反省して、、、、と言うより、 相手の立場を考えると余りに可哀想で、 自責の念もあって、
その後、その上司には丁寧な対応を心がけた。 気配り、持ち上げ、なるべく傷を癒してやろうと考えて。
しかし、それがあだとなり、、一時はおとなしくしていたが、段々と以前のような図々しさが出てきた。
その後、転勤してから 再度 移動で東京に戻った頃、再び付き合いが始まり、呑みにも行くようになっていた。
左遷から、昇進のストップ、窓際、、可哀想だが自業自得だったから仕方ない。。。。。 それを慰めなどしていたから相手は良いように振舞っていた。
ある時、突然電話がかかって来て、呑みに行った。 用件は、 「お金を貸してほしい。50万円」
銀行員が後輩から金を借りるか?? ふつーはありえない。。 それだけあほ、、なのだ。
職業柄よろしく、、、詳しく事情を聞けば、、サラ金に手を出し、利子も払えないとの事。 当然使った金は遊興費だったのだろう。
一時的な利子を借りてもどうにもならないだろうと感じて、、、元金全額を返すように勧めた。 自分が貸して。
それから、またまた、相手の馬鹿さ加減を知る事になるのだが、、その時は「可哀想」が、勝っていたのだ。
左遷されても、外れていても、銀行員だから収入は大体わかるし、大丈夫と踏んでいた。
一気に返済した元上司は、再び羽を伸ばし始めたようで。。。。 少しすると私への返済が滞るようになり、飲み歩いているようなうわさも聞こえて来ました。
こちらは、しつこく督促し返済させた。 たぶん、金が回らず、再びサラ金に手をだして私に返済していたのでしょう。
時には平気で嘘をつき、 、、 居留守を使い電話に出ない事もあった。
会社もわかっているし、会社に連絡されれば困るのは自分なのに全くの馬鹿なのだ。
余りに連絡が付かないから、会社にも連絡を入れる。 これは効果満点ですぐに反応があった。
それにしても、昔の部下に、、、居酒屋で毎夜毎夜罵倒して発散していた相手に、、、
厳しい取立てをされる
心底アホな上司なのだ。
そんな事が何年もつづいて、、、、無理やり返済をさせていたのだが、、、
遂に先方はケツをまくってしまった。 私は家も住所もしっている。 家族も知っている。
そういう状況で、、、その先何が待っているのか想像することも出来ない、そんな脳みそしか持ち合わせていないのだ。
その後、自分に都合のいい話ばかりして、誰かに相談でもしたのでしょう。
先方から、
酷い取立てが犯罪になると言う週刊誌の記事と、これ以上厳しい取立てをするのであれば訴えるとの封書が届いた。
その間、お金を貸してから約5年。 俺も疲れて来た。 そこそこ返済されたし、
余りに追い込んで、、、などでもしたら、、と考えて取り立ても止めて、 それから付き合いは無くなった。
しかし、、しかし腐れ縁は続くのだ。