パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

ことばの持つ意味

2013年12月25日 | ヒッポファミリークラブ

ボンソワー  フランス語の挨拶です。

最近のパッキーハウスは・・・・・

ちょっとピンチで、住人が半分になってしまい。いずれも帰国や引越しなどこの時期はしょうがないかな。

ですが、そこに入ってきた、新住人がフランス人のシェフで、しかもオタクとのこと、コミケとかリュックしょって行く雰囲気らしく、

ちょっと会ってみたい感じ・・・いろいろ楽しみな多言語大家生活です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、タイトルの件ですが、先日ヒッポの青少年を集めたお楽しみ会がありました。

その中の一つのゲームで、顔伝言ゲームというのをやりました。

各チーム10人ぐらいに分かれ、一列にならび、先頭の人から伝言を伝え、

後ろにまわし、最後の人がその伝言がなんだったかを言うというもの。

でも、その伝言が、「顔」 なんです。お題に出された表情をそれぞれが

伝えて、最後まで上手く伝わるか!という不思議、珍しゲーム

 

最後の人はそれを多言語で言うんですが・・・・

だいたいどれも上手く伝わらず、喜んでいる表情を伝えると

それが、すっぱい 顔に変わっていったり、

初めは喜んでいたはずなのに、いつの間にか困った顔になったりと

結構それはで笑えたのですが、

私には最後の多言語にするというのが、難しかった感じがしました。

 

伝わってきた顔は 「困っていた」ので、困るを考えたのですが、

中々思い当たらず、韓国語なら、心配するを思いだしましたが、

それもちょっと違うし、

ロシア語で答えた人も、ニュアンスは合っているけど、ちょっとちがう。とのこと。

 

帰宅して次男にこの話をしたら、「困る」って良く使うけど英語だとなんだろうて

結局調べてみると、トラブルを使った熟語が見つかり、

でもトラブルって言うとなんか、もう日本語化してしまって 困るというか、

もめるというイメージ、まあ、トラブルはトラブルってことかな。

 

ダイレクトにそのニュアンスまで伝えたい時って

訳すことは難しい。やっぱり母語として捉えるのが一番しっくりいくのかな。

多言語活動のヒッポでは、イチイチ訳して考えることはせず

母語として捉えています。赤ちゃん達はもちろん

置き換える言葉をもっていませんからね。

 

不思議な体験の 顔 伝言ゲームでした。

あ、伝言ではなく、伝顔ゲーム ですね。