので、杉造林地の地面に生えた雑木などを下刈りするときや、水田に隣接する山裾の雑木等を刈り取るときに使います。普通の草刈鎌と比べると、大きいのはもちろんのこととして、厚く丈夫にできています。用途が草刈鎌と鉈を兼ねたようなものですので、作りも両者の間に位置しています。
先輩の祖父が使っていたものを大分、昔に貰ったそうで、鎌の部分も柄の部分もそのまま使われて、およそ100年にもなるそうです。鎌の柄は、「ガマズミ」という木で作られ、硬く丈夫な木だそうです。柄を間近に見ますと、「年代もの」である貫禄があります。ガマズミという木は、昨日、投稿したヤブデマリと同じ「ガマズミ属」です。