パッキーの多言語日記(ヒッポファミリークラブ板橋)

多言語活動、ヒッポファミリークラブで体験する面白い話や、小ネタをきままにつづっています。

子育てについて!

2014年07月27日 | ヒッポファミリークラブ

ジン ドーブレ   ポーランド語の挨拶です。 毎日溶けそうに暑いですね。

 

さて、子育てというタイトルですが、なるほど・・・という話をここ続けて聞いたので書いてみます。

 

ヒッポでは夏にたくさんの青少年たちが海を渡りホームステイにでかけます。

下は小学5年生から一人で、現地の家庭に入るわけで、

考えたら、自分が小学生の時そんなこと、考えられなかったなと思う。

 

先日も大山のメンバーのMが元気に、明るく、ピースサインを送りながら、韓国に向けて

沢山の仲間たちと出発しました。

 

 

彼女がヒッポに入ったのは、まだ幼かった時。スペイン語の自己紹介を

ずっと続けていましたが、2歳ぐらいの時に、 ドスアニョスと

言い はじめ、やっとスムースに言えるころには、

トレスアニョス つまり3歳になり、

やっとトレスアニョスがスムースに言えるように

なったころは、もう4歳。 

なんてことを繰り返していた日々も懐かしく。

そして、このたび5年生となり、待ちに待ったホームステイに出かけたわけです。

 

といっても、初めは韓国に行くというのは ぼんやりしたイメージだったようですが、

時期が近づくにつれて、自分事になり、自分の足で動き、自分のことばで話すようになり、

見事な成長を遂げていました。

 

 

ヒッポの環境に入ってから数年の経過がありましたが、この時期をずっと見守っていた両親

そして母の言葉ですが、

Mは今年の春ぐらいまで、ヒッポはゲームをして楽しむところだと思っていたらしい。

 

ところが、この交流準備を通して、大きく変化し成長した娘を見ていて、

ヒッポでは「積極的に待つ」場だと感じたとのこと。

 

 

「積極的」という言葉と、「待つ」 という言葉は 何か相反している感じですが、

何もせずに待つのではなく、やれることをやって待つ。

そして機が熟して来た時 その時がやってくる。

 

確か 易でも 同じような意味の「水天需」という卦があったと思うけど。

 

とかく最近の世の中、すぐに答え、すぐに成果、すぐに変化が

求められていますが、時間は一人一人ちがい

むりやりその時間を決めても決して上手くいかない。

人もやっぱり自然。不自然なことをやると上手くいかない。

 

「自然にな」とよくヒッポを作った榊原さんが本にサインをしてくれますが、

Mにとってはまさに、その時が来たのでしょう。

 

2週間、色々な経験をし、いろんな思いもしながら、過ごしていることでしょう。

 

 

 

そんな思いを語りながら、無事の帰国を待ってい仲間たちです。