「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20130713

2013-07-13 | 矮小布団圧縮袋

○世は連休だが土曜は出張。佐賀市内の唐人一丁目とか中央橋の付近。それにしても危険すぎる炎天下なのに、外を移動中である。
 キイロイトリ「ハゲシク テリツケテ キマスナ」うーむ。水分補給も心がけて注意せねば。

 
 近くに遭遇した建築。入口で「女」「男」が分かれているので、元銭湯?と思って撮影し、帰ってYahoo!の地図で調べたら、牟田銭湯(昭和前期?)という建物だった。こういうものも近代化遺産的なものの一つで、佐賀市内は少し歩くと、すぐこういう渋い場所に出会える。出張時はカメラ必携。

本日のBGM:
 映画「スカイフォール」(WOWOWシネマ、7/13 21:00~)主題歌:アデル
 家に帰ってきてから見る。公開時に映画館で見るには間に合わず、ようやく視聴。たまに「シャーロック」とか見てても(腐女子っつのはイギリスにもおるようやね)と感じるこの近年であるが、この映画も007映画とはいいつつも、サムメンデス的な家族喪失的ドラマとかジュディ・デンチ大暴れとかキイハンターの中丸忠雄さんを思い出すハビエル・バルデムのちょっとキモいへんてこな感じとかベン・ウィショー君のヲタクぽい物腰とかロンドンからスコットランドの荒地へとか、ただそれだけでとにかく英国風なドラマだったことがよくわかった(スカイフォールの意味も分かったし)。卑近な喩えだと「元上司のパワハラを恨んで係争中なやつが大事になって調査委員まで巻き込まれて刃傷沙汰」みたいな話ってどこの会社でもあったりするのかなあ、とか思い出したり。バットマンビギンズとかダークナイトでも思ったけれども、所謂「ヒーローもの」はだんだんこういう「実ぽいファンタジー」仕立ての映画になっていくのだろうか。ダニエル・クレイグも所謂男盛り、ある時気がつくとじわじわ来てて心にひっかかって残るような俳優で、テレビでクレイグのボンドものは3作品やっと追いついたけど、今時言わずもがなだが映画そのものが微妙に面白い。ちゃんと「斜陽の大英帝国」と「人々の高いプライド」「手仕事の匠」(?)なアナロジーがあちこちに効いている。(20130713)


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