入院中ながら、
本日、6/16日は 故関川博明師範の命日です。
早いもので、今年は7回忌です。
何も出来ないのですが、
せめて家にいれば、酒でも呑みながら色々と回想し、偲び、感謝する事位は毎年しているのですが、
今年は入院中で、それさえできません。
自分にとっても良い時間が無くなって残念です。
サラリーマンとは、無縁の家に生まれ、
人とは全く違った価値観で生きていると認識していたにも関わらず、
何故か、いとも簡単に、すんなりとサラリーマンの道へ進む事に。
畑違いの環境を与えていただき、それまで大の苦手だった事を苦しみながらも次々と克服し
新たな自分に出会えたこと、
世間にアジャストし、多少は柔らかく生きるように慣れたこと、
は、良かったかもしれない。
しかし、就職を堺に人間はガラッと変わってしまった。
それまで、必死に積み上げた物を無くして。
それまでの生き方が新たな環境に馴染む事を邪魔をしていたが、それでも苦しみつつ進んでしまった。
師範は、そういった選択をしないで済むよう有り難い選択肢を与えてくれたのだが、当時は事の大事さに気づかなかった。
どの選択が正しかったなどはないのだが、
今となっては、
どうせこういう人生となるのなら、違った選択をした自分を見てみたかったとも思う。
無理して苦手な道へ行かない様にそのままの道も用意されていたのだった。
師範を思い出すと、そう言う事もおもいはせる。