~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ワイドショー2題

2010年02月22日 16時49分12秒 | 雑感
1)プレナップ
ワイドショーを見ていたら、タイガー・ウッズの謝罪会見に関連して「プレナップ(prenup)」と呼ばれる婚前契約制度のことが出ていました。

なんですか、それ?

どうもこれのおかげでウッズは離婚せずにすみそうだ、という話なんですけど、もともとこれは慰謝料や遺産目当ての結婚を防ぐための制度だそうです。

5年ほど前に結婚した2人は「婚姻が10年続いたら、それ以降に万一別れる際、ウッズ氏はエリンさんに2千万ドル(約18億円)を支払う」との契約に署名していたといいます。
財産分与や慰謝料目当てのかりそめの結婚ではないことを確かめるためだったとか。 こうした婚前契約が米国で結ばれるようになったのは30年ほど前からで、離婚や死別に備えて、財産の区分けをあらかじめ決めておくのが狙い。富豪や有名人が、それほど資産を持たない結婚相手との間で結ぶのが典型的だということです。
そもそもこの二人は結婚してから10年たっていないので、上記の条件を満たしてないということらしい。10年未満だったらダンナ浮気やりたい放題やって、それでも奥さんはガマンガマンってことになるのもよーわからんですが。

・・・・いいんです、大富豪はまあどうでも。

笑ってしまったのは、次。

<近年は、資産家でも著名人でもない一般の夫婦に広がっているという。「預貯金や不動産の分配を決める例が多いが、持つべき子どもの数、配偶者のウエストの太さの上限、月々の性交渉の頻度まで明文化する夫婦もいる>

財産分与はいいとしても、ウエストの太さってねえ(爆)。
よく結婚式の頃の写真とウン十年後をくらべて「サギにあったようだ」とおっしゃるご主人(いえいえい奥様も)いらっしゃるようですけど、じゃあなんですか、どしてもダンナと別れたいと思った場合、高カロリーの食事を毎回出し、甘いデザートを出し、ごろごろしてても怒らず。・・・・いいぞ、いいぞ、とヘンゼルとグレーテルのおばば状態 。さあ、そろそろ契約の太さ超え~というタイミングで、三行半だったりなんかするわけ?
あと「持つべき子どもの数」って、どこの国の何時代ですか?こんなことをラブラブであるはずの婚約時代に持ち出す時点で、愛情を疑ってしかるべきじゃないですかねえ。
日本でもあるんでしょうか、こういう契約。



2)靴ひも
織田選手の靴ひもですが、その後の記者会見で「練習中にすでに切れていたのだが、感覚が変わってくるのがいやで、つないでそのまま使い、そこが本番中にほどけた」ということが判明しましたね。
織田選手は靴そのものも年一回の新調らしく、靴の感じが変わるのを嫌がるタイプだそう。
・・・わかりますよ、こういうこと。たかがペダル踏むためだけの靴ですけど、私も替えられずに困っています。今のにしてからすでに数年経ちますけど、替えた理由が「以前履いていたものが修理不能なくらいになったから」。まして、スケートの靴ですよ、そうでしょうそうでしょう・・・
それを知った高橋選手「そういえば、自分の靴の紐も切れそうになってたなあ」と言ったそうなんですけど、本田コーチが「あ、それ、昨日替えといたよ」とおっしゃったらしい。
つまり「替えられていたのに気づかなかった」ということですね。自分で替えるとまたどうだったかわかりませんけど、切れそうになっていたのが事実だとしたら、コーチ、ナイスフォローです。
しかも高橋選手は1月の大会が終わったあと靴を替えたのだそうです。それも本田コーチの履いていたやつに。驚くべきことにそれは、1センチくらい大きいサイズらしい・・・。

ピアノの世界にだって、かまぼこ型のデッカイ指輪してようが平気平気の超絶技巧の持ち主もいらっしゃいますが、爪1枚にちょっとエナメル塗っただけで気になって気になっても人もいます・・・・そりゃ気にならないほうが、本番強いに決まってます。
「だんだん気にならなくなる」というのもありますね。逆もあり。
そのあたり、織田選手、高橋選手にきいてみたいような気もします。