やりました、マラソンで尾崎が銀メダルを取った。
先頭集団は黒人選手ばかり、ちらほらと白人がいて、その中で日本人選手4人がしっかりと付いていく展開に感動しながら見ていた。
最後まで勝負し見事な銀メダルだったと思う。
加納も藤永も赤羽もみんなそれぞれ良くがんばったと思う。感動した。
それにしても日本の女子マラソンは強い。
皆、身を削りながら精進した結果だと思う。本当に頭が下がる。
昨日の男子マラソンも同じ展開、と言うよりこちらはもっと露骨だった。
先頭集団はほとんど黒人選手、その後方に日本人選の集団がかろうじて付く展開。 画面にチラッと写った第2集団は白人選手の大きな塊だった。 もはや白人はあきらめムードの中、日本人選手達はは、喰らい付いていったと思う。
集団虐待で家族8人が殺される中走って走りきって逃げのびた人間や、幼い時に親戚に預けられて育てられたが、そこで冷たくされ他の親戚に引き取られた人間など、想像できないような厳しい条件で育てられた黒人選手、しかも彼らのDNAは圧倒的に優れている。 そんな中、恵まれた日本に居ながら過酷な状況に追い込み戦ってきた日本人選手は本当によく頑張ったと思う。 特に佐藤選手の後半の追い上げは見ていてすごかった。
このレースも、北京五輪後のマラソン人生もあきらめなかった彼に6位入賞と言うご褒美が来た。 神様ありがとう。
残り3.4キロみんな感じたと思う。 神の存在を。
9位ながらあきらめずに必死になって前を追っている彼の前に現れたのは2人、しかも前の1人は、疲労困憊していて入賞が見えた。 そして2人を抜き去って7位入賞かと思ったら前の1人が棄権していて6位入賞。 後半劇的な展開を迎えた。 本当にすばらしかった。 本当に良かった。
どん底から這い上がるのが会津の人間だ、会津の人間ならどん底から這い上がれ、 地元会津の人にこう言われて再起を誓ったと言う。
その他、周りへの感謝の気持ちを忘れていない。
「日本人の矜持」だの、「物凄い日本」だの口では偉そうな事を言っているが、彼らは本当の勝負をしているのだろうか。 日本国中に佐藤選手に恥じないような政治家が果たして何人いるのだろうかと思った。
佐藤がまさに日本の矜持だった。 ありがとう。すばらしかった。
自分も恥じないように生きよう。