○2年後。2年前、大震災だけでなく我々の周囲でも、激震を感じた激動の諸事があった。
いろいろな思いを抱えながら過ごしつつ、遅々として進まない作業に苦しむ。しかし一つ一つするしかない。
生きていればこそ知ることも、味わうこともある。
(写真:JR佐賀駅のひなまつり)
本日のBGM:
ニュース845福岡(NHK総合、3/11 20:45~)
自分も帰宅が遅く、なかなかそう毎日見ることができないのだが、福岡では宵のニュースは野村正育さんが担当していて、時々845にも現れる。
まさいくさんも、ちょうど2年前、東北大震災直後に東京から福岡に赴任してきた(音楽もその頃に、以前の少し暗めの音楽から、今のちょっと明るい方のやつに変わった)。東北から九州に移ってきて福岡で生活している人たちの感覚もわかるんじゃないかと思う。
2年前の当初は、NHK7時台の中央・東京のニュースの安定の正統派と思っていた正育さんの声が、いきなりローカルな「直方」とか「飯塚」とかの地名と、そういう地域のニュースを発声するものだから、結構イメージのギャップがありゴージャスに衝撃的だったのだが、今はだいぶ定着してきたのか。それも年月ということか。同時に、その年月の間も傷の癒えない大変さがずっと止まず続いているということは深刻である。
ニュースでは納谷悟朗さんの訃報もあった。銭形警部やショッカー総統以上に、テレビの洋画劇場で見たベン・ハーとか十戒とか猿の惑星とかのチャールトン・ヘストンの声(子供の頃はヘストンの顔の外人の人がこの声で日本語でしゃべってるんだと思ってた)など吹替名画の記憶がかなり強くある。追悼。
(20130311)