午前中、子どもたちのバイオリンのレッスン。
雨の日は、てくてく歩いて行くのは大変です。娘なんか楽器ぬらさずに歩くのは難しい。
かといって、どんなにちびっ子でも、楽器はやはり自分で持たねば・・・。
ピアノ弾きは楽です。楽譜がちょっと重いくらいですから。
今日はふたりともまあまあかな、という感じでした。始めてから1年半と少しですが、意外に弾けるようになるもんです。あくまでも私基準なので、世間サマとくらべて弾けるなんてことではないです。ピアノ以外の楽器だとちゃんと音が並ぶだけで「・おおお・・」と思わず感心してしまうただの親バカなので(笑)。
音程がどうこう、弓がどうこういうとふたりとも不機嫌モード突入ですけど、幸い伴奏してもらうのはイヤではないようなので、それは時々声かけてます。
まあめったにしませんけど(しょっちゅうやるとありがたみが減るし・・・殴)。
娘のほうはバイオリン譜で見開き2ページという、まあまあの長さの曲を練習していますが、なかなかいい曲です。伴奏は結構難しくて、少しマジメにやりました。今日はレッスンでも伴奏付きでやりましたけど、娘にかわって先生が弾かれると、強弱、アゴーギク大きいので、伴奏もけっこう大変。ところどころギョーザの皮みたいに余ったりつったり・・・字余りあったりで冷や汗もの。
昼を子どもと外ですませたあと私だけあるコンサートに行ってまいりました。
なかなか珍しいコンサートで、なんとチェロ・コントラバス・クラリネット・トロンボーン・ギター・パーカッションでのアンサンブル。
いったいどういう・・・と興味津々。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<プログラム>
・・・1st HALF-DAYDREAMS
ジョヴァンニ・ソリーマ:無伴奏チェロのための「コンチェルト・ロトンド」
ナオミ・シーメル:「ザマール・ノデド」(チェロ・コントラバス・クラリネット・トロンボーン・ギター・パーカッション)
ジョン・ダウランド:「時は静止して」「もう一度戻っておくれ」「流れよわが涙」(ギター&チェロ、クラリネット、コントラバス)
ヴィルヘルム・カイザー=リンデマン:ネルソンM(マンデラ)のオマージュより チェロと打楽器のための「メタモルフォージス」
ニコロ・パガニーニ:チェロとコントラバスのための「ファンタジア」
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲より「ラルゴ・マ・ノン・タント」(チェロ・トロンボーン・ギター・コントラバス)
・・・2nd HALF-DANCES AT DAWN
アナタス・ウルクズノフ:チェロとギターための「タンゾロギアー」1)コンテンポタンゴ 2)ヴァルス・スラヴ 3)ブルガリア風ロック(チェロ&ギター)
エイトル・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より「アリア」(チェロ&ギター)
モーリス・ラヴェル(というか・・・):「コラボレロ」(コントラバス)
ジョージ・ガーシュイン:「アイ・ガット・リズム」「サマータイム」
イスラエル民謡:「クレズマ-ズ・フライラッハ」
イスラエル民謡(マニー・カッツ編曲):「カナン人のメドレー」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダウランド、パガニーニ、バッハ、ヴィラ=ロボス、ラヴェル、ガーシュインがなんとかセーフで、あとは「いつの人?どこの国の人?」・・・
という状態で出かけたのですけど、ほんっとに面白かったです。
主催者というか首謀者のマーティン先生の演技やトークが面白いのは言うまでもないのですけど、やはり音楽的に気の合うもの同士ということが大きいのでしょう、クオリティもテンションも高くて素晴らしかったです。
1曲目はマーティン先生の超絶技巧。・・どうやって弾いているのかさえわからず(驚)
2曲目で全員がそれぞれソロを奏しながらステージへ
3曲目のダウランドの演奏のときは、「これは女性の前で弾く曲だから」と会場から3人の女性を前のほうにご招待。一緒にいったKやんは、マーティン先生のエスコートでかぶりつき特等席へ(笑)。
4曲目だけは「真面目な曲です」ということで、南アのマンデラ氏の苦難とその後を表現した演奏
5曲目は、コントラバスの演奏に釘付け。半音といってもあんなに指間があるのに、いったいどうやってあのようにメロディーを次々と弾けるのか・・・・
6曲目、バッハのふたつのバイオリンがチェロとトロンボーンに化けて、それもあまり違和感がないという不思議。トロンボーンって細かい音程とっさに作るの大変じゃないのだろうか・・(驚)
後半は舞曲。
1曲目と2曲目はチェロはもちろんなんですけど、ギターってすごいんだなあ、いろんな技術があるのだなあ・・とただただ感心。チェロの友人に「あのギター左利き用だね、逆だね」と言われて初めて気づきましたが、たしかに左右逆。
3曲目「コラボレロ」なんですけど、驚きです。6人で1台のコントラバス弾いてました。さてどうやって弾いたのでしょう・・・これを言ってしまうとまたどこかで演奏されたときに、驚きが半減してしまうといけないので、ネタバレはやめときます。
あとの3曲は、クラリネットとパーカスに呆然。クラって何種類あるんですか?今日はどうみても4~5本出てましたが。。パーカスはふたつの木琴系のものと、民族太鼓系がいくつか、あとどうやって鳴らすのかもわからないようなものが多数。
すっごく面白かったので「子どもも連れていけばよかった~」と友人と残念がったところであります。
これだけのものを1回公演?・・・と思うのですよね~。チェロはすべてのプログラムに加わってましたし、この楽器の編成だとオリジナルの楽譜もほぼないはずなので、編曲作業も大変でいらしたはず。チラシを見てお客さんが飛びつくかというと、この楽器の編成と曲目だと苦しいものもありますけど、「・・・なに?なにをやるの??」みたいな好奇心でいってもご損はなかったかな、と思います。
なんでしょうね・・・私はこういう企画はたまらないんです。
知らない曲がいっぱい、意外な楽器の組み合わせがたくさん、そしてトークもふんだん。
もっとこういうのやってくれないかな・・と思うのですけど、開催が難しいのは容易に想像がつきます。
・・ですが、さっそく次回を期待!
雨の日は、てくてく歩いて行くのは大変です。娘なんか楽器ぬらさずに歩くのは難しい。
かといって、どんなにちびっ子でも、楽器はやはり自分で持たねば・・・。
ピアノ弾きは楽です。楽譜がちょっと重いくらいですから。
今日はふたりともまあまあかな、という感じでした。始めてから1年半と少しですが、意外に弾けるようになるもんです。あくまでも私基準なので、世間サマとくらべて弾けるなんてことではないです。ピアノ以外の楽器だとちゃんと音が並ぶだけで「・おおお・・」と思わず感心してしまうただの親バカなので(笑)。
音程がどうこう、弓がどうこういうとふたりとも不機嫌モード突入ですけど、幸い伴奏してもらうのはイヤではないようなので、それは時々声かけてます。
まあめったにしませんけど(しょっちゅうやるとありがたみが減るし・・・殴)。
娘のほうはバイオリン譜で見開き2ページという、まあまあの長さの曲を練習していますが、なかなかいい曲です。伴奏は結構難しくて、少しマジメにやりました。今日はレッスンでも伴奏付きでやりましたけど、娘にかわって先生が弾かれると、強弱、アゴーギク大きいので、伴奏もけっこう大変。ところどころギョーザの皮みたいに余ったりつったり・・・字余りあったりで冷や汗もの。
昼を子どもと外ですませたあと私だけあるコンサートに行ってまいりました。
なかなか珍しいコンサートで、なんとチェロ・コントラバス・クラリネット・トロンボーン・ギター・パーカッションでのアンサンブル。
いったいどういう・・・と興味津々。
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<プログラム>
・・・1st HALF-DAYDREAMS
ジョヴァンニ・ソリーマ:無伴奏チェロのための「コンチェルト・ロトンド」
ナオミ・シーメル:「ザマール・ノデド」(チェロ・コントラバス・クラリネット・トロンボーン・ギター・パーカッション)
ジョン・ダウランド:「時は静止して」「もう一度戻っておくれ」「流れよわが涙」(ギター&チェロ、クラリネット、コントラバス)
ヴィルヘルム・カイザー=リンデマン:ネルソンM(マンデラ)のオマージュより チェロと打楽器のための「メタモルフォージス」
ニコロ・パガニーニ:チェロとコントラバスのための「ファンタジア」
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲より「ラルゴ・マ・ノン・タント」(チェロ・トロンボーン・ギター・コントラバス)
・・・2nd HALF-DANCES AT DAWN
アナタス・ウルクズノフ:チェロとギターための「タンゾロギアー」1)コンテンポタンゴ 2)ヴァルス・スラヴ 3)ブルガリア風ロック(チェロ&ギター)
エイトル・ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より「アリア」(チェロ&ギター)
モーリス・ラヴェル(というか・・・):「コラボレロ」(コントラバス)
ジョージ・ガーシュイン:「アイ・ガット・リズム」「サマータイム」
イスラエル民謡:「クレズマ-ズ・フライラッハ」
イスラエル民謡(マニー・カッツ編曲):「カナン人のメドレー」
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ダウランド、パガニーニ、バッハ、ヴィラ=ロボス、ラヴェル、ガーシュインがなんとかセーフで、あとは「いつの人?どこの国の人?」・・・
という状態で出かけたのですけど、ほんっとに面白かったです。
主催者というか首謀者のマーティン先生の演技やトークが面白いのは言うまでもないのですけど、やはり音楽的に気の合うもの同士ということが大きいのでしょう、クオリティもテンションも高くて素晴らしかったです。
1曲目はマーティン先生の超絶技巧。・・どうやって弾いているのかさえわからず(驚)
2曲目で全員がそれぞれソロを奏しながらステージへ
3曲目のダウランドの演奏のときは、「これは女性の前で弾く曲だから」と会場から3人の女性を前のほうにご招待。一緒にいったKやんは、マーティン先生のエスコートでかぶりつき特等席へ(笑)。
4曲目だけは「真面目な曲です」ということで、南アのマンデラ氏の苦難とその後を表現した演奏
5曲目は、コントラバスの演奏に釘付け。半音といってもあんなに指間があるのに、いったいどうやってあのようにメロディーを次々と弾けるのか・・・・
6曲目、バッハのふたつのバイオリンがチェロとトロンボーンに化けて、それもあまり違和感がないという不思議。トロンボーンって細かい音程とっさに作るの大変じゃないのだろうか・・(驚)
後半は舞曲。
1曲目と2曲目はチェロはもちろんなんですけど、ギターってすごいんだなあ、いろんな技術があるのだなあ・・とただただ感心。チェロの友人に「あのギター左利き用だね、逆だね」と言われて初めて気づきましたが、たしかに左右逆。
3曲目「コラボレロ」なんですけど、驚きです。6人で1台のコントラバス弾いてました。さてどうやって弾いたのでしょう・・・これを言ってしまうとまたどこかで演奏されたときに、驚きが半減してしまうといけないので、ネタバレはやめときます。
あとの3曲は、クラリネットとパーカスに呆然。クラって何種類あるんですか?今日はどうみても4~5本出てましたが。。パーカスはふたつの木琴系のものと、民族太鼓系がいくつか、あとどうやって鳴らすのかもわからないようなものが多数。
すっごく面白かったので「子どもも連れていけばよかった~」と友人と残念がったところであります。
これだけのものを1回公演?・・・と思うのですよね~。チェロはすべてのプログラムに加わってましたし、この楽器の編成だとオリジナルの楽譜もほぼないはずなので、編曲作業も大変でいらしたはず。チラシを見てお客さんが飛びつくかというと、この楽器の編成と曲目だと苦しいものもありますけど、「・・・なに?なにをやるの??」みたいな好奇心でいってもご損はなかったかな、と思います。
なんでしょうね・・・私はこういう企画はたまらないんです。
知らない曲がいっぱい、意外な楽器の組み合わせがたくさん、そしてトークもふんだん。
もっとこういうのやってくれないかな・・と思うのですけど、開催が難しいのは容易に想像がつきます。
・・ですが、さっそく次回を期待!