アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

まず仇日教育を廃止して

2024年12月06日 | Weblog
 9月に中国の深圳日本人学校に通う10歳の男子児童が保護者と一緒に登校中に、刃物を持った男に襲われ死亡しました。

 6月には、江蘇日本人学校で、スクールバスが刃物男に襲われ、日本人の親子がけがをしました。男を止めようとした、バス案内係の中国人女性(54歳)が刺され死亡しました。

 これらの事件の背景には、「中国経済の悪化」「社会への絶望感」のほか、
「日本人学校なら襲ってもいいだろう」
 といった、中国社会を覆う反日ムードのようなものがあったことは…否定できないと思います。

 反日教育は、今もおこなわれています。今は、「仇日教育(きゅうにちきょういく)」と呼ばれています。
 中学校2年生の「中国歴史」では、南京事件(1937年)について、次のように書かれています。
 
 日本の侵略者が向かう先では、必ず「焼く、殺す、姦淫する、略奪するという行為」が行なわれた。日本は、悪の限りを尽くした。日本軍は南京を占領すると、南京人民に対し血生臭い大虐殺を行なった。この罪の大きさは天まで届くほどである。

 小学校5年生が学ぶ「道徳と法治」には、
 九一八事変と南京大虐殺は、ひとりひとりの中国人の心の中に最大の屈辱として記憶されています。それは民族の苦難であり、国家の災難です。

「南京大虐殺」死者数については中国側は「30万人」と主張しています。それは、虚偽という研究があります。
 南京の人口は、日本軍占領前が20万人。占領1カ月後が25万人だったのだと。南京市民より10万人も多くの人が虐殺された?つまり、「南京大虐殺などは、なかった?」。

 ありもしない事を教科書に載せて「仇日教育」をしないでいただきたいもの。

 仇日教育を受けてきたであろう、日本人学校バス案内係の中国人女性。刃物男から日本人の親子を身を挺して助けて下さった。ありがたいことです。
 そして、私は、「仇日の中国人なら、日本人を見殺しにしてもおかしくないだろうな」と、思ってしまいました。少しでもそう思った自分自身を恥じました。仇日教育を受け手も、「人としての矜持は守る」そういう中国人もおられるわけで…。

 少々前ですが、太平洋を航行していた中国の貨物船で、中国人乗組員が急病になった事がありました。
 日本の海上保安庁が東京の病院に搬送し、船員は元気になりました。
 これに対し、中国大使館は日本側に謝意を表明しました。このときも、大変驚きました。
 中国が、日本に対して謝意ですから!あり得ないと思いましたよ。「人間の心」って、元来「感謝」を忘れないものなのですね。

 日本人は、困っている人がいれば、人種国籍を問わず助けます。
「仇日教育をしているから、中国貨物船の乗組員は助けない」 などということは間違ってもない。それが、日本人!
 だけど、深圳日本人学校の10歳の男の子…この憤懣は、どこへぶっつけたらいいのか?


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