「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20130724

2013-07-24 | 矮小布団圧縮袋

○(鹿児島本線を行く旅の続き)JR久留米駅で下車。九州新幹線が出来て、久留米のJRの駅も新幹線ホームや、在来線から上がったところなども、すっかり新しくなってしまっている。


 構内にはどことなくオルゴールか何かのようなBGM音楽が流れておるのですが…おお、これは「赤いスイートピー」ではないですか。(※久留米に関連するということで松田聖子さんなのか?ご当地ソング??)そして

   
 こ、これは久留米のゆるキャラ「くるっぱ」(!?)らしい。「久留米には、やっぱり河童がすんでいた。」河童が多い地方だ(佐賀にもいたが)。お散歩がてら、なんとなくキイロイトリが記念写真を撮ってしまった(笑)

 
 駅前は少しずつ新しいものが出来始めているのかもしれないが、どちらかというと西鉄久留米駅前の方が商店街アーケードがつながっていて賑やかな感じがする。

本日のBGM:
 仮病をつかおう / KinKi Kids ~Cue (LIVE version)/ Yellow Magic Orchestra ~エアコン/ 細野晴臣 
 学生や20代の頃であれば、2時3時と遅くまで起きていても気にしなかった夜型人間であった。が、もうこのところ朝8時頃には出て出勤なので、23時台を音楽を聴きながらなんとか耐えていても、24時台にはそろそろ睡魔が来てしまう。そこで考えた。23時50分頃、NHKのニュースwebの斉田さんの天気予報の頃までに入浴も後片付けもすべて済ませて、寝室の所で水分補給用の麦茶を用意して、いつ寝落ちしてもいいようにして、ラジオを聴けばよいのだ、と気づいたのである。そこで火曜夜はそれでやってみた。
 これは、なかなかいい(←ナレーター・松重豊みたいな感じで・爆)。
 もう、番組が始まって「YMO界隈」の音楽が流れ始めると、何か本当に「ほっとして」睡魔とともに心地良く意識が朦朧としてきて、かなり半醒半睡状態でうつらうつらと聴いているから、脳内の深い所に効いてそうで余計危ないww。そして24時40分台あたりで上記のごとく、RKBのAMラジオからは「どんなもんや」のKinKiナンバーが流れ、NHKFMからはライブと環境音楽風(!)のやつが流れ、それらが渾然となって脳内に流れ込むというカオス(笑)となり、そこでまたふっと意識を取り戻した次第だ(なにやってんだww)

 しかし朝起きて、出勤前に「あまちゃん」が始まるとそこにピエール瀧の寿司屋の微笑みがあり(ハビエル・バルデムじゃないけど・爆)、そして「熱中症危険」の昼間の一日中を働き、夜になって帰ってきて寝る前にYMO特集で意識を失いつつ眠りに墜ちていく毎日…なんて、なんというテクノな、しかもワシらの琴線に触れる隠微な仕様の夏なのか、と。こういう刺激を徐々に受けていくと、脳内から奇妙な反応がじわじわ始まりそうというか、ずっと記憶の底に沈んでいた無意識の中のいけないことを思い出してしまいそうな気がするというか、少し怖い(笑)。
 「何か、濃いぞw」という人もいるかもしれないが、いや、これが普通だった頃があった。そんなこと言ったら1981~83年頃なんてテレビもラジオも音楽もドラマもCMもすべて普通にこんなんだったような気がする。ドラマ「夢千代日記」もあり、YMOもJapanもいて、土曜ワイドの天知茂の明智先生も、新・必殺仕事人もザ・ベストテンもアニメのパタリロ!もやってた頃だ。今思うと妙に耽美なものが非日常なのか日常なのかさだかではなく溶け込んでいたような、異様な密度の濃さだが、その中で普通に、ストレートに、面白いな~と受容するという、今思えばそんな贅沢な環境で育ってきたような気がする。でもそれは、日本が「バブル」だったから、じゃない。むしろそうなる前だ。まだ程々に、しかし不思議な空気が流れていた、その前の頃だと思う。今がスカスカなのかどうかは知らないが。
 ワシらが英国映画やドラマなどで「ツボにはまる」的表現で「来る」、と感じるようなものを、クドカンは結構「日本的」にやってくれて、拝金主義にして軽薄短小な2010年代に対して、80年代的ヲタクの「数寄」の本意本情を、案外皮肉にも訴えかけてくれているのかもしれない(※最初、正体不明の水口さんの出現の仕方を見てた時、あの田舎の町に人々がひっそり身を寄せ合っていく話の夢千代日記season3の記憶喪失みたいな松田優作をちょっとだけ思い出したりした視聴者である・爆)。(20130724)
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