昨日は週明けの月曜日。「町田に負けた」っていう事実はボクらは既に知っているわけだけど、「それぞれ夕方の情報番組で町田戦の敗戦を報道する各TV局は、どんな風に県民に事実を伝えるのだろう?」という興味もあり、ボクは各局のアルビ報道をザッピングし比較して見ました。
はっきり言います。BSNの「スポなびっ!」が、他局の報道よりも抜きん出ていました。BSNは新潟県民やアルビサポーターが「欲しい情報」「知りたい情報」を、的確に報道していましたよ。ゲームの流れを淡々と伝えるだけの他局とは、大きな違いがありました。中にはゲーム映像すら流さないで結果のみを伝えただけの局もありましたからね。
今回の町田戦では不動のCB・稲村がケガで不在の中、樹森監督が3バックを採用したことが裏目に出たことは誰の目にも明らかでした。後半スタートからDF森に替えてFW矢村を投入して4バックにしてからの方が、アルビの攻撃は明らかに活性化していましたものね。
BSNの「スポなびっ!」では、「樹森監督がなぜ3バックを採用したのか?」「それがなぜ上手くいかなかったのか?」という点について他局よりも詳しく報道しており、ボクとしてはとても興味深かったです。
稲村が不在のDF陣の中で、樹森監督によれば「町田の強烈な前線の3枚に対し、マンツーマンでマッチアップして攻撃を封じる」ことを意図しての3バックだったとのことです。樹森監督はこのシステムで、前半相手の攻撃を0点に抑えることを画策していたようです。まぁ結果はそうはならなかったわけですけどね。
それに対しキャプテンの堀米は、「僕たちは1人1人が個の能力ではがしていくというよりは、相手のズレとか一瞬のそういうものをコンビネーションで打開していくのが得意な選手が多いと思ってるので、完全にマッチアップする相手を決めてゲームがスタートして、『あ、楽だな』と思ったのはおそらく相手だったんじゃないかな」と語っていました。ただ、決して樹森監督の作戦を批判しているわけではなく、
「『悪くなかった』という試合数は過ぎているので、結果が出なかったというところは全てだと思います」「自分たちのスタイル、今、監督が取り組んでいることを、疑ってバラバラになったら全てが終わると思うので、チーム全員が同じ方向を向けるように、次のルヴァンでちょっと空気が変わればいいなという思いはあります」と語っていました。
さすがキャプテン。きっちり戦術の評価をしつつも、チームのまとまりを第一に考え気持ちを引き締めているところはさすがです。
まぁ、こんな感じでBSN「スポなびっ!」は放送されたわけですが、明らかに他局の報道よりもボクの胸には響きました。さすがBSN!やるなぁ!「スポなびっ!」です!
そう言えば1週間前の前節ベルディ戦の結果についても、「スポなびっ!」の報道が興味深かったことをブログの記事にしていましたね。↙
スポーツコーナーを担当するディレクターさんが替わったんですかね?「今シーズンはBSNの報道に注目だな!」と、ボクは心の中で思っています。これからも期待していますよ。女剣士・大塩アナも頑張れ!