釣り方
1.川に入る前に高い位置から鮎のいるポイントを確認する。
2.仕掛けのセットは、必ず入川前にする。
3.川に入る際は、特に波立ちや音を出さないように静かにする。
4.狙ったポイントに竿が届く範囲の石の上に乗る。(落ちないように)
5.ポイントを確認し、ポイントの3m下流へナマリの音がしないように静かに仕掛けを投入する。
6.水中にナマリが入ってからゆっくりとポイントまでナマリを持っていく。
7.ポイントに入ったら竿を緩めてナマリを沈める。
8.4秒待って軽く上流に斜め45度で合わせる。(強く合わせると竿が折れる原因となる)
9.根掛りしたような感覚から、掛かっていたら手元に反応がある。
10.掛かっている場合は、すぐにそのポイントを移動して取り込む。
11.23㎝クラスまで引き抜けます。2匹以上の場合は、ゆっくり寄せて下さい。
12.良いポイントなら一箇所で3匹くらいは掛かります。また、他にポイントに移動した後、1時間以上経ってからもう一度やってみると掛かる場合があります。
13.合わせても掛からなかったらもう一度同じように繰り返す。
14.決してコロガシのように広い範囲を探らない。
15.広い範囲を探ると、竿の陰におびえて鮎がいなくなります。
16.この釣り方の最大のポイントは、鮎を目視で確認し、そのポイントのみ攻めることです。へんな色気を出すと釣果は上がりません。
17.また、掛かった鮎を外す際は、掛かっているハリを持って外してください。もう一方のハリを持って外すと、鮎の重さでハリの又が折れることがあります。
18.鮎を目視で確認する為には、偏光レンズも高級品を使って下さい。帽子に取り付けられるようなものでは、ギラギラ感は無くなりますが、水中の様子は良く見えません。
19.根掛りした場合は、何匹か掛けたポイントなら外しに入って下さい。ポイント移動の良いタイミングとなります。そのポイントは、又後から掛けに来ればよいので根掛りは、必ず除去して下さい。
20.竿は、横に振って合わせるのではなく、斜め45度の方向へ、それも水中のナマリが30cmくらい(気持ちで)動く程度で合わせて下さい。横に振ると鮎が移動します。
21.サイトフィッシングの釣り方は良く掛かります。しかし、必要な数だけ掛けたら終わりにして下さい。乱獲とならないよう、楽しく釣りをしましょう。ラインが細いのでどうしても片手で竿を持ってアユを取り込みますので、手首を傷めることが有ります。痛いなと思ったらやめて帰ったほうが良いとおもいます。