~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

すごいんですけど(・・追記あり)

2010年05月18日 23時40分40秒 | ピアノ
この方どんな方か知りませんけど、
ホロヴィッツもいっぱい音こぼしてた この曲、
この速さでこのカンペキさ(驚)




<追記:2010年5月24日>
YOUTUBEのコメントその他から、この映像にはある種の加工が施されていることが判明いたしました。
こんなに弾けたらいいなあ~という夢を実現してくれてます(笑)。
調査にあたってくれた、友人よっしー^^に感謝!
私も英語勉強しよ(爆)



指の厄日

2010年05月16日 22時54分18秒 | ピアノ
今日はなんだか指の厄日でした。

まず洗濯物を干していたときのこと。
ベランダに面した網戸を閉めようとして、なぜか左手の小指をパンとはさみました。
思ったより痛かったですね~
いちおう腫れてきました・・・くやしいことに。

次に夕方炊事をしていたときのこと。
調味料を取り出したあと、引き出しに左手の人差し指をはさみました。
これは指がそこそこ大きいだけにそこまでのことにはなりませんでしたが、少しは痛かった・・


こういうことは年に1回あるかないかの事故で、めったにないことなので、
どこか気が緩んでいるのだといえましょう~。
冗談でも、楽器弾く人はこういうことがあってはいけません。
最近は長時間弾いても、指や腕がどうこうということはなくなりましたが、一方で
こんなことがあってはなんにもならないですね。


・・・・気を確かに持たねば(笑)。

女は小さい?

2010年05月16日 00時43分37秒 | 雑感
ちょっと前新聞に「夫婦茶碗」の話が出ていましたが、それに関して、大きさが同じなのが男女平等でいいとか、食事の量に限って平等に意味があるのか・・という意見が書かれていたように思います。
飯碗については、大きさというよりは盛る量でなんとかすればいいことなので、それはまあ、ペアで見たときのバランスとか文化・意識みたいな話になってくるのでしょう。

なんでいきなりこんな話を・・・と思われたかもしれません。
本題は飯碗ではありません、名刺です(笑)。

昨日、パラパラっと名刺入れをみていたところ、
私のOL時代の名刺が出てきました。
・・・他の名刺よりひとまわり小さい・・・
一瞬「なんで?」と思ったのですが、そのころ勤務先の女性社員の名刺は男性社員より小さかったのを思い出しました。
社会と縁遠くなってから久しいのですけど、今ってこんなことないですよね?
私はそのころヒラの販売員だったので(というより新入社員)、ふだんは名刺は持たされていなかったのですけど、海外出張があったので横文字の名刺を持たされました。それも<coordinator>という即席の肩書きついてましたけど、名刺はお子さまサイズ(笑)。

別に男女平等とかなんとかガンバル気はありませんけど、こういうところでなぜか女性用のものが小さかったり、手紙などの署名にたとえば「仮装太郎 」とあるのはちょっと抵抗あります。


話変わって・・・

時々あきらかに不動産の売り込みと思われる電話があり、いきなり「〇〇といいますが、ご主人様いらっしゃいますか?」と一方的に言われます。
大きな買い物させたいのだったら、まず妻をロウラクしなくてどーする?!と思いつつ、
「私が主人ですけど、なにか?」とムッとしながら返してみるわけです。
すると
「・・え・・・・失礼いたしました・・・」と切られる。
これくらいでロウバイするようでは、あなたとはウン千万のお話はできませんよ。
次回ぜひ頑張っていただきたいものです。


かつては保護者のことを「父兄」と言い、子ども心に「父はわかるとして兄ってなに?うちいないけど」と思ったものです。
そんな中にあって「母の日」はかなり貴重な日であり、「たまにはお母さん割烹着はずしてください」的なねぎらいの日であったと思います(あくまでも当時の日本においては、ですが)。
子どもたちに言ってみても「何時代の話?」と笑われそうですけど、<ほんのこのまえ>のことです(笑)。

新幹線が通り、海外渡航が自由になった年に生まれた私の子ども時代のハナシですね。

年年歳歳曲覚えられず

2010年05月15日 01時57分32秒 | ピアノ
ひさしぶりに、数分かかるソロ曲をさらったならば・・・

休むところがない(爆)

当たり前なんですけど、弾きっぱなし・・・疲れます(殴)
20分も30分もかかるようなベートーヴェンのソナタなんかどうやって弾いたのか思い出せもしません。
まして、かつて1時間超のプログラムを弾いたことなんかさらに遠い記憶。

6~7分でカラータイマーがぴこぴこしてるようじゃダメですねえ~

年とってくると、小規模な曲を繰り返し丁寧にさらうような練習はたいして苦にならないのですけど、
大量のものを集中して仕上げるとなると、体力と記憶力が危なくて、なかなか困難。
まして新曲となると回れ右したくなります。
秋にはまたベートーヴェン(全4楽章)を弾くつもりなんですけど、まったく一から始めて暗譜まで持ち込むのは考えただけで頭痛が・・・(泣)。

あ、でもラロは丸覚えしましたよ(笑)。
だいたい弾けるようになったし。
初見くらいは頑張らないと(汗)・・・・これまで弾いた曲は片っ端から忘れ、俳優さんの名前も出てこず、長期記憶壊滅状態ですので、せめて中短期記憶くらいはなんとかせねば。

記憶の苦しさからすると、まだテクニック的なものは救いがあるかもしれないです。
何年か前にできなかったことが楽にできるようになってますし、前に進んでいる感じはあります。もちろん、それもこれもご指導の賜物なのですけど。

いろいろご意見はあるでしょうけど、今にして思うことは、
「大きい曲を若いうちにもう少しやっておきたかったなあ」ということ。
ある程度テクニックが揃いかつ曲が長くなる時期(中学高校)が、私の場合すっぽり抜け落ちており、そのあとはひたすら趣味のピアノだったので仕方のないことなのですけど、これは今にして見ると痛い。
ただ世の中には、60歳くらいで難しい大学入試や国家試験を受ける方々もおられるので、今から大曲がムリと断言するわけにもいきませんが・・・。


先日の室内楽修了演奏会を聴いてくださった方がたの感想で一番多かったのが
「うらやましい」
でした。少なくとも3人の方からはそう声をかけられたように思います。
これ不思議なんですけど、ソロを弾いたときはそういうことはまず言われません。
以前「うらやましい」と言われたのはコンチェルトのコンぺにでたとき。
「うらやましい」というのは「自分もやりたい」ということなわけなので、逆に言うとソロの20~30分もかかるものは「自分はちょっと・・・」ということなのかもしれません。

ただ私自身はそこのところをなんとか頑張ってキープしていかないとなあ、とこのごろ思うわけです。
ほんとにソロからは逃げたくて仕方ないし、実際、最近ふたつほど抜けさせていただいたのですけど(殴)、人前で弾く弾かないに関わらず、やっぱり厳しいところをなんとか維持せねば、と思っています。

・・・せめてやれるうちに・・・ということですね(笑)



照れとマニマニ

2010年05月13日 14時49分58秒 | 雑感
なにがめでたいって、わが師匠がパパになられました。

4月のコンチェルトを聴いた際の不思議体験が、なんだかつながった感じです。

びっくりしました~、全然知らなかったので。
ほんとにおめでとうございます。


ところで、そのまさにショパンコンチェルト第1番の第2楽章(抜粋)を午前中、友人と合わせてきました。
・・・あ、私は伴奏のほうですけど・・・
いい曲ですね~! 難しいけど、ま、伴奏だから気楽(笑)。

昼は別の友人(Mちゃん)とランチ。
幻想即興曲の話でもちきり(笑)。
「仮装さん、あれ弾くんですか?え、弾いてて照れる?わかりますわかります。あれって聴いてても照れますモン。『まだ日も高いのにいや~ん』みたいな」
・・・・え?「日も高いのに」?・・・あなた、いったい何を考えておられます(爆)。
「最後のほう、ラソミミファミドドレドソソとずっと下ってきて、左手でソソラソファソ~♪のとこなんてねえ、もう照れずにはいられませんよ」
・・・・わかってくれる人がいてよかった。いや私以上に照れてますね、この人。
で、二人で考えてみたわけです。この曲は<遺作>となってて「死後は破棄するように」との遺言に背いて存在するわけですが、ほんとに残したくない曲だったら作曲家の名誉にかけて自分で破るでしょ?それを「私が死んだら捨てろ」というのは、他人には弾かせたくない秘蔵の一曲と考えることもできるのでは?と。
いったいショパンの真意はどこにあったのか?・・・ナゾです。

Mちゃんとの会話中、なにかの拍子に私が
「このたびは」
といったわけです。
すると間髪を入れず、Mちゃん
「ヌサもとりあえず」と(爆)。
いやもうウケました・・・・死ぬかと思った。
しかも、
「仮装さん、この歌って百人一首ですよね?
<このたびは>はいいんですけど、<ヌサもとりあえず>もわかんないし、<かみのマニマニ>はもっとわからない。<マニマニ>ずっと謎でした。とりあえず丸覚え」

ヌサとかマニマニ・・、なにやらアフリカかどこかのかほりがします(笑)。

ちゃんとしたものをとりあえず書いておきます。

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菅家(菅原道真の尊称)
このたびは ぬさもとりあえず 手向山(たむけやま) もみぢのにしき 神のまにまに

<歌意>このたびの旅は、(御幸のお供をするあわただしさで)おそなえする幣帛も用意できませず、さしあたって、この手向山のもみじの美しい錦織のようなものを、神のみ心のままにおまかせします(から、、幣帛としてお受け取りください)。
※幣帛(へいはく):小さく切った絹布・紙で作られた、神への供え物。
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・・・なかなか楽しい一日。







新たな曲

2010年05月10日 22時14分48秒 | その他音楽
本日誕生日の友人(チェロ)と、明日誕生日の私で合わせをいたしました。

来月、あるクリニックでチェロのコンサートをすることになったので、その初合わせです。
まず選曲と順番がこれでよいのかどうか・・・弾けるのかどうか・・(汗)。
で、いろいろ考えて時間的なものとか、プログラムの雰囲気からして、1曲はピアノ曲、それも「いかにもピアノ曲」なのをいれようか・・という話になりました。
そうなると、昨晩も書いたように、すっごく困るのが私でございます(泣)。
名曲のたぐいのストックがない・・に等しい。
友人と相談して、「5分くらいでよく知られてて、できればショパン」という方向になり、考えた末でたのが・・・「幻想即興曲」。

うわ~コレ弾くの、私?・・弾けるの、私?
なんかわからないけど一人で照れましたね、ほんとになぜだかわからないですが(汗)。
この際、勉強と思って弾いてみます。ソロの上にショパン、さらによく知られた曲、・・という三重苦。私にとってはチャレンジですね。
もちろん弾いたことはありますよ・・・・中学の時と、大学でサークルに入って間もなくの時、さらに、なぜかデパートのサービスコンクールというものの寸劇の中で(爆)。

この曲、聴いてても照れるのに、弾けるのかね・・・まあがんばります。


夜は夜で、全然知らない曲の伴奏(コンチェルト)を頼まれ、今からどれどれと検索かけるところ。
・・・難しくないことを祈る・・・







ちょっとヒマでした

2010年05月10日 00時10分08秒 | 雑感
日曜朝から、子どものバイオリンレッスン。

今週ぜーんぜんみてやっていなかったので、いったいどうなっていることやら・・・(汗)。ドッキドキでしたけど、まあなんとか、でした。
娘もひとりで練習できたんだな、とちょっと感心。例によっていきなり「お母さん伴奏お願いします」とお声かかりました。娘、速く弾けるところもあれば、いきなり遅くなるところもあるので、合わせるのはなかなか難しいです。うちでの練習のときはどうしても、こちらが仕切ってテンポもとってしまうのですけど、ちゃんと弾くときは、子どもでもやはり自分で合図出させて、こちらは伴奏という形にしないといけないでしょうね。で、どう弾きたいのかをこちらからもきく。
まともにみてやると、ピアノ&バイオリンでかなり時間とられます。・・・だからめったにちゃんと付き合えないのですけど(汗)。

昼は家族でご飯食べて、ふらふら本屋やらDVDレンタルをのぞき、あと息子の誕生日プレゼントを買い・・ということで、珍しくぼけーっと過ごした日曜でございました。
昨日の土曜も特に何もなかったし。・・・・週末何もないって、かなり久しぶりな気がしました。


ピアノって次なにやるんだっけ??と考えましたら、とりあえず伴奏だらけです。
6月はサックス、チェロの伴奏。小さい曲ながら合わせて7曲・・かな?
7月はまたチェロで、これはベートーベンのチェロソナタの1楽章。
それぞれ合わせの日程も組み始めました。
これに自分自身の勉強としては、バッハインベンションと、チェンバロでヘンデル、です。
あ、ピアノのソロがない(笑)
・・・・・どうしたもんか・・・

ソロ曲、いわゆる「ピアノ曲」でやったものが少ないですね。
ベートーベンは毎年1曲ソナタを手がけていますけど、
ショパンのエチュードは・・きかないでくれ~・・ですし、
リストも・・・
ましてドビュッシーは・・・
プロコフィエフ、ラフマニノフ・・・
考えるとため息でます。あ、「ため息」も弾いたことないです(恥)。
やっぱりピアノ弾きではないですねえ~私は。

弾ける曲はもしかしたらあるかもしれないけど、弾きたい曲がないという状況。
教えるとなるとまあ、一生懸命勉強しますけど、でも自分のレパートリーにはならないですから。

まもなく46歳になりますから、ちょっと考えてしまいますね、いろいろ。
状況が変わらなければ、このままのんきにピアノ弾いてられるでしょうけど、
それもどうなるかは予測つきませんから、「できるうちにやれるだけ」ということもあります。

少し考えてみるか・・・・というところです。





演奏会当日のこと

2010年05月08日 14時02分48秒 | レッスン&セミナー
あっという間に日がたってしまい、このままでは修了演奏会当日のことを忘れてしまいそうなので、取り急ぎ覚書程度に。


ゲネプロそのものは9時開始。
自分の番は11時半近かったのですが、10時くらいに譜めくりを頼まれていたので、それまでに行けばいいや・・・ということで、スタッフの方々にバレると怒られそうな時間に起床。
・・・ええ、8時に起きました、すみません(汗)。
それから何やろうか、と考え、朝食の用意というほどでもない、家族用にただパンをテーブルに出したり、電子レンジでなにかをあたためたりして、自分はシャワー。
そんなことしてたら、もう朝ごはんを食べる時間も練習する時間もなく(殴)、バタバタと荷物をつかみ、ああ、もうバスも電車も間に合いません、・・ご主人さま、車で送ってくださいませんか?(依頼していることは<しもーべ>的なのに・・・)

玄関出たところでドレスバッグ一式を部屋においてきたことに気づき、携帯忘れたことに気づき、あともう1個なんか取りに戻りました。鍵かけたり開けたりすること3回。・・・終わっとる・・・・(泣)

舞台袖の部屋に入って「すみません、ここで食べてもよろしいでしょうか?・・・」とうちから握ってきたパンをこそこそ食べたり、いれてくださったコーヒー飲んでいるうちに譜めくり時間。
舞台のライトまぶしいなあ・・・楽譜の端っこ遠いなあ・・・しかも縮小コピー・・見えにくいのは老眼のせいではないと思いたいが。

譜めくりと自分のゲネの間にダッシュで買い物。
まずはSDカード&電池、頼まれたCD-R、次にキャッシング、それから2~3日前に買おうかと散々迷ったすえに買わなかったシュシュ(髪留め)。なんで今頃買うかと言われても困るけど、とにかく今日はこれでないと弾けない気がする(爆)。

戻ったら間もなく順番。
デッドな部屋でレッスンや練習をしてたのとはまるで違って、よく聴こえるし弾きやすくもあります。相変わらず一箇所、弦で「ええ~?」な箇所あり。本番は直ると信じてます(笑)。でも、私自身もミスタッチけっこうあるなあ・・・朝弾いてこなかったからいきなりだし。

12~13時まで楽器店のレッスン室を予約していたので、今さらなんだけど、指慣らしと調整に集中。大きなミスはないであろう、いやしないと確信&決意。
おにぎり2個とお茶を買って会場に戻る。

13時40分くらいから集合写真の撮影があって、14時には開場。

その後は4階の練習室で中学生たちの様子を見ていたり、ホール内で聴いたり、着替えたり、楽屋にいたりしてました。
まだまだ先だと思っていたのに、あっという間に第3部の開始、17時半。

中学生ピアニストがモーツァルトのピアノ四重奏を弾いてます。
レッスンやゲネプロとはえらい違い。みんな本番強いですね。袖ではそれなりに緊張して挙動不審な子もいるにはいるんですが(笑)、出るとシレっとして弾いて帰ってきます。エライ!

次自分だっけ?と思ってたら違った(笑)。間にブラームスの弦楽六重奏入ってました・・・・集中のやりなおし。
・・・・考えてみたら、あの先生もこの先生も聴きに来られているはずで、それだけでなく受講生の先生方ももれなく来られているはず(汗)。弦のメンバーはみな凄腕。・・・・こういうこと考えたらド緊張しますね。あそこでオチたら終わりだとか、ここで出遅れたらずれまくって崩壊、だとかもある。
でも怖いのは私だけでなく、プロとは言え、弦の方々もこの曲(ブラームスのピアノ五重奏曲第1楽章)はかなり怖いはず・・・・
・・・一通り考えたら、妙に落ち着きましたね。絶対大丈夫(笑)。

袖で松本さんに「落ち着いて・・でも行くところは思い切って!」と声をかけていただきました(ひとりひとりに出番前に声をかけ、戻ってきたらねぎらわれてるんですよ)。

舞台に出てみたら、客席真っ暗で何も見えず、上がりようもなかったです。
むしろ、弦メンバーの張り詰めた感じが伝わってきました。

演奏については、「悪くはなかったかな・・」という自己評価です。アドバイスいただいたことはできる限りやってみた、というところでしょうか。「修了演奏会」ということを考えれば、「ここ数日の学習の成果を発表してみました、ここから先さらに勉強です」ということでまずは良かったのかな、と思っています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~
長くなりますので、これ以降のことは書く機会があればまたそのとき、ということで。