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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

「昆布森が今、気になっている場所」241123

2024年11月27日 14時09分11秒 | 季節
●1)「昆布森が今、気になっている場所」
  江戸時代の文献に「コンプムイ」「昆布無以」などと記載されてきたと記憶していますが旧釧路郡昆布森村役場所在地、「チョロペツ川」河口の「字昆布森」と考えてきました。
 これまた記憶ながら、一に
 景観図。谷元旦 画 佐藤慶二 編著『蝦夷奇勝図巻 松浦武四郎自筆考証文付』(朝日出版 1973年)の中に一点。『国後与里箱館迄東蝦夷地陸地道中絵図』(市立函館図書館本)中に、「「昆布無以」などの集落景観図が含まれ、いずれも拙編『釧路の近世絵図集成』(1992年 釧路市)に確か収録したハズ→『集成』が手元に見当たらず不確かですが。
 二に「久寿里会所」(現 釧路市南大通八丁目 佐野碑園)からの里程距離数。6里=24キロほどの標記で現行路線とは異なるも、ほぼ推認距離かと。
 三に立地条件に照らして、資源・生活水・舟澗(ふね・ま)=本州側海洋舟の着岸に適す。などの諸点から「漁業番屋」設置の条件を備えている。また、アイヌ民族にとっても「チョロペツ川―尾幌川」経由で、厚岸湾と太平洋を結ぶ交易路の可能性が高い点。
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